Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記
(MYROT編−1998〜2001年)

 ( 1999-09-24 -  )     
2001-06-25 更新 


[おまけINDEX]
 
1999年のMYROTその2 1999年のMYROTその3
2000年のMYROTその1
2001年のMYROTその1

Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(2001年その1)
 ( 2001-01-16 −   )     
2001-06-25 更新 
リコーダーオーケストラのおけいこNo.21 (2001-06-19)
★暴露?!
 山梨県都留でのMYROTのリコーダーキャンプ&コンサートからはや3週間ちょっとが経ちました。今思うとあれは夢だったのかというほどのイベントでしたが、また今月もMYROTの例会に銀座まで出かけました。
 キャンプの写真アルバム、メンバー手づくりのCD-ROMに焼いた写真集、コンサートのライブCD、それに全員の楽しそうな表情の記念写真など、メモリーグッズがたくさん出回り、CDと記念写真は全員のお土産に、CD-ROM写真集は1枚100円で分けていただいて、持って帰ることができました。すごく嬉しい記念品でした。作成してくださったI氏、Y氏、O氏に、そして写真をみんなにプレゼントしてくださった三島のカメラマンの内山さんに感謝!!そして、再度お世話になった実行委員の方々に感謝でした。
 でも出来立てほやほやのライブCDを聴いてみたら、本番が一番良かったと思っていた演奏だったのが、実は結構雑で、音程がよくなかったりというのが、ちゃーんと録れていたので、まだまだ足りないところがスッカリ暴露されてしまっていたのです。吉澤先生もわかっていたこととは言え、これからうんと鍛え甲斐があると思われたことでしょう。
写真を見たり、CDを聴いたりしていて、今回はなかなか練習に入れなかったのですが、いざ、練習に入ると、吉澤先生からやはりコンサートで気になった音程をかなり念入りに指導されました。今回は特にソプラノが念入りにしごかれましたが、これは何もソプラノに限ったことではなさそうですので、次はどこのパートがしごかれることでしょう。
 まずは音階、ハーモニーの練習から。アルトとバスのF管とソプラノとテナーのC管とで交互に片方がドを吹き続けているのに対して、ドレミファソラシドレミ・・の音階を吹いていく練習をしました。つづいて青本の14〜16ページの和声練習、非和声音の練習。

 今回は新しくP.ワーロックの「カプリオル組曲」全6曲をS,A1,A2,T1,T2,Bの6パートで練習しました。まずは初見で通してみましたが、はじめの2曲くらいまではなんとかなるものの、後半はとても難しかったので、「ひゃー、あやややゃゃゃ」とやっているうちに終わってしまって、とても歯が立ちませんでした。練習しなきゃダメ!の曲でした。通してみた後は、2曲目のパヴァーヌと1曲目のバス・ダンスを練習しました。この曲はFRQことフランダース・リコーダー・カルテットのCD「フランダースの笛」の最初に収録されている曲で、リコーダー吹きならぜひ演奏してみたくなる曲の1つだと思うので、この曲が練習できるのは大変嬉しいのです。でも聴くと吹くとでは大違いで後半の曲はかなり練習しないといけないだろうなぁと思っています。
 パヴァーヌは優雅な踊りの曲で、きれいなメロディーにタ〜ンタタ、タ〜ンタタという太鼓の響きが重なり、あちこちのパートで引き継ぎながら演奏します。
 バス・ダンスでもそうでしたが、ソプラノの音程を注意深く指導された吉澤先生。「自分の音が聞こえないくらいに吹いて」という指導に、ソプラノ以外のパートの人も気づかされたことでしょう。大勢のリコーダーオーケストラの中では自分の音が聞こえないので、自分の音を聞こうとするあまり、余計に吹いてしまって音程が狂う傾向にあるので、自分の音が聞こえないくらいに弱めに吹く、ということが音程あわせに重要だということを、ソプラノパートへの厳しい音程の指導(吉澤先生のご指導はいつも優しく柔らかく、ユーモアに満ちたものなのですよ。)を目の当たりにして、音程に対しての耳の傾け方、吹き方を教えていただくことになりました。
 いよいよ、今期のMYROTの練習も残すところあと1回となりました。次期の会員登録手続きの案内もあり、登録確認やパート希望などをしなければなりません。わたしは今まで2年間バスパートで参加してきましたが、今度はどうしようかなぁ。パートを変わってみようかしらねぇ・・・。
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MYROTリコーダーキャンプ&コンサート in 都留 (2001-05-26〜27)
★MYROT初のコンサート・・・
 待ちに待ったMYROTリコーダーキャンプ&コンサート。山梨県都留市のうぐいすホールを会場としたリコーダーキャンプ&コンサートでした。総勢50名ほどのMYROTが結成以来2年めにして初めてコンサートを開くことになりました。結成のもとになった都留音楽祭のゆかりの場所でコンサートを行うことができました。2年めとは言え、月に1回の練習でメンバーのみなさんの顔と名前がまだ一致しないという状態でキャンプに臨んだのですが、1泊2日の合宿の間にはほとんどの方の名前とお顔を覚えることができ、俗世間を離れて、緑豊かなうぐいすホール周辺でリコーダー三昧の初夏を楽しむことができました。

  26日(土)   27日(日)
11:30 スタッフ集合
(Kさん、Mご夫妻、I.M.さん、Hさん、Oさん、ごくろうさまです。お世話になります。)
7:00 朝食
(雨降りのお天気・・。朝食もしっかり食べて腹力をつけてっと)
12:00 メンバー
うぐいすホール集合
(Tさん、Sさん、途中でIさんと一緒に中央線、富士急鈍行の2時間程の小さな旅。田植えされたばかりの田んぼがきれいでした。)
8:30 ホールへ移動
  会場設定
(木の薫り、木目の美しい素敵なホール。)
9:00 自習練習・自由時間(1H)(それぞれに苦手な曲や午後に発表会をするアンサンブルの曲などを練習しました。みんなほんとに燃えています。すごい熱気!)
13:00 オーケストラ練習(1H)
(お待ちかねの練習。みんなとっても真剣。みんなお尻が燃えている(?!)こんな素敵なホールで練習できるなんて感激〜!)
  会場設定
14:00 休憩(15分)
(評判の高かった「住みたくなるようなトイレ」う〜ん、納得!)
10:00 オーケストラ練習(1H)
(あと数時間後にコンサート。あぁー、焦る〜。この期に及んでいまだ完成度は・・?わたしの木製バスを少しでも休ませようと、コンサート本番まではもう1本持ってきたプラ管のバスを吹くことにしました。木製バスはまだ吹き始めて日が浅いので長時間もたないのです。アウロスのプラ管直吹きバスはわたしのキュングのバスと感覚がとても似ていて代用するのに最適でした。)
14:15 オーケストラ練習(1H)
(練習は少しずつペースアップしながら進められ、バスとテナーパートの位置を入れ替えたりしました。時間を惜しんで個人練習をしている人もいて、みんなリコーダーに集中しています。)
11:00 休憩(15分)
15:15 休憩(15分) 11:15 オーケストラ練習(1H)
(最後の練習。もう楽器が湿って音が出ない人も多い。ドライヤーで乾かしながら吹くなんてすっご〜い。本番で音が出なくなったらどうしよう。不安・・・)
15:30 オーケストラ練習(1H)
(時間のたつのが早い早い!全曲ちゃんと演奏できるか心配になってきたりして・・)
12:15 昼食
(結構豪華な幕の内弁当をいただきました。午後のコンサートが気になってあんまり入らない・・)
16:30 休憩(15分) 13:00 アンサンブル練習(1H)
(ミニコンサート前の最後の練習。どのグループも必死の様子。私たちはちょっと気楽にまいりましょうか。最後までつっかえずに演奏できることを祈りつつ・・)
16:45 アンサンブル練習(2H)
(グループごとに吉澤先生のレッスンを受けました。どのグループもすっごく熱心に練習してます。野外ステージでの練習が楽しかった〜。私たちがリコーダーを吹くと野鳥が鳴き返してくるのよ。)
  (兼舞台上でのリハーサル)
18:45 夕食会場のレストラン
「TECOLOTE」へ移動
(素敵なイタリアンレストラン。可愛いおうちがいいなぁ。)
14:00 コンサート準備&
アンサンブルミニコンサート
(中ホールでのステージ。椅子や譜面台を並べてから、コンサートで演奏する3組のアンサンブルグループを含む9つのグループが演奏しました。緊張の演奏でしたが、なんとか間違えずに演奏できてホッとしました。このミニコンサートではプラ管を使って演奏する人も多く、木製のリコーダーを少しでも休めようという配慮のようでした。コンサートの第2部で演奏する終わりから3組のアンサンブルはやはり素晴らしい!私たちの代表として頑張ってね!)
 A
Lully
「La Marche des Mousquetaires」「Les Folies despagne」
 B
Reisfeld
「Mein cleiner gruener Kaktus」
Prefes
「Am Sonntag will Suesseu mit」
 C
Wolters
「Jedem seinen Kuckuck」
 D
Schein
「Bancetto Musicale」Suite 10
 E
Scarlatti
「Suite」
 F
Robinson
「Patter Song」
 G
Merula
「Canzon la Lusignuola」
 H
Telemann
「Concert F-Dur」
 I
Challinger
「Spring dance」

