Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(1999年その1)
 ( 1999-01-10 −1999-06-27 )     
1999-07-02 更新 
「多摩ムジカアンティカ」例会(No.22)
(1999-06-27)
★気持ち悪く…ない!
前回につづいてO氏もいらして、今回はH氏、F氏、SIさん、私の5名の参加でした。5声の「ブラウニング」を2曲、ほかに北御門文雄編の「リコーダー四重奏曲集」中級編からあれこれ、リコーダー合奏の曲集からあれこれと、演奏してみました。
前回の例会の時にバードの「ファンタジア」が気持ち悪いと私が感想を言ったのがタタって、もーっと気持ち悪い曲、微妙な追いかけっこで、合ってるかどうかわかんないような曲や、三連符がずれて演奏されるものなどの楽譜を見せられました。これらにくらべればあの「ファンタジア」は気持ち悪くないでしょということなのです。でもわたしの言った「ファンタジア」の気持ち悪さ ということにO氏も同感して、「わかります」と1票を投じていただきました。が、こんな「気持ち悪さくらべ」の後では比較の問題で、もうあの「ファンタジア」は気持ち悪く…ない!という結論を出さざるを得ませんでした。 前回は「帰りた〜い」とダダをこねていたむすめ1ですが、今回は「いい子にしててね」というのを理解してくれたか、一人で静かにお遊びして、その後は一人で椅子の上でお昼寝してと、おかげで練習に集中させてくれました。お人形や小さな絵本や落書きできる紙とペンを持っていき、飲み物も準備していったので、1度トイレに行きたいとせがんだ以外は一人で遊んでいてくれてほんとに助かりました。帰りは雨が降ってきたので、オットさんに車でお迎えを頼みました。もうこのTMAにも1年以上参加させてもらっています。はじめて来たころはむすめ1も2歳半くらいでしたので、こんなにおりこうさん(大人にとって都合が良いの意味かもしれませんが)になってくれて、母は嬉しくて帰りにはいっぱい誉めてあげました。それに始まりのときに音楽室にはいったら、大きな声でご挨拶できるようになっています。SIさんからは白黒の猫ちゃんのぬいぐるみをもらって「ありがとう。」 月に2回の例会に参加するのはむすめ1にももう当たり前のことになっているようです。
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第32回おけいこ
(1999-06-24)
★「あれれ…??」
「アルトリコーダー二重奏曲集1」イギリス組曲第1番より「ジーグ」を演奏しました。ところどころまだ変なビブラートがついてしまう癖が抜けないので、これをなんとかしないといけませんね。自分でつけてる意識はなくてつい吹きすぎてしまうときに無意識の変なビブラートがついてしまっているみたい。息の調節が難しそうです。息継ぎはあちこちでしてしまって、こことここで、と考えていた箇所とは違ってしまいます。息が続きません。今吹いているアルトリコーダーは吹く時にあまり息を消費しない笛というか、どちらかといえば優しく鳴る笛なので、大きな音が出てすぐに息が消費されてしまう、というものではないと思うのですが、それでも息を持たせるのはなかなかむずかしいです。
もうひとつはイギリス組曲第2番より「ブーレ」を演奏してみました。一回吹いてみたら、先生が首をかしげているみたい。「もう一度吹いてみて」と言われて、わたしは楽し気に軽やかにスタカート気味に吹いてみました。ほんとはそんな感じの曲ではないそうです。「珍しい吹き方ですね。」と言われてしまいました。弾んで演奏するのが楽しくてそれ以外の吹き方があるとは全然思ってもみず、先生が吹いてくださった「ブーレ」はわたしの吹いたのとは全然違った別の曲のようでした。これも先生の吹き方を思い出してもう一度やり直してきます。
なんだか今回はレッスンがスーっと終わってしまって、終わってみると「あれれ…??」という感じでした。前回一応自分で合格ということにした難曲の「ブーレ」が終わってなんだかホッとしているのかもしれません。また気を引き締めて練習練習!!
