Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記 (個人レッスン編−1998〜2001年) ( 1998-02-12 - ) 2001-07-12 更新 |
Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(1999年その1)
( 1999-01-10 −1999-06-27 )
1999-07-02 更新 第32回おけいこ
(1999-06-24)
もうひとつはイギリス組曲第2番より「ブーレ」を演奏してみました。一回吹いてみたら、先生が首をかしげているみたい。「もう一度吹いてみて」と言われて、わたしは楽し気に軽やかにスタカート気味に吹いてみました。ほんとはそんな感じの曲ではないそうです。「珍しい吹き方ですね。」と言われてしまいました。弾んで演奏するのが楽しくてそれ以外の吹き方があるとは全然思ってもみず、先生が吹いてくださった「ブーレ」はわたしの吹いたのとは全然違った別の曲のようでした。これも先生の吹き方を思い出してもう一度やり直してきます。
なんだか今回はレッスンがスーっと終わってしまって、終わってみると「あれれ…??」という感じでした。前回一応自分で合格ということにした難曲の「ブーレ」が終わってなんだかホッとしているのかもしれません。また気を引き締めて練習練習!!
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第31回おけいこ
(1999-06-10)
さて、6回めとなった「アルトリコーダー二重奏曲集1」イギリス組曲第1番より「ブーレ」です。今回は楽譜もめくらなくていいようにコピーをしていただいて、さあ、演奏のはじまりはじまり。
今回は今までよりも家での練習の時とレッスンで先生と一緒に演奏する時の、ギャップが少なく演奏できたと思います。いつも先生の前だとどうして吹けないんだろう、もうっ! という感じだったのに、今回は苦手な初見での演奏を少しした後だったためか、落ち着いて吹くことができたのかもしれません。今回くらいの時間的な余裕もあるとよいのかもしれませんね。いつも自転車で教室について、まだゼイゼイしながら演奏をはじめるのがうまくいかない原因かもしれません。「ブーレ」は繰り返しも含めると結構ながい曲なのですが、通して演奏しました。あまりドキドキせずに落ち着いて吹いているのが自分でもわかり、ちょこちょこのミストーンは残るもののまあまあ自分でも納得いくくらいまでの出来にはなりました。くらばやし先生には「どうですか?まだまだやりたいですか?」と聞かれて、「まあ、このくらいなら、合格にして、次行こうってことにしてもいいですね。」なーんて、ちょっと立場逆転の会話をして、一応これで「ブーレ」はおしまいということにしました。これはかなり練習して、練習量が一定以上になって指が動くようになってから、ほんとはそこからが演奏の始まりというような曲のように感じます。私にとっては「難曲」でした。
次の「ジーグ」はテンポを遅めに始めてしまったので、ちょっと感じが違う「ジーグ」になってしまいましたが、息継ぎも考えながら演奏して、前回よりもトリルでのもたつきが少しは改善されてきたと思われます。2度めにはもっと早いテンポで演奏してみました。この「前のめり」の感じをちょっと忘れていたのですね。これもこのテンポで練習を重ねて頑張っていきましょう。少し前の「吹けない、吹けない」と苦しかった気持ちが、練習を重ねることによって前回今回とレッスンが終わった後も「リコーダーって楽しい!!」と思える、自分の楽しみのために吹いているという気持ちの充実にかわっていくのが嬉しいです。
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第30回おけいこ
(1999-05-27)
次ぎのページの「ジーグ」はテンポを守ってきっちり吹くようにという先生のご指導を聴いて、今回はあまりに機械的に演奏するようになってしまったみたいです。テンポを守ってはいいとしてもスケールのように演奏するところも無機的になってしまったので、もうすこしゆらぎも表現した方がよいというご指導でした。トリルがまだどうしても遅くなってテンポを乱すことになるのですが、先生によれば、トリルは指づかいの点では余裕を感じるところなのだそうで、そうムキにたくさん音を重ねなくてもよいそうです。これも次回にまたおさらいすることになりました。自分で納得のいくまでやらせてください、ということにしました。今回も合格ということにはならなかったけれど、こういうふうに自分のペースでやらせてもらえるのが、うれしいです。自分の楽しみのために吹いているというのが前提にあるので、レッスンが終わってからも、結構充実した気持ちになるのがうれしいです。自分ひとりのレッスンはそういった意味ではひとりひとりに合った練習ができるので、こういう個人レッスンで技術やフレージングなどをしっかり学ばないといけないのですね。