(ちなみにわたしは6人のメンバーのDグループでバスを吹きました。本番が一番よかったという噂もありますが、ちょっと走りすぎた舞曲だったかな?)
19:15 夕食会
(パートごとに自己紹介したのでメンバーの顔と名前を覚えることができました。前菜、ピザ、パスタ、ケーキ、コーヒーなど美味しくいただきました。和やかな雰囲気の中で、夢を語り、リコーダーとの出会い、リコーダーへの想いを語り、そしてわたしはベランダでIさんと一緒に吹いたテレマンのデュエットはとても楽しい思い出となりました。)
14:30 コンサート(〜16:00)
(いよいよ本番!お客様がどのくらい入ってくださるか心配でしたが、100名以上のお客様がいらしたとのことで、メンバー一同胸をなでおろすやら、気合が入るやら・・。こんなプログラムでコンサートを行いました。)

第1部

 1  ヘンデル作曲
  「水上の音楽」第1組曲
 2  バッハ作曲
  「フーガの技法」より対位法第1
 3  シューベルト作曲
  「鱒」
第2部
 4  メルーラ作曲
  「カンツォン『うぐいす』」
 5  テレマン作曲
  「協奏曲ヘ長調」
 6  チャリンジャー作曲
  「スプリング・ダンス」
第3部
 7  ケリー作曲
  「トレイン」
    Iキャメルトレイン
    IIワゴントレイン
    IIIチュウチュウトレイン
 8  チャリンジャー作曲
  「バラード/ブルース/リフ」
(本番に強いMYROTが証明されました。今までで一番の出来だったかもしれません。みんなで音を合わせて、心を合わせて演奏したという実感がありました。吉澤先生万歳!MYROT万歳!聴いてくださったお客様がありがとうございました。)
21:45 ホテルへ移動
(予定よりも1時間も延びた夕食会。あれこれいただいたお料理にケーキでおなかいっぱいになりました。わたしはホテルのツインのお部屋にMさんとご一緒。ホテルではリコーダー練習できないのがちょっと残念。でもどこからか誰かが練習しているリコーダーの音が聞こえてきました。掟破りがいたようで・・)
16:00 片付け
(コンサートの余韻、興奮もさめやらぬままステージ、楽器の片付け。コンサートが無事に終わってよかったね、本番が一番よかったね。と口々に喜ぶメンバーでした。記念撮影も無事出来て、ホッとしました。お世話になった吉澤先生、実行委員の皆様、本当にありがとうございました。)
22:00 就寝・宴会
(お風呂に入った後で宴会部屋に集まった面々。酌み交わし、語り、吉澤先生の熱き夢構想。深夜1時過ぎにお開きにして明日の練習&コンサートに備えて・・)
17:00 反省会・解散
(お疲れ様。また来月銀座で逢いましょう! ほんとうにほんとうに楽しく充実した2日間でした。うぐいすホールのみなさま、お世話になりました。)

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リコーダーオーケストラのおけいこNo.20 (2001-05-22)
★キャンプの場で・・・
 今週末に迫ったMYROTリコーダーキャンプ&コンサート。今月2回目、先週に続いての1週間ぶりの練習です。練習開始時刻よりも早めに集合してアンサンブルの練習をするグループもあり、みんな練習場所に到着するとすぐに楽器をとり出して練習にいそしんでいます。
 練習にはいる前に本日のお客様、オランダから帰国されたリコーダー奏者、本村睦幸さんのご紹介がありました。全日本リコーダーコンテストでリコーダーオーケストラを聞かれて興味を持たれたとのことで、メンバーの差し出したアルトを手に、アルトパートの仲間に加わっていただきました。

 ・音合わせ
 ・「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」より
   p.14 和声練習
 ・BALLAD,BLUES AND RIFFS(A.Callinger)
 ・Die Forelle(ます)
 ・TRAINS(J.D.Carey)
 ・CONTRAPUNCTUS I(フーガの技法1)(J.S.Bach)

 「BALLAD,BLUES AND RIFFS」はプログラムの最後に演奏する曲で、リコーダーオーケストラで演奏するのにピッタリのかっこいい曲です。この曲が自分で演奏できるなんて、すごくうれしいことです。
さて1曲目のBALLADは曲の終わりは、突然切れるように。「あれ?、え、えぇっ?」って感じかな。音が残らないように。
2曲目のBLUESはバスの所々にある、8分音符に続いてスタカートの4分音符がつづく箇所は余韻を持たせた吹き方をするように。
3曲目のRIFFSはプログラムの最後の最後の曲。これぞMYROTという感じで吹きたい曲です。順次進行のノリ、スウィングよ〜。
 「ます」は歌姫I嬢に続いてリコーダー全員で入るのはAから。Bからはテンポを落してテナーはがんばれ!
 このところ練習していなかった「TRAINS」が心配で、是非みんなで練習したいというリクエストも多く、Camel、Wagon、Choo-Choo、みんな久しぶりでした。わたしはなかなか指が動いてくれず、あ〜、練習しなくちゃと焦り気味。
 「CONTRAPUNCTUS I」は前回に引き続いての練習で、だいぶ良くなってきたように思います。やっぱり久しぶりの曲はかなり忘れていることも多くて、思い出すまでに時間がかかっているみたい。やっぱり集中してやりたいなぁ。

今回練習できたのはこれだけで、あとはキャンプの場でまとめるということになりました。ひゃ〜、ほんとにお尻があっちっち状態になっていますが、人数が沢山いるおかげでかなんだか心強い気がします。
さぁて、いざ、今週末は山梨都留へLet's Go!
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.19 (2001-05-15)
★いよいよ・・・
 いよいよ5/26〜27のリコーダーキャンプが近づいてきました。今月はキャンプ&コンサートの前に2回の練習予定が組まれています。

 ・音合わせ
 ・「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」より
   p.14〜15 和声練習、経過音、補助音
   p.66〜67 Pavane "Die Schlacht"(戦い)
 ・BALLAD,BLUES AND RIFFS(A.Callinger)
 ・CONTRAPUNCTUS I(フーガの技法1)(J.S.Bach)
 ・Die Forelle(ます)