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アンサンブルのおけいこNo.13
(1998-06-19)
★ずっとバスで…。
アンサンブルのレッスンは2回めのY氏、リコーダーのほかにチェンバロも習っていらっしゃるT氏、それにわたし、の3人の生徒プラスくらばやし先生というメンバーでのアンサンブルのおけいこでした。
前回練習したウィリアム・ブレイドの5重奏はメンバー不足でできず、10月の発表会で演奏するために先生が選んでこられたホルボーンの「パヴァーヌ、ガリアルド、アルメイン集」よりの5重奏もSATTBのTを欠いて、ソプラノを先生が、アルトをY氏が、テナーをT氏が、そしてバスをわたしが担当して練習しました。先生から「バスをやってみますか。」と言われて先生のバスリコーダーをお借りし、いただいた楽譜を初見で演奏したのですが、わたしの苦手の初見で、始めたばかりのバスで、かつヘ音記号の楽譜というのにどうなるかとはじめは不安もありました。先生にお借りしたバスはわたしが持っているものと同じアウロスの樹脂製のバスですが、少し吹いているとつまりやすい性格のものなのか、指はちゃんと押さえて吹いているのに音が出ないという状況になり、労多くして……ということになってしまいます。次回からはまた新たなメンバーが加わることになり、発表会には基本的には先生が加わらなくても5重奏ができるという予定になりそうです。バスを担当させてもらえるのは「今年はバスが吹けるようになりたい。」という今年の密かなわたしの目標にピッタリです。職場で週1回集まって練習している同好会で最近バスを吹くようになったため、バスにもヘ音記号の楽譜にも慣れつつあるのが、役立ちました。初見でバスを吹くというのは、わたしの所属する地域のリコーダーアンサンブルTMAの例会でしばらく前にやったことがありましたが、その時はもう全〜然吹けませんでした。今回はつまって音が出ないということはありましたが、初見でのバス演奏は譜面を読んで指は動くようにはなっているので、我ながらすっごい進歩です。
パヴァーヌ、ガリアルドをすこし練習した後は、「リコーダー四重奏曲集」[入門編]の48ページ、プレトリウスの「3つのブランル」をおさらいしました。前回はSATBでT氏がソプラノ、Y氏がアルト、わたしがテナー、先生がバスの担当だったのですが、今回は先生がソプラノ、Y氏がアルト、T氏がテナー、わたしがバスの受持ちです。バスは相変わらずつまって音が出ない状況でしたが、楽譜を追って指づかいは一応出来そうです。お借りした慣れない楽器でちょっと勝手も違うので次回からは自分のバスを持っていくことにした方が良さそうです。1時間ちょっとのレッスンの間、ずっとバスを吹いていましたが、こんなに長くバスを吹き続けていたことは初めてで、重くて大きなバスに最後の方は指がつって曲がらなくなるくらいでした。長い時間バスを吹いているのは大変ですね。前回のようにソプラノとアルト、テナーとバスなどにわけて練習してみました。わたしは指が動くようになってきたという状況でなにしろ音が出ていないので、先生を含めてほかのメンバーには「………」のバスだったかもしれませんが、自分では一応譜面を見て指を動かしてついていってるつもりでしたので、これでちゃんと音さえ出れば……というところで、やってる自分と聴いているメンバーとの認識にギャップがあったかもしれませんが、次回からは自前のバスでちゃんと音も出すようにしたいです。自分としてはほんとに全〜然吹けなかったバスが随分吹けるようになってきたのがとても嬉しくて、これからバスに大いに挑戦しようと燃えています。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.21)
(1999-06-13)
★ファンタジア……
久々(4ヶ月ぶりかな)にO氏がみえて、今回はH氏、MA氏、I氏、A氏、SIさん、SUさん、私の8名のにぎやかな例会になりました。仕事の前に1時間ちょっと例会にいらしたO氏ですが、仕事に出かける時間ぎりぎりまでリコーダー演奏を楽しまれた様子でした。リコーダーは好きでひとりでは吹いているけれど、仲間とのアンサンブルを楽しみたくても仲間さがしは案外むずかしいみたいです。わたしのように、職場でおしゃべり&リコーダーの同好会を毎週やっていたり、こうやって地域の公民館でのリコーダーアンサンブルに参加したり、アンサンブルのレッスンをやっていたりするのは、身近にそういう環境のないリコーダー吹きにくらべれば恵まれた方なのですね。
 さて、前回はその場で配られる楽譜を見ての演奏に四苦八苦で「これからどうしよう」と不安になっていたわたしでしたが、このおけいこ日記をみてくださったメンバーの方からウィリアム・バードの「ファンタジア」6声のMIDIファイルをメールでいただき、それを聞きながら練習することができたので、今回の練習では前回のときほど落っこちまくりという状況にはならずにすみました。MIDIファイルを使った練習は曲の全体を聞きながら、自分のパートの練習がひとりでできて、とても良かったです。楽譜を見るだけの練習ではこんなふうにはいきませんもの。感謝感謝です。コンピュータで楽譜をつくったり、MIDIファイルをつくって演奏できたりというDTMの世界はわたしには未知の場所ですが、こんなふうに楽器演奏の練習に活用できるのですね。相変わらず初見はうまくならないのですが、恐れずに挑戦していくしかないですものね。楽譜をもらう時のスリルとサスペンス…とはちとオーバーかもしれませんが、初見でどのくらい演奏できるかが、アマチュアでの楽器演奏の1つのポイントとなりそうなのは否定できません。
今回の例会ではウィリアム・バードの「ファンタジア」6声はじめ、曲名や作者は記憶していないのですが、8声、4声などのルネサンス期の曲ををいくつか練習しました。「ファンタジア」はメロディの追いかけっこなど、その様式になれるまではわたしにとっては気持ち悪いような、不気味な曲に聞こえるのをH氏に言いましたら、「ええっ、気持ち悪い???!!!そーかなーー???」とあきれられてしまいました。4時間の練習はかなり充実していますが、次は休憩のとり方など、ちょっと工夫も必要かなと思いました。
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第31回おけいこ
(1999-06-10)
★6回めの「ブーレ」は?