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第29回おけいこ
(1999-05-13)
「ブーレ」の次ぎのページの「アルトリコーダー二重奏曲集1」バッハのイギリス組曲第1番より「ジーグ」を演奏しました。1度吹いてみた後では「この曲はテンポを守ってきっちり吹くようにして」という先生のご指導をいただきました。ちょこちょこ出てくる装飾音に手間どって、そこでどうしても遅れがちになり、甘えが出てしまいます。また息つぎも難しく、ほんとうは16分音符をタカタカと刻むところは8小節くらい息継ぎなしに吹けるといいのですが、そこまで息が持たずに途中で息つぎして、遅れてしまいます。先生は「どこででも息つぎできると一番いいんですよ。」と早いパセージの中での短くも強引なブレスを模範演奏をしてくださいましたが、うーん、難しそう。レッスンの回を重ねるごとに少しずつ少しずつ演奏が進歩していくのが見えるので、ここはちょっとしつこくなんとか吹けるようになるまでレッスンを続けることにします。次回も今回の2曲をおさらいします。なんだかこのバッハの曲は「くせ」になっちゃうみたいでこの頃は「つらいんだけど楽しい」というふうになってきています。
一応30分のレッスンの間には「トリオ?」「アンサンブルのパートの並ぶ位置?」「初見はどうやったらうまくなるの?」などなどのわたしの質問にも答えてくださる先生です。
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第28回おけいこ
(1999-04-22)
次には「アルトリコーダー二重奏曲集2」のフランス・バロックのフルート作品からブラヴェのソナタを吹いてみました。とてもきれいな曲で、ぜひ吹いてみたい曲でしたが、2楽章の途中くらいまでしか吹けませんでした。「これもいい曲ですよねー」という先生の言葉に、「そうですねー。ぜひ吹いてみたかったんです。」とこたえました。バッハの曲よりもメロディがきれいなのですが、しばらくバッハの曲の練習をしていたために、むずかしいバッハの指の練習も何だかまた楽しいと感じるようになってきたみたいで、「これから「アルトリコーダー二重奏曲集1」と「アルトリコーダー二重奏曲集2」のどちらをやりましょうか?」と先生に聞かれたら、「「アルトリコーダー二重奏曲集1」のバッハをやりたいです。」と答えてしまいました。
また「アルトリコーダー二重奏曲集1」バッハのイギリス組曲第1番より「ジーグ」に進んで、初めて演奏してみました。この曲もどこで息つぎをしたらよいやら、というところがあるのですが、この曲にくらべると、前の「ブーレ」が結構むずかしい曲だったことがわかります。次回は「ブーレ」をもう一度トライしてもっと吹けるように、そして「ジーグ」にも挑戦してくることになりました。今回はいろいろな曲を吹いてみましたが、ちゃんと合格した曲はなかったものの、なんだか久々に吹いた後、ウキウキするような楽しい気分になりました。前々回よりも前回、前回よりも今回と少しずつでもスムーズに吹けるようになってくるのが、練習の成果としてわかるので、我ながらうれしいものです。今度のレッスンの前の晩も2時間くらい、吹けないところを繰り返し繰り返し練習しましたもの。それでもまだまだですが、少しずつでも進歩があるのを励みにまた頑張ろうという気持ちになれます。
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第27回おけいこ
(1999-04-08)
この笛はウインドウェイが狭いためか、今のところ息の量にくらべて音が小さめというか弱めに出るので、あまり力んだように聞こえないようなのです。使いはじめのうちは吹いてもつまったような感じになって十分な音量が出ず、またつまりやすくて音が出なくなることもあったのですが、この頃は慣れてきたためか、だいぶ吹きやすくなってきています。それで先生には「吹き方も気をつけてますけど、多分この笛のせいでしょう。」と答えました。「この笛で少し強めに吹くといいかもね」と先生。
先生とパートを入れ替えてアルトのセカンドも吹いてみました。3度めの正直というか、この曲に取り組んで3回めのレッスンで、まあまあ合格ということになりました。この曲を練習しはじめて4ヶ月近くになりますから、わたしはさっと吹けるようになるタイプでないことがわかりますね。譜を読みはじめてから指がうごくようになるまで時間がかかるのです。ですから練習不足はいけません。今は練習すればするだけうまくなっていくので、やりがいもあるのですが、人一倍練習が必要のようです。この曲集の3つのメヌエットがまずは終わりました。この曲は結構気にいっています。