 「戦いのパヴァーヌ」は譜面の変更があり、小節線のくぎり直しや音価の変更がはいりました。
 「BALLAD,BLUES AND RIFFS」はもうかなり練習しているのですが、それぞれの曲の性格がきちんと表現できていないようで、いわゆる「かっこいい」ってところまで完成するのももう少しというところです。
 「CONTRAPUNCTUS I」は今まであまり練習をしていなかったので、是非これをやりたいということで演奏してみました。
アルトの出をはっきりと、そしてソプラノ、バスが追い掛け、だんだん盛り上がって行き、最後の部分では音を投げるように一斉に吹いて止めます。まだわたしのバスは譜面どおりに吹けないところも多く、練習不足が如実にあらわれています。まわりのバスの方々からは「また、あいつ・・・」と変な音を出しているのを見破られていると思いますが、本番までにはもうちょっとなんとかするつもり、いや、したいという気持は十分に持っているので、見守ってください。
いよいよお尻に火がついてきた感じですが、練習時間に演奏曲をすべて練習してみるということが出来ずにいるので、練習できた曲は、「あぁ、まだまだ・・」と思うし、練習できなかった曲も「だいじょうぶかいな」と不安になるので、あと、10日程の頑張りが重要になるでしょう。
 「ます」は歌姫のIさんが美しい歌を披露してくださいました。美しい歌声に負けないように演奏したいものです。
アルト〜バスの3人ではじめの2コーラスを歌の伴奏することになり、その後みんなで入ることになりました。テナーのむずかしさも感じられます。いよいよコンサート近づく!の感あり。
 今回は8月9月に予定されている吉澤先生ご出演のNHK「趣味悠々リコーダー講座」関連の取材、写真撮影があり、銀座のYAMAHAに集うMYROTの姿を撮ってもらいました。自分の姿が適当(?)な大きさでテキストに載ることを願う面々も多いのではないかしら。「あ、ここに写ってる」と自分ではそれとわかるくらいが適当な大きさでしょうか。番組には生徒さんとして我らが仲間、高校2年生のさとしくんが出演されるそうです。きっと整理に困るくらいのファンレターが来るはず。頑張ってね。
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リコーダーオーケストラのおけいこ番外編No.1 (2001-04-29)
★雨の夜の渋谷で
 MYROTリコーダー・キャンプが5/26・27に山梨県都留市の都留市文化ホールでのコンサートを中心に行われる予定ですが、そこではリコーダーオーケストラで演奏する曲とは別に数人ずつのアンサンブルの曲もプログラムに入っています。コンサートのステージでは演奏しないけれど、合宿の間にお披露目もするかもしれないという曲にエントリーしたわたしたち数名で、ゴールデンウィーク中の雨の夜に集まって練習することになりました。
 メンバーは6人で、みんな住いもあちこちバラバラで、どこで集まろうかと苦心しましたが、結局、渋谷の駅から程近い「ケアコミュニティ美竹の丘」の音楽室で練習をすることになりました。Aさん、Cさん、Sさん、Y氏、Tさんにわたしの6人ですが、もうパート担当も決まっているので、練習あるのみ。
 わたしたちが演奏するのはScheinの「Banchetto Musicale Suite10」からの曲です。
これは音楽之友社から出ている吉澤先生編集の「リコーダー音の風景VOL.2 踊りのアルバム」の中にあるものです。演奏するテンポを決めるのに時間がかかりましたが、なんとか一応演奏できるようになってきました。集まって練習する時間を取るのがむずかしいので、キャンプまでに個人練習することにしましたが、いつもはパートに分かれて遠くで吹いている人ともこうやってアンサンブルの仲間になればより親しく一緒に演奏することができます。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.18 (2001-04-17)
★なかなか・・・?
 このところ2回ほど連続して参加できなかったMYROTの練習に久々に参加しました。改装されたYAMAHA銀座店3Fのサロンは以前よりもちょっとオッシャレ〜な感じになって、でもちょっと狭くなっていました。
 練習ではいつもように音あわせから入り、今回はHANDELの「水上の音楽」を特に念入りに練習しました。第1楽章の入りから、だんだん波が大きくなっていくように吹いていく練習を重ねるとずいぶん響きが違ってきます。
意識して吹く、というだけで相当な違いが出てくるものですね。その「意識」をどのような方向に持っていくか、どんなイメージでどのように「意識」して吹くかというのを教えてくださるのが吉澤先生です。先生の教え方はそれだから素晴らしく、私たちに伝わってきて、私たちがそれに答えてという風にやりとりがあります。こんなやりとりが練習の間に2時間近くも続くわけですが、それがあっという間なのです。久しぶりの練習を堪能しましたが、あと1ヶ月ほどに迫ったリコーダー・キャンプ&コンサートのこと、どこまで仕上るのかが心配になってきました。月に1度の練習で、4月5月は月に2度の練習が予定されていますが、曲数もあるので、とこまでやれるか・・・
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.17 (2001-02-20)
★オーケストラ & アンサンブル
 今回と次回はいつもの銀座での練習ではなくて、品川は大井町駅前の「きゅりあん」リハーサル室でのおけいこです。音は響かないのですが、広くて明るくてきれいなスペースでの練習は快適。いつもは移動もままならなくて荷物も置場に困るようなギューギュー状態なのでゆったりスペースはありがたい場所でした。駅前にあるので、わたしの場合はヤマハ銀座店よりも時間的には近いかもしれません。
 今回はバスパートでいつも最前列で演奏されるMさんがお休みでしたし、もうひとりの最前列のO氏は持ってこられたバスリコーダーのキー部分が練習会場で壊れてしまい、演奏できなくなってしまったのです。それでやむなくK氏のアルトを借りてアルトパートへと移動されたので、バス隊は最前列定位置メンバーを欠いてさびしい・・・。今回は5月のリコーダーキャンプ下見コンビのK氏とI氏が最前列で吹いてくださいました。

 はじめはいつもの青本「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」14〜16ページの音階・和声練習(経過音、補助音、転過音・掛留音、先取音・逸音)、17〜18ページのAch Gott und Herr(J.H.Schein/J.S.Bach)、そして20ページの♯1つのG-Durまで。
 次は昨年一応仕上げをしたはず(?)のCallingerの「BALLAD,BLUES AND RIFFS」でした。なんだかもう久しぶりの感じで、感触をつかむのにちょっとかかりましたが、みんなもだんだん思い出してきたようで、だいぶいい感じになってきました。
BALLADはスタカートがポイント。トゥットゥッじゃなくてトゥットッ・・・。BLUESは変拍子がむずかしい。RIFFSは勢いだったみたい。この曲を吹き終わるとけっこう消耗・・・。ホヘッ・・・。

 さてお次はいままでにない練習で、4〜5人のグループに分かれて吉澤先生が選んでくださったリコーダーキャンプに向けてのアンサンブルの課題曲を練習しました。 先生から一応の曲の説明があった後、バスパートのメンバーひとりひとりに楽譜が渡され、そのメンバーのところに4〜5人ずつ集まって臨時のグループを作って、課題曲の練習をしました。課題曲は以下のとおり。一応、難易度付きですが、【Advanced】は別としてHigherが付こうが付くまいが、【Intermediate】はあまり差はなさそう。リハーサル室のあちこちにかたまって楽譜を中心にアンサンブルの練習です。自分達の演奏が聞こえないくらいでしたが、みんなすごーく熱心に練習しました。メンバー同士で教え合うってのがいいよね。「このリズムがとれないよぉ」「この音なんだっけ?」「テンポはどのくらい?」「もうちょっとゆっくりやって!」「楽譜、見える?」etc.・・・雑然としてるけど、今までになかった練習で、なんかすごく楽しい! 教えたり教えられたりが楽しい〜。

【Intermediate(初級)】
 ・Luly  「La Marche Mousquetaires」「Les Folies Despagne」
 ・Reisfeld「Mein Kleiner Gruener Kaktus」
           「Am Sonnteg will Suesser mit mir seeln gehn」
 ・Wolters 「Jedem seinen Kuckuck」

【Higher Intermediate(中級)】
 ・Schein 「Banchetto Musicale」Suite10
 ・Scarlatti「Suite」
 ・Robinson「Patter Song」

【Advanced(上級)】
 ・Merula 「Canzon la Lusignuola」
 ・Hendel 「Concerto in F」
 ・Challinger 「Spring dance」

 しばらく練習した後、みんなの前でそれぞれのグループで「さわり」を発表しました。一応、こんな曲というのはわかったかな。アンサンブルについてはこういう曲に対して、それぞれエントリーしてやりたい曲をやるってことでしょう。どの曲もいい曲! それにみんな初見でもとても上手で、すごいなぁと感心しました。何よりもみんなリコーダーが好きなんだなぁというのがとてもよくわかって、聴いていて何だかとっても嬉しくなってきました。5月のリコーダーキャンプに向けての取組みではオーケストラで演奏する曲、少人数のアンサンブルでやる曲と両方にチャレンジすることになりました。リコーダーキャンプの参加申込書も配布され、わたしもすぐに書いて提出しましたが、今からとっても楽しみなイベントです。キャッホー!(意味不明!?)
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.16 (2001-01-16)
★新曲続々! & バスあれこれ
 今回もちょいと遅れて行ったMYROTの例会。何だか中央線がノロノロしてたと思ったら遅れていたそうで、銀座に行くのにいつもより時間がかかったって訳でした。
 いつもの青本「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」(自分で勝手に青本と呼んでいるのですが・・・)では14〜16ページの音階・和声練習(経過音、補助音、転過音・掛留音、先取音・逸音)、そして20〜22ページの♯1つのG-Dur、「Wenn wir in hochsten Noten sein」苦境にさまよい(Anon./J.S.Bach)を、最後に78〜79ページの11.「Spagnoletta」スパニョレッタ(Michael Praetorius)を練習しました。
 わたしは昨年末のヤマハ銀座店での「リコーダーフェア」で購入したキュングのバスリコーダーを持って行ったのですが、吹きはじめたら、「あ、これなのね?」と同じパートのIさんから言われました。わたしのおけいこ日記を読んでくださっていて、おニューってこともよく御存じでした。そう言えば初めてMYROTに来た時も、「あ、これなんですね。」とわたしの改良型ブリーフケースのリコーダー入れのことを言われたMさんも、おけいこ日記を読んでくださっていたのでしたから、初対面の方でもわたしの持ち物や、家族のことを御存じで、初めは「??」と思うこともあったのですが、「あ、読んでくださっているんだわ」とこのごろは(嬉し恥ずかしですが)だいぶ慣れたところです。