レッスンのはじめに10月末の発表会で個人で演奏する曲を2曲くらい決めることになり、先生が選んでくださった曲を苦手な初見で少し吹いてみました。数曲吹いてみた結果、バッハのフランス組曲第2番より「メヌエット」とテレマンの「ドルチェ」の2曲になりました。他にアンサンブルの曲を何かということで、また発表会に向けてもレッスンしていくことになります。
 さて、6回めとなった「アルトリコーダー二重奏曲集1」イギリス組曲第1番より「ブーレ」です。今回は楽譜もめくらなくていいようにコピーをしていただいて、さあ、演奏のはじまりはじまり。
 今回は今までよりも家での練習の時とレッスンで先生と一緒に演奏する時の、ギャップが少なく演奏できたと思います。いつも先生の前だとどうして吹けないんだろう、もうっ! という感じだったのに、今回は苦手な初見での演奏を少しした後だったためか、落ち着いて吹くことができたのかもしれません。今回くらいの時間的な余裕もあるとよいのかもしれませんね。いつも自転車で教室について、まだゼイゼイしながら演奏をはじめるのがうまくいかない原因かもしれません。「ブーレ」は繰り返しも含めると結構ながい曲なのですが、通して演奏しました。あまりドキドキせずに落ち着いて吹いているのが自分でもわかり、ちょこちょこのミストーンは残るもののまあまあ自分でも納得いくくらいまでの出来にはなりました。くらばやし先生には「どうですか?まだまだやりたいですか?」と聞かれて、「まあ、このくらいなら、合格にして、次行こうってことにしてもいいですね。」なーんて、ちょっと立場逆転の会話をして、一応これで「ブーレ」はおしまいということにしました。これはかなり練習して、練習量が一定以上になって指が動くようになってから、ほんとはそこからが演奏の始まりというような曲のように感じます。私にとっては「難曲」でした。
 次の「ジーグ」はテンポを遅めに始めてしまったので、ちょっと感じが違う「ジーグ」になってしまいましたが、息継ぎも考えながら演奏して、前回よりもトリルでのもたつきが少しは改善されてきたと思われます。2度めにはもっと早いテンポで演奏してみました。この「前のめり」の感じをちょっと忘れていたのですね。これもこのテンポで練習を重ねて頑張っていきましょう。少し前の「吹けない、吹けない」と苦しかった気持ちが、練習を重ねることによって前回今回とレッスンが終わった後も「リコーダーって楽しい!!」と思える、自分の楽しみのために吹いているという気持ちの充実にかわっていくのが嬉しいです。
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WINDS CAFE29
(1999-05-29)
★街の風景を見ながら…
吉祥寺のWINDS GALLERYでのイベント、WINDS CAFE29へ行ってきました。川村龍俊さん主宰の音楽、演劇、講演などのイベントでもう2年以上続いているそうですが、わたしは初めて出かけてみました。私の習っているリコーダーの先生の倉林靖さんが「リコーダーによる20世紀音楽とバロック音楽」というテーマでお話とリコーダー演奏をなさるのです。リコーダーアンサンブルのレッスンでご一緒のピアノの先生、石川悦子さんも第1部では倉林先生と一緒にピアノを演奏されました。WINDS GALLERYの7階のガラス張りのホールで、わたしのいつも見なれた緑濃い武蔵野の風景とはちょっと違った街の風景を見ながらのコンサートは、とても素敵でした。
石川さんのピアノと倉林先生のアルトリコーダーで始まったウォルター・リーの「ソナチネ」は現代的だけどメロディアスな曲で、聞き惚れてしまいました。いきなり涙が出そうになっちゃいました。モーツアルトの「フルート四重奏曲K.285」は良く知られたメロディの編曲をリコーダーで演奏するというもの。ハーバート・マリルの「ソナタ」はアンコールにもなった3楽章がすっごくオシャレでよかった〜。倉林先生も大好きだという宮崎アニメの曲、久石譲作曲の「魔女の宅急便」からと「となりのトトロ」からの曲はわたしもいつも吹いている曲だったのですが、中川つよしさんとのデュエットで、わりとキビキビとした調子で演奏され、気合いがはいっていて目を覚まされた気がしました。すごく楽しくてこんなふうに吹くときっと子どもにも大人にもウケルな、と感じました。第1部最後、デュアルテの「4つのアメリカのダンス」はジャズ風のアメリカっぽい楽しい曲で「こんなの吹きたいのよねぇ!」と思いました。ジャズの名曲をリコーダーで吹きたいっていうのが実はわたしの前からの希望です。なかなかうまく行かないのですが、こんなふうに吹けばそれっぽく聞こえるなあ、とこういう現代的な曲も好きだとおっしゃる倉林先生にいっそう親しみが湧いてしまいました。
長い休憩をはさんでの第2部はリコーダーにヴァージナル(チェンバロ)を加えたバロックの曲でしたが、サンマルティーニは去年先生と一緒の発表会で演奏したことがあり、今回の曲もその時演奏した曲と通ずるものがあって、わたしにとってはサンマルティーニらしい曲でした。ガラス張りの外には180°の夕暮れの街の風景が拡がり、ヘンリー・パーセルの「シャコンヌ」が静かな情熱を語っているみたいでした。 この曲はアンコールでも演奏されましたが、ほんとうに暗くなってから聴く「シャコンヌ」もまた悲しくて素晴しかったです。
このコンサートではわたしにはどちらかというと第1部の方が興味深く、オシャレで素敵な曲を聴くことができたのが楽しかったです。

▼プログラム