次ぎはイギリス組曲第1番より「ブーレ」です。むずかしい前半を集中して練習したはずなのですが、先生との二重奏となるとやっぱりついていけないところがあって、止まってしまいました。まだ暗譜していないのが練習不足といえないこともなく、先生の伴奏についていけないので、「ちょっとひとりで吹かせてください。」といって自分のペースで演奏してみました。伴奏がつくと、テンポが早くなってしまって自分で追いつけなくなってくるのです。わたしがあんまり吹けないので、先生も次ぎにどの曲を練習したらよいか迷っていらっしゃるのか、「つぎは「アルトリコーダー二重奏曲集2」も持ってきて。家でひととおり吹いてみたら。」とおっしゃたのですが、初見がきかない私としては、「ひととおり」というのはむずかしいですね。まあ、また頑張ってくることにします。とほほ…。いやはや去年の習いはじめのように、「楽しい、楽しい!」とウキウキばかりもしていられないこの頃です。
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第26回おけいこ
(1999-03-25)
「アルトリコーダー二重奏曲集1」からバッハのフランス組曲第3番の「メヌエット」をもう一度。前回先生の前で初めて吹いてみた時は割合指が動いて、先生からも「指は動くようになってますね。」と言われていたのに今回1ヶ月経ってみると、指が動かなくなっている。前回「指"は"動いてる」と言われたので、この曲の練習はあまりしなかったというのが原因です。
とはいえ、「この曲集のメヌエットから先にやっていきましょう」と先生にいわれてから曲集の中の3つのメヌエットを練習し始めて3ヶ月くらい経つのです。まず、指が動くようにするのに一苦労だったのに、今回指が動かないのはやっぱり毎日吹いていないからだったようです。今月は他の発表会の練習もあったので、こちらのバッハの二重奏曲の練習がおろそかになっていたのは確かですけど。先生と1回目に吹いたのは、もう最悪でした。前回はひっかからなかったところが繰り返しの中でもまともに吹けず、ときどきは止まって、もう一度となる始末でした。運指とタンギングのかねあいが良くないらしく、音がにごってしまうので、きちんと音を出すように少しゆっくりていねいに吹いてみました。すると大分改善されましたが、それでも先生のようにクリアの音が出ないのです。音の跳躍とその運指に気をとられて、音を確実にきちんと出していなかったのです。今まで「音、汚いなー」と思いながらも1音1音きれいに穴を押さえて吹いていなかったわけで、気をつけてていねいに穴を押さえて吹くことを練習しました。この曲は低音部は高音部とはまた違った趣で、高音部にくらべると音符がすくなくて易しそうです。次回は音をきれいに出すことと、低音部も練習してくることとなりました。
次ぎはイギリス組曲第1番より「ブーレ」に取り組みました。曲集の初めの曲です。メヌエットの次ぎは曲集のあたまから取り組んでいく予定でした。♯が2つの二長調で始まり、後半はヘ長調になるのですが、先生もリコーダーでは♯のついた曲の方が♭のついた曲よりもむずかしいとおっしゃったように、後半はともかく、前半がむずかしい。自分で要注意の音符に○印をつけて練習していたのですが、五線譜をこえて描いてあるような高い音で、♯をつけなきゃいけなかったのをそのまま吹いていたところがたくさんあって、もうアウト!!
スラーを強調して音を出すことをきちんとやることと、♯をつける音とに注意してさらに練習することになりました。いやはやこの曲集はむずかしいです。先生は「これをやれば力がつくよ」とおっしゃっていますが、これは1つの曲をだいたい吹けるようになるのにかなりかかります。先生には時間をかけてやりたいといいましたが、ある程度吹けるようになるまで、修行修行のバッハでしょう。あーームズイ! 1時間のレッスンはしんどかったー……。
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第25回おけいこ
(1999-02-25)
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第24回おけいこ
(1999-02-04)
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第23回おけいこ
(1999-01-28)
つぎにフランス組曲第1番からの「メヌエット」にいきました。吹きはじめたら、「あれっ?」「どうしたんだろ」「もう一度」「すみません、ここからもう一度。」「んーっっ」なんて言いっぱなしのわたし。要するに指が動かなくて吹けないんです。家で練習しているときは、いくら何でもこれよりうんとましだったんですけどねぇ。結構時間かかってそれほど長くもない曲をおわったのですが、無念……。くやしいいい。どうして吹けないのかしら。
「先生!、いつもはこんなんじゃないんです!」とわたしは思わず叫んでしまったのです。すると先生、「いつでもどこでも吹けるようでなければ。」と静かにおっしゃいました。あっ、ハハア。おっしゃるとおりです。わたし、あまりの無念さに身のほどもわきまえず、思わず口走ってしまったのでした。やっぱり、練習不足なのです。十分に練習したとはやっぱり言えませんものね。また来週がんばりまーす。
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第22回おけいこ