 さてこのMYROTのバスパートの参加者は10人程でしたが、10人のうちの8人までがヤマハの木製バスリコーダーを使っています。まあ、ヤマハ銀座店に集まっているので、無理もないのかもしれませんが、10人中8人ですよ! 残りの2人が全音とキュングという構成で、グループによっては全音が多いというところもあるようですが、このMYROTにおいてはヤマハ派ということでしょう。
 ちなみにわたしの参加するTMAでは、昨年の「リコーダーフェア」を経た後には、バス6本のうち2本がヤマハ、2本が全音、2本がキュングという構成になりました。これでは○○派と呼ぶことはできませんね。あ、そうだ、TMAでは6本のうちヤマハのも含めて5本を直吹きしている! MYROTでは直吹きは10人中2人の全音とキュングだけで、ヤマハを吹いている人はみんな吹込み管を使って吹いている! やや、MYROTはヤマハ・ボーカル(吹込み管)派ということですね。TMAはう〜ん、敢えていうと直吹き派かな?
 テナーリコーダーにもキー付き、キー無しという別があるけど、バスにおける、吹込み管利用、直吹きというのはグループによって片寄るということがありそうな感じですね。わたし自身としてはボーカル派から直吹き派への移行があり、直吹きへの移行の時はちょっとだけ手が痛かったけれど、それにも割とすぐに慣れたし、直吹きにした方がバスリコーダーを吹くのがうんと楽しくなった気がしました。「楽」になったのではなくて、「楽しく」なった感じです。構えや手の感じはボーカルを使った方が楽かもしれませんが、その分、音に関してもどかしいことが多くて、ボーカルに溜まった水を抜くこととか、「つまり」に関しても気になることも多かったし、何よりも直吹きにしたら音の反応が早くなることがうれしいことでした。
 木製のバスを購入する時に、ヤマハのバスは数も多いし、メンテの面でもいいかもしれないし、直吹き用のキャップも作られたということだったので、直吹きもできるし、ボーカルも使えるかなと思って期待していました。キャップをつけて試奏してみたら、ヤマハのバスは基本的にボーカル付きで吹くことを前提として作られているので、直吹きにするには女性には少し無理な感じだったので諦めたのでした。
 今まで使っていたアウロスの樹脂製バスはその点ではボーカル付き、直吹きでの切り替えはあまり無理がありませんでした。元々はボーカル付きなのですが、別売の直吹き用のキャップをバスリコーダー購入時に一緒に買っていたので、たまに直吹きで吹いてもいたのです。でも構えと手のことでなかなか切り替えられなかったのですが、えーい、やっぱり直吹きにしよう!と決めてやってみたら、ちょっとの抵抗はありましたが、案外大丈夫だったのです。
 「リコーダーフェア」と言えども、テナーリコーダーまでの品揃えに比してバスリコーダーより下の楽器はいろいろなメーカーのいろいろなタイプを吹き比べることが出来にくいですね。昨年の「リコーダーフェア」ではバスリコーダーもどんどん売れていたようですから、バスもたくさんの品揃えがあって実際に吹いてみて購入できるといいなぁと思います。あらまぁ、バスについて、長々とおしゃべりしてしまいました。

 さて今回配られた新曲は以下のものです。今年5月末に予定されているMYROTでの「リコーダーキャンプ」に向けて練習する曲で、ワックワク! 今日は初見大会風でしたが、みんなよくやるなあ。だれかが吹いていますもんね。さすが大人数がいると心強い。

New!・Die Forelle「ます」(パート譜)
 これはソプラノからバスまでどのパートも目立つ部分があって面白い編曲でした。

New!・WALKING BEHIND YOU(スコア)
 これはテナー担当のN氏っぽい雰囲気かな(?)と吉澤先生の評でした。

New!・WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN(スコア)
 アフリカ系米国人の音楽の代表としてはこれはお葬式の音楽なのですって?

New!・Take Five (パート譜)
 言わずと知れたTake Fiveだけど、「バスパートはつまんねーんだよなぁ」とはドラマーのOさんのせりふでした。

曲を演奏するときに、ボーッと吹いちゃいけないよ。「意識」して吹くんだよ。意識、意味の「意」っていうのはね、「音」に「心」って書くんだよ。(by 吉澤先生)

 あれれ、曲名は記録係のHoly-pondさんからのメールの転記でした。こんなのがあると楽チン楽チン。Holy-pondさん、ありがとね。

 そうそう、Holy-pondさんとわたしとは同じバスパートの10人中2人の「2人」にあたるのですが、少し前に「バスリコーダーのケースにはカメラの三脚ケースがいいよ」とヨドバシカメラで880円(?)だったという三脚ケースにバスを入れて持ってこられました。良さそうだなぁ、と思ったわたしも近所のカメラ屋さんで同じものを980円くらいで手に入れ、今回それにバスリコーダーを入れて銀座にやってきたのでした。「あ、お揃いですね!」って言い合ってにっこり。バスだけを手軽に持ち歩きたいならば、これ!お勧めです。厚手のソックスやタオルでくるんで入れて傷つかないようにすれば大丈夫。肩かけもついててとってもいいアイディアでしたよ。
 さて5月に向けてもこれからがまた楽しみです。来月から2ヶ月は練習会場の都合で銀座でデートでなくて大井町でデートになりますね。リコーダーオーケストラ、月に1回の練習ですが、ほんとに楽しい!!!
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Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(2000年その1)
 ( 2000-01-09 − 2000-12-05 )     
2000-12-12 更新 
リコーダーオーケストラのおけいこNo.15 (2000-12-05)
★ブラボー!記録係!!
 少し遅れて行ったMYROTの例会。わたしがレッスン室にはいったら、音合わせの時間には数本のリコーダーと共にMA MA MA ・・・・と声を出して歌っている声が大きく聞こえました。こうやって声を出してリラックスしてからまたリコーダーを吹くと、音も良く聞こえるし、音程もとりやすいように思いました。こんな方法も交えながら「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」の14〜16ページの音階・和声練習。そして26〜28ページの♯2つのh-moll、「Gott sei Dank in aller Welt」全ての神に感謝あれ(Ambrosi/J.S.Bach)を練習しました。
 新しく「Also hat Gott die Welt geliebt」(Melchior Franck)という曲をいただき、歌詞の入ったごちゃごちゃした楽譜だったのですが、みんなで練習しました。吉沢先生のご指導ではこういった譜面でもなんだか吹けるようになるのが不思議です。まあ、大勢のメンバーがいて心強いので、少々とちってもわかんないっていう気持ちから、大胆に吹いてしまうのもリコーダーオーケストラのいいところかもしれません。今度は前回も練習してみたクリスマスキャロルの中からの「あまき喜び」を演奏しました。今年はこのMYROTの例会も最後となります。20世紀最後のMYROT・・・との思いもこめて演奏しました。
 その次は「Ballad, Blues and Riffs」。今回はこれを仕上げる予定・・だったはずですが、通して演奏してみたら吉沢先生も「う〜ん」と唸られてしまいました。このかっこいい曲をかっこよく吹きたい気持ちはみんな大いに持っているのですけど、やっぱり軽くかっこよく吹くにはそれ相当の練習が必要なのですよね。ソプラノの音程、アルトのきれの良い演奏など吉沢先生のソフトな雰囲気の中にある厳しい耳からの指導が続きました。この曲はやはりリコーダーオーケストラならでは演奏できない曲の1つでしょう。MYROTに参加してこんな曲を演奏できるのはほんとに幸せです。わたしは練習不足でまだ変な音を出しておりましたが、「わからないだろうと思っているのは自分だけ、近所の人にはみ〜んな聞こえているんですよ。」てな話をバスパートのメンバー同士でしたことを思い出して、苦笑いしながら吹きつづけました。この曲は吹き終わると、かなりの爽快感があります。
 最後に昨年の12月に練習した「Silent Night」の楽譜を数人で一緒に見ながら演奏し、この曲で今年最後の練習をしめくくりました。