第1部 リコーダーとピアノによるライトな20世紀音楽
倉林靖(リコーダー)、石川悦子(ピアノ)、中川つよし(友情出演・リコーダー)
   リー:ソナチネ
   アイゼンハルト:ソナチネ
   マリル:ソナタ
<休憩>

   モーツァルト(廣田健編曲):フルート四重奏曲K.285
   久石譲(磯崎敦博編曲):宮崎アニメ名曲集
   デュアルテ:4つのアメリカのダンス

第2部 2本のリコーダーとチェンバロによるバロック音楽
倉林靖・中川つよし(リコーダー)、渡辺玲子(チェンバロ)
   サンマルティーニ:トリオソナタ ニ短調
   ウィリアムス:トリオソナタ イ短調
   パーセル:シャコンヌ
<休憩>

   廣瀬量平:メディテーション
   オトテール:組曲 ニ短調
   サンマルティーニ:トリオソナタ ヘ長調

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第30回おけいこ
(1999-05-27)
★5回めに突入の「ブーレ」
「アルトリコーダー二重奏曲集1」イギリス組曲第1番より「ブーレ」はなんと今回で5回めのレッスンです。今度はセカンドパートも少しは練習してきて、二重奏の構造がだいぶ見えてくるようになってきました。見えてはくるけれど、まだちゃんと吹けない状態です。でもここまでくればやっぱりもうちょっとちゃんと吹けるようになるまで、と覚悟を決めて取り組めそうですが、なかなかスンナリとはいかないものですね。前半がまだ余裕なく演奏していて、上下のパートの掛け合いやそれぞれのパートの聞かせどころなどに配慮できず、ただ間違わないようにと祈るように吹いているわたしです。ほとんど暗譜しているのでなまじ楽譜を見るといつも間違いそうなところが眼に飛び込んできて、ドキドキして指がもつれます。次ももっと練習してきてもうすこしマシになるように、下のパートももうちょっとちゃんと演奏できるようにしてくることになりました。
次ぎのページの「ジーグ」はテンポを守ってきっちり吹くようにという先生のご指導を聴いて、今回はあまりに機械的に演奏するようになってしまったみたいです。テンポを守ってはいいとしてもスケールのように演奏するところも無機的になってしまったので、もうすこしゆらぎも表現した方がよいというご指導でした。トリルがまだどうしても遅くなってテンポを乱すことになるのですが、先生によれば、トリルは指づかいの点では余裕を感じるところなのだそうで、そうムキにたくさん音を重ねなくてもよいそうです。これも次回にまたおさらいすることになりました。自分で納得のいくまでやらせてください、ということにしました。今回も合格ということにはならなかったけれど、こういうふうに自分のペースでやらせてもらえるのが、うれしいです。自分の楽しみのために吹いているというのが前提にあるので、レッスンが終わってからも、結構充実した気持ちになるのがうれしいです。自分ひとりのレッスンはそういった意味ではひとりひとりに合った練習ができるので、こういう個人レッスンで技術やフレージングなどをしっかり学ばないといけないのですね。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.20)
(1999-05-23)
★また、落ちまくり……
前回の例会はお休みしたので、久々の例会です。H氏、MA氏、I氏、A氏、SIさん、私の6名の参加でしたが、はじめはH氏、I氏、A氏、私の4人でのカベソンの舞曲4重奏を練習しました。その後はウィリアム・バードの「ファンタジア」6声などをいくつか、パートを交代しながら練習しました。
かなり易しい舞曲などはどうにかやっと演奏できるとしても、その場で配られる楽譜を見ての演奏はわたしには難しく、また特に6/8とか3/2とかの拍子の曲はなかなかリズムがとれず、わたしだけ落っこちてばかりで何度もやり直ししてもらうことになります。パート譜は一度落っこちると復活できないので、初めてやってみる曲はスコアの方がまだやりやすいみたいです。それにしても初見でいろいろと吹いていく練習は、わたしには練習の後、ちゃんと吹けなかった…という気持ちが残って、「楽しむ」というところには全然至らず、他のメンバーの人に迷惑かけてるという暗い気持ちになります。初見である程度こなして楽しむというレベルには達していないので、このままこのアンサンブルに参加していけるのかと不安になってしまいます。レベルの違いで続けるのは難しすぎるのかもしれません。気ままに吹いているだけが楽しいというのではなく、アンサンブルの楽しさも少しは感じてきたところでしたが、自分の不出来なことで、楽しさよりも苦しさの方をより感じてしまうこのごろです。練習してくれば少しは出来るようになるとは思うのですが、初見で数回合わせて、次ぎへというのにはまだついていけないのでしょう。とにかく少しでも落っこちずに吹いていられるように、復活できるようにというのが目標となりますね。いやー、なんだかつらい練習が続くのでしょうか……。この次ぎからはスコアを必ずコピーさせてもらうことにして、家で全パートを練習するとよいかしら……。それもなかなかむずかしいなぁ……。
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アンサンブルのおけいこNo.12
(1998-05-15)
★新たなメンバーを迎えて。