(1999-01-14)
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Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(1998年)
( 1998-02-11 − 1998-12-24 ) 1998-12-25 最終更新第21回おけいこ
(98-12-24)
先生、お世話になりました。また来年。
第20回おけいこ
(98-12-10)第19回おけいこ
(98-11-26)第18回おけいこ
(98-11-12)第17回おけいこ
(98-10-22)
レッスンの後で、先生と発表会後のレッスンについて、個人レッスンとアンサンブルのグループレッスンをどんなふうに組み合わせるかを話し合いました。月に個人レッスンが2回とアンサンブルのレッスンが2回の計4回もあると、わたしは他に公民館でのアンサンブル活動もやっているのでちょっときつい、とお話しました。
家に帰って、「先生の前で吹くと緊張して指が動かなくて、いつも吹ける曲がしどろもどろになっちゃうの」と家族に話したら、むすこ2が「そりゃ、当然ですよ。練習の成果を見せようと思って先生の前で緊張するのはあたりまえでしょ。それはふつーです。」と言われてしまいました。それに対してわたしは「まだまだ練習が足りないってことなんです。目をつぶっても演奏できるくらい自信を持ってやってないからだよね。うーん、ぐやしいー。今度はがんばろうっと!」
でも、肩の力は抜いて……ね。
第16回おけいこ
(98-10-08)第15回おけいこ
(98-09-24)
新しいアルトリコーダーにアウロスの指かけをつけて演奏するようにしたのですが、今まで不安定だったf←→gのオクターブ孔の開閉がふらつかなくなった感じがします。リコーダーを支える指が少なくなった時にリコーダー自体を安定して支えられなくなり、フラフラするのでオクターブ孔をピシッと塞ぐことが出来にくくなっていたのではないかと思います。プロが指かけを使っているかどうかはさておき、さほど重さに対する不安のなかったアルトでも指かけを使うことによって改善される点があるのが1つわかったわけです。そのことを小学校で購入したアウロス製のソプラノ(指かけが付属品でついている)にはじめから指かけを付けて使っているむすこ2に話したら、「そんなの当然だよ。」と鼻であしらわれてしまいました。「あっ、そう。知ってたのー」
第14回おけいこ
(98-09-10)第13回おけいこ
(98-08-27)
さて東京へ戻って、今回のレッスンは秋の発表会のレパートリーでまだ決っていなかった、チェンバロと一緒に演奏する予定の曲の楽譜を先生からいただき、それを練習してみました。苦手な初見でしたけれど、先生と一緒にアルト二重奏を吹いてみて、曲の感じはだいぶつかめたように思います。「あさって発表会のメンバーで集まって練習する時までに、少し練習しといてください。」と先生にいわれました。サンマルティーニの「2本のアルトリコーダーと通奏低音のためのソナタ第2番ヘ長調」で3楽章からなっています。楽しそうな曲ですし、やりがいもありそうで、がんばるぞー というところです。その曲の練習のあとは、「ギースベルトの教則本」の#110から3曲ほど進みました。#112の「ジグ」が楽しくて、結構練習していったので、先生に「良く指がうごくね」とほめられ(?)ました。「こういうのは指を動かす快感があるでしょ。」と先生がおっしゃいましたが、まだまだわたしには快感は程遠く、指を動かすのに、息継ぎに一生懸命で、曲が終わるとハアハアいってしまいます。でも先生がおっしゃるのは感じとしてはわかりますよ。ハイ。3週間ぶりのおけいこはやはりとても楽しくて、帰りの自転車では思わずニコニコして、「パッパヤパッパパンパンパンパン……」などと口づさんでしまって、変なおばさんしてしまいます。
第12回おけいこ
(98-08-06)第11回おけいこ
(98-07-09)第10回おけいこ
(98-07-02)第9回おけいこ
(98-06-11)第8回おけいこ
(98-05-21)第7回おけいこ
(98-05-07)第6回おけいこ
(98-04-23)第5回おけいこ
(98-04-09)第4回おけいこ
(98-03-28)
が!、そんなワクワクもつかの間、オクターブ孔を少しあける高い音の出し方を練習する段になり、十分練習していったはずの曲がどうゆうわけだかつっかかり出し、チャンと吹こうとするとますますつっかかるという状況になって、「じゃ、次はここからね。」ということになりました。ぐやじい!もっと練習しとくんだった!!指が動かないのは練習不足でしかないもんね。でもなんだか今日は曲を楽しんで吹くことができたような気がしてとてもうれしいレッスンでした。
第3回おけいこ
(98-03-26)第3回おけいこ
の前に
(98-03-17)第2回おけいこ
(98-02-26)第1回おけいこ
(98-02-21)体験レッスン
(98-02-12)
[おまけINDEX]