 今回からは記録係としてHoly-pondさんがきちんとした例会の記録をとってくださいました。これがMYROTのメーリングリストでそれぞれのメンバーに届けられれば、もしお休みしたとしても練習の様子がよくわかってとてもありがたいですね。その記録を読みながらわたしも安心しておけいこ日記を書くことができてたいへんうれしいです。Holy-pondさん、ほんとにありがとう。そしてこれからもよろしくお願いしますね。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.14 (2000-11-07)
★バスのみなさん、抑えてね。
 1ヶ月ぶりのMYROTの例会。月に1度の練習はほんとに楽しみです。練習メニューはいつものように「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」の14〜20ページの音階・和声練習から…。
 次はクリスマスキャロルの中から「あまき喜び」を練習しました。この曲は昨年の12月にもみんなで練習した曲のひとつです。久々に演奏したのですが、昨年、吉沢先生から指導していただいたことも思い出しながら、クリスマスキャロルらしい雰囲気を醸し出して演奏することができました。演奏する曲がだんだん増えていくのはとても楽しいことですね。月に1度の練習なので、なかなか仕上げるところまでいかないものも多いのですが、やはり2年目に入ったので昨年練習した曲などは久しぶりでもなかなかきれいな演奏になってきました。今回はだいぶ集中して練習ができたので、仕上がり度もだいぶアップしてきたように思われます。スラーの頭の吹き方も何度も練習して曲の表情がとても豊かになってきました。
 その次は「Ballad, Blues and Riffs」。これは練習に取組んで3度目になります。すごくかっこいい曲なので、みんな、かなりノッて演奏してます。そのためでしょうか、わたしの所属するバスパートは吉沢先生に「抑えて、抑えて…」と今回の練習中、何度も言われてしまいました。いやいや、バスパートはなんだかみんなすご〜く元気なのです。出席もとても良いし、となりの人がブカブカ吹いていると、負けじと吹いてしまうので、みんながブ〜カブ〜カ吹いてしまうんですね。バスパートの交流会も計画されていて、またそれも楽しみです。バロックのノリでなくジャズっぽく、アフタービートでの演奏は慣れない場合もあるのですが、どのメンバーもなんだか前のめりになって演奏しています。次回の練習で「Ballad, Blues and Riffs」を仕上げる予定です。
 今回からはどんな内容での練習をしたのかを記録する係を決めることにしました。幹事役、楽譜係、記録係、宴会係(?)などなどMYROTの多彩なメンバーがいろいろな係の仕事も分担しながらの運営です。
 リコーダーのおけいこ日記と称して、毎回の(お休みした時もあるのですけど、その時はメールで練習内容を送っていただいて、それを載せましたが)MYROT例会の様子を書いていますので、わたしも記録係に立候補しようかとも思いましたが、、いやいや、他の人に練習内容のメモをとってもらってそれを見て、思い出しながら日記を書くのもいいな、と思い直して他の方に記録係になっていただくことになりました。公式にはHoly-pondさんに記録係をお願いすることになりましたので、わたしは安心していままで通り、のらりくらりとひそかにおけいこ日記を書いていくことができます。Holy-pondさん、どうぞよろしくお願いしますね。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.13 (2000-10-03)
★厚みを増したバス隊
 8月はお休みだったMYROTも9月からは第2期を迎え、若干のメンバーの入れ代わりもあり、運営方法も少し変わって再スタートしました。わたしは第2期第1回目の9月の例会には参加できなかったので、今回は銀座で久々のMYROT例会でした。吉沢先生が風邪で体調が良くなかったのにいらしてくださいました。お具合が悪そうでしたが、その後いかがでしょうか? 寒かったり暑かったりで天気も気温も不安定なこの頃です。みなさん、風邪にはくれぐれも気をつけてくださいね。
 さて練習は「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」の14〜16ページのC-Dur、35〜36ページのd-moll、20ページのG-Durの音階・和声練習から…。
 次は絵本「百万回生きた猫」のナレーションと共に演奏するリコーダー、手拍子足拍子その他、そして「赤い屋根の家」を練習しました。
「赤い屋根の家」はリコーダー演奏と歌との両方で楽しめるとてもきれいな曲です。特にバス隊に入られたI氏はみんなで歌っている中で一段と響きわたる素晴らしい歌声を聞かせてくださいました。同じバス隊のわたしはすぐお隣にいましたので、「わぁー、この人何者?」というくらいの歌声で、MYROTが豊かな才能溢れる人々の集まりであるのが一層感じられました。
「百万回生きた猫」のIさんの素敵なナレーションといい、初めて演奏してみたのに、ワクワクするようなお話と曲、そして心にしみるエンディング…。こういうのはリコーダーオーケストラMYROTの醍醐味の1つですね。これらは10月9日に渋谷の電力館で開かれる吉沢先生を中心とした歌とリコーダーの集いのための練習でした。
 そのあとで「Ballad, Blues and Riffs」も練習しました。私の担当するバスパートは第2期からは人数も増えてもとの3倍くらいの人数になったので、厚みをぐっと増して心強い限りです。「Ballad, Blues and Riffs」はリコーダーコンテストなどでもおなじみのChallingerによるで、ノリがポイントの曲。これもリコーダーオーケストラでカッコよく演奏したいなぁと思っていた曲でしたので、練習はほんとに楽しい〜!
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.11 (2000-07-18)
★いろいろと盛り沢山
 昨年9月から発足したMYROTも今月の例会で1サイクルが終わることになります。8月はお休みなので、今年度の活動は今回で一応の区切り。9月からはまた新しい運営方式でMYROTが始まることになります。
 さて練習は「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」の14〜16ページのC-Durの音階・和声練習、35〜36ページのd-mollの「イエス、我が喜び」、88ページの定旋律「インノミネ」で音程をとる練習、ブレスの位置決めをしながら演奏しました。
 次は「リコーダー四重奏のためのずいずいずっころばし」。これはリズム感とテンポの変化がポイントとなる曲で、吉沢先生と手拍子、足拍子でのリズム練習をして手を真っ赤にしてから、演奏してみました。のっけからサンバっぽいリズムなぞ出てきて知ってるわらべうたといえども、むずかしい。テンポの変化も随所にあって、これがちゃんと演奏できたら、かっこいい「ずいずいずっころばし」になりそうです。
ほかにはHilmarの「F-Dur四重奏」の2曲目のAndante、3曲目の長いAllegroを練習しました。なかなか骨のある曲です。最後はヴォーン・ウィリアムズの曲(題名がわからない…)を通してみました。まだ譜面を追うのに必死。
 1時間半の練習時間に演奏会の予定や、新年度の登録のことなども含めての話しもあり、手拍子足拍子あり、いろんな曲の演奏あり、と今回の練習ではいろいろと盛り沢山な内容でした。わたしはヤマハ銀座店に注文していたスケルトンタイプのリコーダーを3色購入したり、NONKY PROJECTのメンバーとは「この前はお疲れ様」の挨拶をしたりもあったので、WOW-WOWな夜でした。(何言ってるんでしょ。)
あぁ、このMYROTで1年間やってきたんだなぁ。なんだか夢のように思えるMYROTでのリコーダー練習…。ここで初めて一緒になったメンバーとまた別のグループで一緒に演奏するようになったりと、新たな出会いも生まれてきたことも考えると、リコーダーを軸に、吉沢先生を中心に、素敵なリコーダーオーケストラに入ることができてほんとうによかったなぁと思っています。
 ではみなさん、新しい年度もまたお逢いしましょう。(あ、9月の例会は里帰りのために参加できない予定。この場で業務連絡。どうぞよろしく。)
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.10 (2000-06-20)
★Hilmarの四重奏
 先月の例会は体調悪くてお休みしたので、2ヶ月ぶりの吉沢先生のご指導を受けました。今回は参加者も多く、レッスン室にぎっしり。こういうのもリコーダーオーケストラの迫力でしょう。
 「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」の14〜16ページのC-Durの音階、和声練習を、またF-Durの音階練習を行ったのち、前回から取り組んでいるという、Hilmarの「F-Dur四重奏」を練習しました。バスの楽譜をもらって、初見での演奏にチャレンジです。ぶっつけ本番での演奏は…う〜ん、臨時記号がしんどい、まだまだヘ音記号の譜面は慣れてない…のですが、少しずつパート別に練習していくので、他のパートが吹いている時に、それに合わせて指の練習をカチャカチャやってました。
 この春あたりからでしょうか、リコーダーを始めてから2年経ってみると、8分音符や16分音符がたくさん並んでいるような楽譜は勘弁勘弁ですが、初見でも少しは演奏についていけるようになってきたように思います。ついていけるというよりもあんまりドキドキ、ビクビクしなくなってきたので、ずうずうしくなってきたというべきなのかもしれませんが、1小節がちゃんと吹けなくっても、次の小節で挽回しようとか、どこかで復活してやろうとか、の気持ちで吹いていけるようになってきています。もちろんまちがいもたくさんあるのですが、以前よりも気持ちを楽に、前向きの姿勢で「初見」に取り組めるようになってきたと思います。「初見は苦手…」とことさらに意識せずに、初見で少しでも曲の感じがつかめればいいって思えるようになってきて、少しは譜面に慣れてきたのだと思います。
 で、夢中で演奏しましたが、1曲目のAllegretto、この曲、わたし好き! おもしろそう。やりがいがありそうですね。
スタカートを強調するくらいに、伸ばす音は膨らませる感じで伸ばす長さを予測させる、息継ぎの位置、歌うように、などなど吉沢先生の歌う声と機関銃のような指導の言葉…、メンバーがみな、すごく集中して演奏しています。そして集中している中でも楽し気なのです。2曲目のAndanteまでを練習しました。いつもながら、1時間半の練習はとても密度の濃いものでした。
 今回の練習の前には幹事役の方々のお世話でアンケートが実施され、集計され、その報告がメンバーそれぞれに郵送されてきたり、メーリングリストが出来て、いろいろな意見を交換することができたりとこのMYROTの運営面でもめざましい進歩がありました。お世話役のK氏、Mさん、ほんとうにいろいろとありがとうございました。メンバー皆で心からの拍手を送りました。感謝しています。
 練習の後は、まっすぐ帰宅しました。とても
幸せな気分で…。ではみなさん、また来月。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.9 (2000-05-16)
★またお休みしたのですが…
 日曜日から喉が痛くなってきて、身体の節々が痛くなってきて、頭痛、腰痛…と熱はそれ程高くはありませんでしたが、風邪様の症状で体調悪くMYROTの例会はお休みしてしまいました。
 でも嬉しいことにはMYROTのおしどり夫婦メンバーのMさんから翌日にメールが届き、練習内容が簡単に書かれていました。次のレポートはMさんのメールから、ご本人の了解をとったような、とらないような、ですが、やっぱり載せることにいたします。Mさん、ほんとにありがとうね。もう、頼りにしてます!