今回は新しいメンバーを迎えました。Y氏はリコーダーのレッスンをはじめて1年くらいになる方だそうです。はじめはIさんが遅れてこられるということだったので、先生とT氏とN氏、それにわたしの4人で「リコーダー四重奏曲集」[入門編]の48ページ、プレトリウスの「3つのブランル」に取り組みました。SATBでT氏がソプラノ、Y氏がアルト、わたしがテナー、先生がバスの担当です。ソプラノとアルト、テナーとバスなどにわけて練習してみました。出だしをそろえることに注意してソプラノのメロディを聴きながら、それに沿った形で各パートが音を出すように、つまり演奏する音は違っても音を切って少しスタカートぎみにしたり、レガートで吹いたりを合わせることにも気をつけて演奏しました。
Iさんがみえてからはあらかじめ配られていたウィリアム・ブレイドの5重奏をやることになりました。SAATBの編成でわたしはT氏とソプラノ、テナーを交換し、わたしがソプラノ、Iさんがアルトのトップ、Y氏がアルトのセカンド、T氏がテナー、先生がバスの担当です。1楽章をまずは吹いてみましたが、なんだかしどろもどろが踊っているような感じで、終わったらハアハアいいながらも、ハハハと笑っちゃうような演奏でした。先生は「うまくいくといい感じの曲のはずなんだがなあ」とおっしゃいました。ハイ、そうですよね。
わたしがソプラノにかわると、T氏がその前にソプラノを吹いていた時に「入りはもっと強く吹いたほうがいい」と指導されていたのと違って、力が入り過ぎているのを「軽めの入りで」と言われ、先生も「ソプラノが変わると、随分違うものですねー。性格が出るんでしょうか。」とおっしゃいました。T氏の控えめな人柄、性格に比して、気が焦って力んでいるわたしの性格が演奏であらわになるのでしょう。こわいような、たのしいような……ですね。
これもアルトだけ、中声部だけ、ソプラノとアルト、テナーとバスなどの組み合わせで練習しました。練習するにつれて曲が見えてくるのがおもしろいです。今回は、自分なりにこんな風に吹きたいというのが少し出てきたのが、収穫というか興味深いところでした。「こんな風に吹きたい」とか「こんな風に吹いてみよう」とかが良くわからなかったのですが、楽譜を見たり、吹いてみたりするうちに自然と出てくるようになり始めたのは、少しはいろいろな曲を演奏してきたためでしょうね。曲の表情が変わったり豊かになったりするのが、面白く感じられ始めました。わたしはどちらかというと踊りの曲がノレて好きなのも分かってきました。アンサンブルはこういうノリが伝わりあうのが楽しいですね。
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第29回おけいこ
(1999-05-13)
★まだまだ…。
レッスンを続けること4回めの「アルトリコーダー二重奏曲集1」イギリス組曲第1番より「ブーレ」です。今回、吹きはじめるとゼイゼイします。それにやっぱり先生と一緒だと、「家で吹いているときはこんなじゃないのに…。」というくらいトチったりするので、先生と場所を入れ替えて、私が右側に座って演奏することにしました。もうこうこなると「おまじまい」でもなんでもやってみる心境です。曲の導入部はまだ余裕なく吹いているのですが、中間部は先生にもいわれたように、少し遊ぶ余裕も出てきたみたいで、「こんなふうに吹いてみよう」というのを試してみたりできます。「下のパートをやってみて」と先生の言葉に「ええっ?!練習してませんけど…」と答えたのですが、「まあやってみましょう」ということで吹きはじめたら、案の定しどろもどろでした。止まってしまいそうになるのを、先生が吹き続けていらっしゃるものだから、わたしが止めるわけにも行かず、どこをふいているかはわかるので吹けるところだけちょこちょこを吹いてみました。次回ももうちょっとなんとかしたいというわたしの希望で、下のパートも練習してくることも含めて「ブーレ」をつづけることにしました。好きなペースでやらせてもらうことにしました。
「ブーレ」の次ぎのページの「アルトリコーダー二重奏曲集1」バッハのイギリス組曲第1番より「ジーグ」を演奏しました。1度吹いてみた後では「この曲はテンポを守ってきっちり吹くようにして」という先生のご指導をいただきました。ちょこちょこ出てくる装飾音に手間どって、そこでどうしても遅れがちになり、甘えが出てしまいます。また息つぎも難しく、ほんとうは16分音符をタカタカと刻むところは8小節くらい息継ぎなしに吹けるといいのですが、そこまで息が持たずに途中で息つぎして、遅れてしまいます。先生は「どこででも息つぎできると一番いいんですよ。」と早いパセージの中での短くも強引なブレスを模範演奏をしてくださいましたが、うーん、難しそう。レッスンの回を重ねるごとに少しずつ少しずつ演奏が進歩していくのが見えるので、ここはちょっとしつこくなんとか吹けるようになるまでレッスンを続けることにします。次回も今回の2曲をおさらいします。なんだかこのバッハの曲は「くせ」になっちゃうみたいでこの頃は「つらいんだけど楽しい」というふうになってきています。 一応30分のレッスンの間には「トリオ?」「アンサンブルのパートの並ぶ位置?」「初見はどうやったらうまくなるの?」などなどのわたしの質問にも答えてくださる先生です。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.19)
(1999-04-25)
★落ちまくり……