ざっと昨日の練習の様子をお知らせいたします。相変わらず吉沢先生は100%のテンションで、出だしから飛ばしておりました。少しだけチューニングの後、教科書(「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」)14ページの和声音階を2回程、いつものGiving Treeの10番を、その後、一昨日の母の日にちなんで「お母さんの歌」をやりました。あの「母さんが夜なべをして〜」という曲の編曲版です。歌の背景が現代の状況と全くの不一致となってしまい、吹きながら想像できる風景はあのNHKの「おしん」だけになってしまいましたが、メロディーは哀愁タップリで、背景に実感はなくても吹き易くなっておりました。
 その後は新曲です。ヒルマーという方の作曲で16世紀の曲を演奏しました。今までとはちょっと違った曲想で掴むのに少〜し時間かかりましたが、なかなかやりがいのある曲でした。これはSATBの編成です。このシリーズであと4曲あるそうです。

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リコーダーオーケストラのおけいこNo.8 (2000-04-14)
★「僕が一番感動した本」
 吉沢先生ご指導のMYROTは新年度4月は第2金曜日が練習日とあって、銀座の通りはふだんよりいっそう人が多かったのですが、練習の参加者はふだんよりも少なめ。やっぱり仕事が忙しい方が多かったのでしょうね。いつもはぎゅうぎゅうといってもいいくらいのレッスン室がこの日は少々ゆったりでした。
 いつものように「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」を使ってのC、Gの音階をいくつかのリズム型で練習してから78ページの「スパニョレッタ」を練習しました。今回もコントラバスリコーダーを持っていらしたので、前回と同じようにメンバーの1人が吹いてくださいました。特に今回はいつものバスのメンバーの中で最前列で吹いてくださる頼もしいメンバーが2人もお休みでしたので、わたしたち3人のメンバーだけではさびしく心細かったところでしたが、コントラバスが加わってホッとしたような気持ちでした。あっ、今日はバスが2人も少ない…と自分でもなんだかいつもより頑張って吹いてしまったような気がします。このグループの中ではいつも4人か5人という少ないメンバーで担当しているバスですので、そんな気になってしまうのですね。
 次は「大きな木」に取り組み、全員で演奏する曲を選んで順番に通して練習して行きました。難しそうな数曲は特に何度も練習して、先生いわく「この「大きな木」は夏までに仕上げましょうよ。」月に1度の練習ですが、みんなだいぶ曲に慣れてきて細かいところまで気をつけながら演奏できるようになりつつあります。やっぱりこの「大きな木」はとても良い曲で、どんどん好きになってきます。吉沢先生のご指導のすごいところは1時間半くらいの練習時間にみんなが夢中で吹いてしまうことです。メンバーが先生の方に集中して、一生懸命吹いています。アマチュアの愛好家にとってこういう指導者に巡り合えることって、とても大事ですね。リコーダーって楽しい!ってほんとに感じますもの。
 練習の数日後、我が家でむすこ1が「僕が今までで一番感動したのは「大きな木」だよ。」というをきいて「あら、そうなの〜?」ってちょっとびっくりしたわたしでした。「大きな木」の組曲に取り組むようになってからわたしが本屋さんで買ってきた絵本を、むすこ1も手にとったのでしょう。「この本、読んでみたら?」なんて声かけたわけでもなかったのにいつの間にか読んでいたのでしょう。でも何ごとにもゆっくりというかのんびりのむすこ1には何か感じることがあった「大きな木」だったのだと思います。むすこ1はその「大きな木」の組曲をわたしが練習しているとも知らなかったようなので、改めて、「その「大きな木」に合わせて創った曲を、かあさん達は銀座で練習しているんだよ〜」って言いましたら、「へぇ〜、そうなの」 そうしたらむすこ2も何度も読んでいたのですって。練習の後の我が家でのむすこ1との会話は家族みんな一緒の時でしたから、「大きな木」はこのあときっとむすめ1にもそしてオットさんにも読まれるだろうと密かに思っています。「僕が一番感動した本」=「大きな木」というので、わたしもまたまたいっそう練習、演奏にも力が入りそうな気がします。吉沢先生のもとでこんな曲を演奏できること、ほんとに幸せです。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.7 (2000-03-21)
★コントラバスリコーダーが加わって…
 吉沢先生のご指導のもと、今回のMYROTは「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」を使っての音階練習から始め、ハ長調の音階をいくつかのリズム型で練習してみました。次に前回と同じ33〜34ページ。そして72〜73ページのバス・ダンス「ラ・マグダレーナ」,ルクープ,トゥルディオンです。このリコーダーオーケストラでは自分の好きなパートの楽器で参加するので、わたしはずっとバスを吹いていますが、バスのメンバーは4〜5人というところです。それが今回は吉沢先生がコントラバスリコーダーを持ってこられたので、コンバスをよく吹いていらっしゃるメンバーの方にそれを吹いていただくことになりました。バスのとなりに位置する、ひときわ長い大きなリコーダーから出る音は、とても素晴らしいものでした。リコーダーオーケストラの演奏がいっそう厚みや深みを増すのがよくわかりました。1本のコントラバスリコーダーがこんなにも威力を発揮するのは驚きです。吹くのはとても大変そうですが、わたしも一度吹いてみたいものだと思いました。
 そして最後に「大きな木」の4番目、6番目、9番目、10番目の曲を練習しました。4番目、6番目、9番目が難しいので、何度か練習しましたが、わたしはまだまだ練習不足。特に4番目や9番目の曲はテンポも早くついていくのもまだやっとです。
 このMYROTではルネサンスの曲や絵本に合わせた創作曲、それにビートルズの曲などいろいろな曲を吹いていますが、次はガーシュインの曲をやってみようということで楽譜の購入希望なども募りました。楽しそう〜、なんだかわくわくします。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.6 (2000-02-15)
★いろいろ、あれこれ…
 前回参加できなかった月に1度の銀座でのデート、吉沢実先生のMino-Yoshizawa Recorder Orchestra Tokyo(MYROT)の練習に出かけました。職場と住まいとが極めて近いわたしの場合、仕事が終わってから銀座に出かける(寄るのではない)のは1時間半弱かかります。帰りもまた同じ。今回は練習が始まる前に銀座の山野楽器にちょっと寄ってリコーダーのCDを数枚仕入れることができました。
 練習の参加者はソプラノ4人、テナー4人、バス5人、あとはアルトが10人くらいという編成でした。いつものように和声練習で「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」33〜34ページ。楽譜を見ながら他のパートとの音の受け渡しを意識して演奏し、聴くことで演奏がずいぶんと違ってくるものだということを体験しました。
 次にビートルズの「ミッシェル」の楽譜をもらって演奏してみました。初見での演奏でノリはまだまだでしたが、こんな曲もとても楽しかったです。
 今度はJ.D.Careyの「Choo-Choo Train」「Wagon Train」を練習しました。「Wagon Train」はウエスタンの感じを出してという先生の注文でした。
 最後に「大きな木」の10番目と9番目の曲を練習しました。9番目の「ああ根元から」は難しい曲です。テンポも早く長い曲で、ついていくのも大変でしたが、みんなで駆け抜けたような爽快感がありました。2時間近くの練習の合間には吉沢先生のアルトリコーダーによるジャズ風の曲の演奏も聞かせていただき、とても楽しくエキサイティングな時間でした。みんなの熱気でレッスン室は暑くて冷房をいれるほどでしたもの。今回はビートルズの曲も含め、先生のジャズ風の曲の演奏も聞かせていただくなど、いつものメニューに加えたいろいろ、あれこれがあって盛り沢山の楽しい練習でした。
 練習の後は、数人で喉の乾きを癒しにビアホールへ行き、あれこれのリコーダー談義に花を咲かせたりしました。個人レッスンのこと、楽器のこと…、圧巻はバロックピッチの替え管について、替え管というのは頭部管が何本もあるのだと思っていたわたし…、とドラマー&リコーダーリストのOさん。「そうじゃなくって、中部管でしょう。」って感じで教えてくださったHoly-Pondさん、リコ広さん。こんな勘違いに一同大笑い。美味しいビールと共に楽しい時間でした。また来月も楽しみ〜! 5月以降のスケジュールも決まってMYROTは続きます。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.5 (2000-01-25)
★お休みしたのですけど…
 月に1度の銀座でのデート(とわたしが勝手に呼んでいる)、吉沢実先生のMino-Yoshizawa Recorder Orchestra Tokyo(MYROT)の練習の5回めでした。が、わたしは今回は、残念ながら仕事が忙しくて行けなかったのです。発表会の後で気が抜けたのに、今度は仕事が忙しいので少々ヘロヘロでした。銀座のデートにでかけ、そのレポートをしなくては!という責任感はもちろんあるにはあったのですが、今週は発表会も入れるとリコーダー関係の練習あれこれが4日も入っていましたので、ほんとに残念ながら、夜の銀座でデートをあきらめるしかありませんでした。
 当日行けなくなったのをまずはドラマー&リコーダーリストのOさんに知らせ、練習の様子を教えて!っていったら、Oさんも行けなさそう!とのお返事でした。そこでMYROTのおしどり夫婦メンバーの新妻Mさんに「行けな〜い! 今日の練習のレポート頼む!」とメールで知らせ、後日のレポートが送られるのを待つことにしました。
 翌日、MYROTの世話役のK氏からメールが来ていて、「昨日の練習は以下のとおり…」という報告が思いがけなくももたらされました。ほんとにすっごくうれしかったのです。今まではわたしは休まずに練習に参加していたのですが、もしかしてK氏は練習に出られなかったメンバーに今までもメールで練習内容を教えてくださっていたのかもしれません。そして「来月こそは、銀座に行こう!」と心密かにメールを読みながら思うメンバーが多かったことでしょう。以下がK氏からのメールにあった練習内容です。お休みしたわたしが銀座でデートの日記を書けるのも、こんな頼もしい、心優しい、リコーダーを愛する仲間があるからです。

  1. 青本(「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」)
    P14の和声練習
    P15・16の非和声音の練習:経過音から先取音まで全部やりました。
    P20 G-Durの練習(下段) 
    さらにP21.22の「苦境にさまよい」
    「J.S.Bachの曲」
    P46・47のポリフォニーの練習
  2. 新曲( 先生が持ってこられた楽譜。)
    「Virgen Blanca」
    「TodosLosBiensDelMund o」
    スパニッシュ調の曲。
  3. 大きな木(「リコーダーアンサンブルとナレーションのためのThe Giving Tree -大きな木-」)
    今回はコレをしっかりやりました。
    9.ああ根元から  先生曰く「これが一番難しい」
    6.おとこは枝をぜんぶ
    10.だけど それは ほんとかな

    そして、最後に
    1.プロローグ を2回やって,終わり

 Mさんからのレポートもお待ちしていますね。
            ・
            ・
            ・
 練習日からほぼ1週間して、Mさんからのレポートが届きました。忙しかったでしょうに、ありがとうございました。来月はぜひ参加したいですね。

 1月25日のMYROT練習の風景の報告になります。今回は天候のせいか、なんとなく出席者が少なかったですね。S4名 T5名 B2名 残り20名近くがAというアンバランスなアンサンブルでした。以下練習曲の紹介になります。
 
  1. 音合わせ
    G−moll
    P21/P23
      ・苦境にさまよい
      ・罪深きもの私は何をすべきか
     
     いつものチューニングです。体全体を楽器として、ある1点に音を集中させる。そのなかで今回は上記の2曲を演奏しました。音を作り上げるにはあまり時間かけなくても揃うようになってきた模様です。
     
  2. 新曲(スペインの曲)
    申し訳ございません、こちらの曲の作曲者名を聞き損じました。なんでもスペインで吉沢先生と同じ村に住んでいた作曲家だそうです。きれいな曲で皆さん気に入られたとのことで、次回よりGB入りで、全曲演奏してみることになりました。
     
       
  3. Giving Tree
    今回は一番難しく、今まで棚上げされていた2曲を集中的に行いました。10分ほど自習時間も入りました。早くこれも全曲通して演奏したいものです。
     
    最後の閉めはGiving Treeの1曲目でした。
     

 いつものとおり、楽しい時間でした。気のせいか回を重ねる毎になんとなく音がきれになっていく気がします。やはり、少しずつ安心感というか、お互いの壁がとれてくるという感じでしょうか。しかし、不思議なものです...まったく関係のなかった人々が、ネットというものを通じて知り合ってリコーダーという1本の木で、こうまで暖かい音・音楽を作れるとは。
銀座にいる1時間30分はなんだか自分がとっても良い人間になっているような気がします。