今回は地方選投票日のため、いつもの公民館の音楽室が使えないので、H氏宅での例会となりました。H氏、MA氏、F氏、SIさん、SUさん、それに私は初対面のA氏、リュートを演奏なさるAT氏、と参加メンバーが多くわたしも含めて8人も集まりました。前回に練習したG.コペラリオの6声のファンタジア、その他、AATBBBやSAATBBなどわたしが今まで経験したことのない6名以上の編成での曲を練習してみました。MA氏の持ってこられたオリエルライブラリの楽譜から選んで演奏したのですが、アルトやテナーを担当してパート譜を見ながらのわたしの演奏は落っこちてばかりです。拍子は勘定していて、「このあたりかな?」とは思ってもちゃんと演奏している他のメンバーの譜と音とをたよりにまた復活、ということができずに落っこちたまま……というのがつづきました。「こんどこそは」とは思って演奏を始めるのですが、ちょっとしたところでつまづき、他のメンバーが何小節目かを声かけしてくれるのをたよりにまた吹きはじめるのですが、また途中で見失い……、沈没したままエンディング。ああ、これをヘタッピーと言わずしてなんと言おうか!いやはやアンサンブルに参加するには個人の力量もある程度必要なのはよく分かっていますが、きれいなアンサンブルどころでない、落ちまくりの私はメンバーのみなさんに申し訳ない。ごめんなさーい。「この次はちゃーんと吹きます。」「この次ぎこそは落ちても復活しますから。」なんて言い訳ももう言い尽くした感じですが、なんとか頑張ってついていきますので、よろしくお願いしまーす。
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第28回おけいこ
(1999-04-22)
★少しは吹けるようになりました。
「アルトリコーダー二重奏曲集1」イギリス組曲第1番より「ブーレ」の3回めのレッスンです。前回なかなか吹けなかった前半の半ば以降を集中的に練習してきたので、先生との二重奏でやっと止まらずに通して吹くことができました。2回、3回と回を重ねるごとに指も動くようにはなるものの、息つぎをどこですれば良いか迷うので、吹き終わるとゼイゼイします。私は決して肺活量は少ないほうではないのですが、リコーダーを吹く時の息つぎが難しく、息つぎの箇所を決めて吹いていないので、吹く度ごとに違うところで息つぎしています。息が苦しくなるとつい、早く吹いてしまって、リズムがおかしくなることもあるので、息をゆったりして緊張せずに吹くのが難しいですね。またスラーを強調ぎみに吹くのも結構むずかしいです。
次には「アルトリコーダー二重奏曲集2」のフランス・バロックのフルート作品からブラヴェのソナタを吹いてみました。とてもきれいな曲で、ぜひ吹いてみたい曲でしたが、2楽章の途中くらいまでしか吹けませんでした。「これもいい曲ですよねー」という先生の言葉に、「そうですねー。ぜひ吹いてみたかったんです。」とこたえました。バッハの曲よりもメロディがきれいなのですが、しばらくバッハの曲の練習をしていたために、むずかしいバッハの指の練習も何だかまた楽しいと感じるようになってきたみたいで、「これから「アルトリコーダー二重奏曲集1」と「アルトリコーダー二重奏曲集2」のどちらをやりましょうか?」と先生に聞かれたら、「「アルトリコーダー二重奏曲集1」のバッハをやりたいです。」と答えてしまいました。
また「アルトリコーダー二重奏曲集1」バッハのイギリス組曲第1番より「ジーグ」に進んで、初めて演奏してみました。この曲もどこで息つぎをしたらよいやら、というところがあるのですが、この曲にくらべると、前の「ブーレ」が結構むずかしい曲だったことがわかります。次回は「ブーレ」をもう一度トライしてもっと吹けるように、そして「ジーグ」にも挑戦してくることになりました。今回はいろいろな曲を吹いてみましたが、ちゃんと合格した曲はなかったものの、なんだか久々に吹いた後、ウキウキするような楽しい気分になりました。前々回よりも前回、前回よりも今回と少しずつでもスムーズに吹けるようになってくるのが、練習の成果としてわかるので、我ながらうれしいものです。今度のレッスンの前の晩も2時間くらい、吹けないところを繰り返し繰り返し練習しましたもの。それでもまだまだですが、少しずつでも進歩があるのを励みにまた頑張ろうという気持ちになれます。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.18)
(1999-04-18)
★発表会から1ヶ月。
発表会から1ヶ月たちました。3月末の例会はわたしはお休みしたので、久しぶりの例会です。遅ればせながら、発表会を撮影したビデオをSUさんに渡したり、前回からメンバーになられたI氏と御挨拶したり、私が新しく買ったアルトリコーダーのことやそのお店にでていたリコーダーのことなど、あれこれとひとしきり話をした後で、練習です。今回の参加はH氏、I氏、MA氏、F氏、SUさん、わたしの6人でした。ホルボーンの5声の組曲やG.コペラリオの6声のファンタジアなどを練習しました。配られた楽譜を見ての演奏で、この日わたしはアルト、テナー吹いてみましたが、アルトのあとで吹くテナーは時々、アルトの指使いになってしまって、変な音を出してしまい、あれっ、と気がついてあわてて指使いを直したりしてしまいます。またこの日は4分の6拍子、8分の6拍子などの曲があり、そのリズムをとるのが難しかったですね。
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アンサンブルのおけいこNo.11
(1998-04-17)
★初見大会!