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Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(1999年その3)
 ( 1999-10-15 − 1999-12-26 )     
1999-12-28 最終更新
リコーダーオーケストラのおけいこNo.4 (1999-12-21)
★クリスマスキャロル…
吉沢実先生のご指導によるMino-Yoshizawa Recorder Orchestra Tokyo(MYROT)の練習の4回めです。「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」を使ってSATBで14ページの和音と和声とリズムバリエーションの練習をした後は吉沢先生がもってきてくださったクリスマスキャロルの楽譜をみんなで演奏しました。「グロリア」「コヴェントリー・キャロル」「メリークリスマス」「あまき喜び」「聖夜」の5曲です。クリスマスを控えた夜の練習に相応しく、30人くらいのリコーダーの音色が響きわたりました。クリスマスに演奏する音楽にリコーダーの音色はぴったりですね。吉沢先生のご指導の言葉を聞きながら、それに気をつけて演奏すると曲がその表情を変え、前とすごく違って美しく聞こえるのが不思議です。
 次は「リコーダーアンサンブルとナレーションのためのThe Giving Tree -大きな木-」をはじめから通して演奏してみました。ソロのパートはメンバーから何人かをピックアップしながらの演奏で、わたしも10番目の「だけどそれはほんとかな」でバスを担当しました。始めから14番目まであるナンバーの練習をしてから、最後はクリスマスキャロルも5曲を通して演奏し、今回の練習を終えました。練習は9時までにもおよびましたが、クリスマスの曲も演奏して、心もあたたかくなって銀座からの家路につきました。リコーダーを大勢で演奏し、その全体の響きを楽しむというのはふだんなかなかできないことです。小学生が大勢でソプラノリコーダーだけで演奏するのとは違った奥行きや幅や厚みを感じさせるリコーダーオーケストラの素晴らしさをまた感じてしまいました。こんなグループに参加できること、ほんとに幸せです。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.3 (1999-11-02)
★「大きな木」を駆け抜けて…
吉沢実先生のご指導によるMino-Yoshizawa Recorder Orchestra Tokyo の練習の3回めとなりました。今回私は仕事の都合で少し遅れて参加したのですが、レッスン室の外から聞くリコーダーの音はとても迫力のあるものでした。和音、和声練習を川きりに練習を始め、「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」を使ってSATBで14ページの和音と和声とリズムバリエーション、15〜16ページの非和声音の練習、23〜24ページのコラールの練習を行いました。徐々にメンバーの気持ちを高めていく吉沢先生と、それに呼応してノっていくメンバーとがとてもよく感じられました。わたしが凄く困ったのは、みんなでソプラノのメロディを吹いてみましょう、と先生から言われた時です。バスを吹くわたしはやっとヘ音記号の譜面に少しは慣れたところだったのですが、ト音記号のそれも譜面上では同じF管のアルトよりも1オクターブ低いものを見て、それをバスリコーダーで演奏するということに頭がこんがらがってしまいました。ほとんどそのメロディとやらは吹けず仕舞。初級者の悲しいところ、トホホ…でした。それから吉沢先生がご覧になった映画「エリザベス」の中で使われていたというスザートの曲をいくつか練習してみました。初級者にとって楽譜を配られて初見で演奏するのはなかなか大変ですが、みんながんばっている様子。ときどき、いやしょっちゅう変な音を出していたのはわたしです。ごめんなさい。でもまあ、わたしにしては初見でこのくらい出来ればいい方いい方なのですけど。
今回はいつも間でとる休憩もなしにして、次はいつものJ. D. Careyの「Choo-Choo Train」。各パートで特に気をつけて演奏するところ、演奏のポイントを指導していただきながら、いつもより時間をかけて練習しました。1回めより2回め、2回めより3回めと月に1度の練習ですが、確実に良くなってきているのが分かります。わたしは練習でこんな風に具体的に指導を受けながら練習したことが今まであまりなかったので、吉沢先生の次々にくり出されるご指導の言葉を聞きながら、その場その場で一生懸命に練習するという体験がとても新鮮で楽しくて仕方ありませんでした。今回は参加人数が30数名にもなったので、音のボリュームも大きく、すごい迫力を感じるような演奏になってきました。
 最後は、「リコーダーアンサンブルとナレーションのためのThe Giving Tree -大きな木-」です。まずは10番目の「だけどそれはほんとかな」を練習し、その後は1番目から14番目まであるナンバーを、難しいものは飛ばしながら、演奏してみました。なかなか難しいです。ソロの部分は各パートから選ばれた方たちが演奏されましたが、みんなのやる気がすごく伝わってくる演奏でした。みなさん、ほんとにお上手です。こんなメンバーと一緒に演奏できるなんて、とても幸せですよねぇ。最後は駆け抜けての練習でしたが、今回もまた充実した練習で、夢のような時間を過ごしました。
このリコオケに登録されたメンバーが43名にもなったので、一応参加登録は打止め ですって。練習の後は休日前ということで、20名近くで近くのビアホールにくり出して乾杯、そして自己紹介などして大変楽しい夜を過ごしました。このリコオケのメンバー募集をグループ紹介のホームページに載っていた記事や、吉沢実先生のホームページでの紹介によって、インターネットを通じて知り、メールでアプローチという方がとても多く、口コミとはまた違ったネットでの繋がりで集まった方々が多いのです。こういうリコーダーを趣味とする人たちのコミュニケーションの手段としてネットは凄い力を発揮していることを改めて感じたものでした。
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Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(1999年その2)
 ( 1999-07-03 − 1999-10-14 )     
1999-10-16 更新 
リコーダーオーケストラのおけいこNo.2 (1999-10-04)
★和声・音階練習の楽しさ
吉沢実先生のご指導のもと、ヤマハ銀座店3FでMino-Yoshizawa Recorder Orchestraの2回めの練習がありました。今回初めて参加された方の自己紹介&先生からの紹介があってまずは音合わせを兼ねた和声練習をしました。今回はこれにかなり力を入れて、「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」をテキストにSATBで和音と和声の練習を行いました。そして音階練習とそのリズムヴァリエーションの練習。わたしにとっては初めてといっても良いくらいに、響く音の固まりとそれが重なりあって聞こえるリズムに圧倒されながら、一心に吹いていました。音階の音が一つ一つ動いていくごとに先生のいらっしゃる場所の一点に音を集中させていくことをイメージしながら吹いていくのです。そして非和声音の練習を経て、ト長調の音階練習、そしてテキストの21ページの「苦境にさまよい」を演奏しました。さらに66ページのスザートの「パヴァーヌ”戦い”」を演奏し、この”戦い”でかなり盛り上がったところで休憩。吉沢先生は独特の語り口で私達に吹く時にイメージすること、そして音の色あいが次々に変化していくことへの驚きと共感とを伝えてくださるので、ほんとにわたしたちも”その気”にさせられてしまうのですね。
この休憩の間には今までメールやインターネット上の掲示板などでやりとりをしていたけれど、実際に顔をあわせるのは初めてという方々としばしご挨拶。あちこちで話しも盛り上がっているようでした。リコーダーを演奏される方たちも世のならいか、ホームページやe-mailを使ってインターネットに潜むリコーダー仲間を見つけだし、はじめは姿の見えない交流をつづけていますが、そうこうするうちに、次には顔を会わせて一緒にアンサンブルをやるというふうになっているようです。休憩時間はこんな方々とのご挨拶やそれぞれのリコーダー活動のことなどを話したりと楽しく過ごしました。
休憩が終わったら前回も練習したJ. D. Careyの「Choo-Choo Train」を部分部分にわけて、パートごとに演奏してみました。バスパートの面々には先生がトリルの替え指や正しい指使いなどを教えてくださいました。とてもリズミカルでかっこいい曲なので、みんな知らず知らずのうちにノリノリ!、駆け抜けるように演奏しました。最後は、「大きな木」という絵本の内容をもとにした新作の組曲から10番目の「だけどそれはほんとかな」を練習しました。全員で演奏する部分と各パートからひとりずつ選ばれた方でのソロの部分とがあり、ゆっくりした美しいメロディが流れるソロの部分は思わず聞きほれるくらいです。これはあまりじっくり練習する時間はありませんでしたが、1時間半の練習は夢中で吹いていて毎回とても充実した、ときめくような時間なのです。こんな練習、演奏ができるのはとても幸せだなぁと感じました。
メンバーの方の中には参加したいのだけれど都合がつかず、前回だけ、あるいは今回までの参加だったり、またはしばらく来られないといった方々もいらっしゃいますが、新たな参加者も迎えることになったりと、このオーケストラの中も動いています。ここで初めて会うリコーダー吹きがそれぞれのパートを演奏しながら、耳をすませて音を聞き、心を合わせてみんなで1つの曲を演奏していこうとする意志、意欲はとてもすばらしいものだと思いました。「師匠」はみんなの体とこころとを柔らかく解きほぐしながら、リコーダーを吹くことによってわたし達を飛び立たせてくださるのです。あっという間の1時間半。週のはじめからとてもハッピーな充実した時間を過ごすことができました。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.1 (1999-09-24)
★身体全体に音を響かせて
「リコーダーの広場」というリコーダー愛好家たちの情報基地となっているサイトがあります。わたしもそこには毎日のように出かけていって掲示板での話題や演奏会、イベント等の情報をチェックしたりしています。ある日そこでMino-Yoshizawa Recorder Orchestraのメンバー募集という情報を見つけたのです。リコーダー奏者であり指導者である吉沢実さんの指導してくださるリコーダーオーケストラのメンバーになって練習できるというチャンスに、わたしはさっそく問い合わせのメールを出し、仲間入りさせていだたくことになりました。そしていよいよ第1回目の練習の日がやってきました。今まではコンサートで拝見していた演奏家、吉沢実氏がわたしにとっては初めて本当に指導を受ける吉沢先生としてこれからお会いすることになるのです。わたしは仕事が終わってからヤマハ銀座店に駆け付け、1時間半の練習をします。閉店後の3階楽器売り場のレッスン室では、練習の始めに参加者全員の自己紹介(吉沢先生からの紹介)をして、それぞれにリコーダーや吉沢先生との関わりを話すことになりました。わたしも「はじめまして。リコーダーのおけいこ日記をホームページで書いているKey-Mamaと申します。」と自己紹介し、吉沢先生とのインターネットやメールなどでのやりとりとは違った、初めての face-to-face の出会いを果たしました。
 さて練習ではまず、身体全体に音を響かせて…という先生のご指導を受けて、参加者みんなで和声練習をしました。ソプラノ、アルト、テナー、バスそれぞれが先生の方へ音を集中させ、身体に響かせて音を出すように意識しました。とてもきれいな音が出て、とてもいい気持ちで、思わずワクワクしました。それからJ. D. Careyの「Choo-Choo Train」を、休憩をはさんで「大きな木」という絵本の内容をもとにした新作の組曲のなかから比較的やさしそうな曲を2つ練習しました。わたしは今回はバスリコーダーを吹こう思って他にバス担当となられた2人の方達の後ろで、できるだけついていこうと頑張ってみました。リコーダー歴は浅いとおっしゃる方でも3年とか4年とかで、きっとわたしのように1年ちょっとというのは珍しいのではなかったかと思います。その中でもバスは最近始めたばかりで、まだへ音記号の譜面もさっさと読めないへたっぴーですが、吉沢先生のご指導にうまく乗せられてなんだかとっても気持ちよく吹くことができました。初見での演奏はわたしの苦手とするところで、変な音もいっぱい出してしまいましたが、他のバスの方々のリードのおかげで、それでもとても楽しく吹けました。みんなで合わせて吹くっていいなぁ とつくづく思ったのです。少人数のアンサンブルでなく、20数名のオーケストラというのは初体験でしたが、音を身体に響かせて、オーケストラ全体で響いてという感じがして、初回練習ですっかりハマってしまったようです。練習の後は、近くのカフェテラス風のお店でちょっと飲んだり食べたりしながらのおしゃべり…。わたしには初対面の方々ばかりでしたが、同じリコーダー仲間とこんなにたくさん集まって、いろんな方たちとお知り合いになれて、とても楽しい花金(もう死語かしら?)の銀座でした。また来月の練習がほんとにほんとに楽しみ〜!
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