今回はIさんが遅れてこられるということだったので、まずは先生とT氏とわたしの3人で久々にJ.フィッシャーの「ターフェルムジーク」を練習しました。わたしは楽譜も持ってきておらず、久しぶりにあわせるので、どうなるかと不安でしたが、結局最後まで一応通して演奏することができました。短い曲がいくつもつらなっているのですが、どれもきれいな曲ばかりです。初めの1、2曲は前回練習したのですが、それ以降はほとんど初見。わたしとT氏はときどきしどろもどろになりながらも、アルト+アルト+バスの三重奏で、なんとか最後のジークまで辿り着きました。ほんとにとてもきれいな曲なので、ちゃんと練習するともっと楽しく優雅に演奏できると思うのですが。
こうやって、次々に初見で演奏していくのもアマチュアとして楽しむには大事なことで、初見がうまくなるには初見で数をこなして練習するしかありませんものね。曲の感じを掴むのも楽譜を読んで、そこから導きだすこと、いろいろな曲を聴くことなどが訓練になるように思います。3人での「ターフェルムジーク」でわたしとT氏がゼイゼイ言いながらの1時間が過ぎたころに、Iさんがこられて、それからは、「リコーダー四重奏曲集」[入門編]に取組みました。42ページからヘンデルの「見よ勇者は今還る」「サラバンド」、プレトリウスの「ブランルサンプル」「クーラント」「スペインのパバーヌ」等を演奏しました。T氏のソプラノ、Iさんのアルト、わたしのテナー、先生のバスという担当です。踊りの曲でも農民の踊りのブランル、貴族の踊りで衣装を裾を引きづるようなパバーヌなど、その違いをちゃんと演奏するのも先生にご指導していただきました。おもしろいですね。
また、秋の発表会に向けて、曲もそろそろ考えはじめる時期にきたようです。また頑張って、発表会に臨みたいと思います。
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第27回おけいこ
(1999-04-08)
★また吹けませんでした。……
「アルトリコーダー二重奏曲集1」バッハのフランス組曲第3番の「メヌエット」。前回先生の前で吹いたらあまり動かなかった指は、今回はだいぶ動くようになっています。この2週間は朝、昼、晩とかなり練習したおかげでしょう。それに、今回吹いてみたら、先生に「いつもの力んだ吹き方と変わっているみたいだね。吹き方、変えたの?」と言われました。吹き方も力まないように注意したのですが、前回はアウロスの樹脂製アルトを使ったのに対して、今回はアウラのボックスウッド製のアルトで吹いてみました。
この笛はウインドウェイが狭いためか、今のところ息の量にくらべて音が小さめというか弱めに出るので、あまり力んだように聞こえないようなのです。使いはじめのうちは吹いてもつまったような感じになって十分な音量が出ず、またつまりやすくて音が出なくなることもあったのですが、この頃は慣れてきたためか、だいぶ吹きやすくなってきています。それで先生には「吹き方も気をつけてますけど、多分この笛のせいでしょう。」と答えました。「この笛で少し強めに吹くといいかもね」と先生。
先生とパートを入れ替えてアルトのセカンドも吹いてみました。3度めの正直というか、この曲に取り組んで3回めのレッスンで、まあまあ合格ということになりました。この曲を練習しはじめて4ヶ月近くになりますから、わたしはさっと吹けるようになるタイプでないことがわかりますね。譜を読みはじめてから指がうごくようになるまで時間がかかるのです。ですから練習不足はいけません。今は練習すればするだけうまくなっていくので、やりがいもあるのですが、人一倍練習が必要のようです。この曲集の3つのメヌエットがまずは終わりました。この曲は結構気にいっています。
次ぎはイギリス組曲第1番より「ブーレ」です。むずかしい前半を集中して練習したはずなのですが、先生との二重奏となるとやっぱりついていけないところがあって、止まってしまいました。まだ暗譜していないのが練習不足といえないこともなく、先生の伴奏についていけないので、「ちょっとひとりで吹かせてください。」といって自分のペースで演奏してみました。伴奏がつくと、テンポが早くなってしまって自分で追いつけなくなってくるのです。わたしがあんまり吹けないので、先生も次ぎにどの曲を練習したらよいか迷っていらっしゃるのか、「つぎは「アルトリコーダー二重奏曲集2」も持ってきて。家でひととおり吹いてみたら。」とおっしゃたのですが、初見がきかない私としては、「ひととおり」というのはむずかしいですね。まあ、また頑張ってくることにします。とほほ…。いやはや去年の習いはじめのように、「楽しい、楽しい!」とウキウキばかりもしていられないこの頃です。
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保育所のお別れ会の後で
(1999-04-04)
★黒っぽい色の笛を買いました。
東京は銀座のYAMAHAでショーケースの落下という事故のために傷ついてしまったアルトリコーダーを値引きして売っていることを知り、休みの日を利用して出かけてみました。
アウラ、メック、モーレンハウエル、コルスマ、キュング、ヤマハのものが傷ついていて、早いもの勝ちという状況でした。ヤマハ銀座店のホームページにも木製リコーダーの大特価販売が載っていました。昨年末に「リコーダーフェア」でアウラのボックスウッド製アルトリコーダーを購入しましたが、今回試し吹きして気に入ったのを何本か選んでみたら、やっぱりアウラでした。柔らかい素材のペアーから黒っぽい色で堅い素材のパリサンダー、グラナディラまであり、今回はちょっと奮発してグラナディラのを買うことにしました。わたしのいうところの「コロコロ系」の音のするリコーダーです。傷はホール側についているのですが、まあ使っているうちに傷はつくのだし、演奏や音色には影響ないし、値引きされているのがなにより魅力とあってこの際!と思って購入しました。いやはやこれでしば〜らくはアルトリコーダーを買うのは打ち止め!
ついでに地下の楽譜売り場で、リコーダー用の楽譜もあれこれと選んで買ってきました。今流行りの「だんご3兄弟」のリコーダーアンサンブル用の楽譜もありました。家に帰って「新しいリコーダーを買ったからもっともっと練習するねー」と言いましたら、オットさんはじめむすこたちも、顔を見合わせておりました。また慣らしからスタートです。やっぱり新しい笛を手にとるとウキウキ、ワクワクで、なんだかつい「だんご3兄弟」を吹いてしまいました。
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保育所のお別れ会にて
(1999-04-03)
★飛び入りで「君をのせて」
職場内にある保育所が一旦取り壊され、新築されて新しい運営でスタートする予定なので、もう20年近くも続いてきたその保育所のお別れ会が開かれました。創立の時からのメンバー、今現在通っている、子どもたち、その親たち、保母さんたちなどなど総勢90名近くが集まりました。久々に会う顔も多くて大変懐かしく、そして子どもたちの成長を共によろこび会うなごやかな会となりました。
私もオットさんと子どもたち3人の家族みんなで参加しました。我が家の子ども3人もそれぞれ通った期間は違うのですが、赤ちゃんのころから数年または数カ月、この保育所にお世話になりました。みんなこの保育所が大好きです。
そこで私も加わっている職場のリコーダー同好会(メンバーみんながその保育所に子どもを預けたことのある親たちです。)で何か演奏しようと考えていたのですが、結局、デビューには至らなかったので、私が一応持参したアルトリコーダーで飛び入りで演奏することになり、「君をのせて」と「大きな古時計」の2曲を演奏しました。あまりうまくはできなかったのですけど、この保育所のクリスマス会で演奏することから始まったわたしのリコーダーですので、ここ数年のクリスマス会で演奏することでレパートリーを増やしてきたわけですし、初めての時は緊張のあまりドキドキして息が浅くなり、うまく吹けなかったことも経験したりして、少しずつ上がらないように慣れてきたことも思い出しました。今回はこのお別れ会で演奏することをちゃんと決めていませんでしたので、飛び入りで曲目も適当に決めてしまったのですが、これからは独奏のレパートリーもいくつか準備しておきたいものと思いました。
お別れ会では今は20才になる第1回卒園の「男の子」2人と昔の保母さんとの3人で唄う「思い出のアルバム」は本当に子どもの成長を感じた感無量の場面でした。
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第20回全日本リコーダーコンテスト
(1999-03-28)
★わー、すごい!!!
3月28日(日)に所沢ミューズで開かれた第20回全日本リコーダーコンテストに行きました。昭和55年から全日本リコーダー教育研究会の主催で始まっていますが、私は今回までこういうコンテストがもう20回も続いていたのを知りませんでした。
曇りの天気の中、むすめ1と所沢航空公園に隣接する所沢ミューズに出かけました。我が家からはまあ近い方なのですが、おにぎりを持って電車に乗ってお出かけ。朝10時からの演奏開始でしたが、わたしたちはお昼ころの中学生の五重奏から聞き始めました。当初はわたしひとりで朝の開会を待って終わりまで聞くつもりでいたのですが、むすめ1をつれて行くことになったので、そうもいきませんでした。
中規模のマーキーホールで、中学生の五重奏、小学生の独奏、三重奏、四重奏、五重奏、高校生の独奏を聞くことができました。中学生の演奏のうまいことは言うまでもありませんが、小学生の独奏、アンサンブルは「すごい!!!」の一言でした。さぞ毎日練習を重ねてコンテストに臨んだことだろうと思われ、ほんとうにすばらしい演奏でした。北海道、沖縄、新潟、静岡からの出場が多く、リコーダー教育(?)の盛んな地域なのでしょうね。リコーダーの指導者に恵まれた子供たちの才能があんなに素晴しい演奏となって引き出されることに、子供の可能性をあらためて感じました。あれほどのリコーダー演奏はなかなか聞く機会もなく、我が家にも小学校に通うむすこたちがいますが、その子たちがああいったリコーダーの音楽教育をうけるチャンスに恵まれなかったのは、運というしかありませんが、コンクールに臨んだ小学生達が大変うらやましく思われました。小学校3年生からの小学校の音楽教育で出会うリコーダーで、あれほど完成度の高い演奏をすることができるのは、ほんとうにリコーダーの素晴しいところですね。
また来年も聞きにいきたいものです。そして、このコンテストに出られるくらい上手になれるように練習したいものと思いました。わー、すごい!!! そして、ほんとうに素晴しい演奏を聞かせてくれた出場者のみなさん、ありがとう!!! 
コンテストの結果発表まではいられませんでしたが、むすめ1もホールでの演奏を静かに聞いていられるようになってきました。むすめ1があの小学生たちのようにリコーダーを吹いてくれるのを夢見る……母でした。
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第26回おけいこ
(1999-03-25)
★バッハはムズイ!!!
今回のレッスンは前回からほぼ1ヶ月ぶりです。間に1回都合でお休みしたので、久々でした。お休みした分とあわせて、今回はいつものレッスン時間の倍の1時間みっちり!のレッスンでした。
「アルトリコーダー二重奏曲集1」からバッハのフランス組曲第3番の「メヌエット」をもう一度。前回先生の前で初めて吹いてみた時は割合指が動いて、先生からも「指は動くようになってますね。」と言われていたのに今回1ヶ月経ってみると、指が動かなくなっている。前回「指"は"動いてる」と言われたので、この曲の練習はあまりしなかったというのが原因です。
とはいえ、「この曲集のメヌエットから先にやっていきましょう」と先生にいわれてから曲集の中の3つのメヌエットを練習し始めて3ヶ月くらい経つのです。まず、指が動くようにするのに一苦労だったのに、今回指が動かないのはやっぱり毎日吹いていないからだったようです。今月は他の発表会の練習もあったので、こちらのバッハの二重奏曲の練習がおろそかになっていたのは確かですけど。先生と1回目に吹いたのは、もう最悪でした。前回はひっかからなかったところが繰り返しの中でもまともに吹けず、ときどきは止まって、もう一度となる始末でした。運指とタンギングのかねあいが良くないらしく、音がにごってしまうので、きちんと音を出すように少しゆっくりていねいに吹いてみました。すると大分改善されましたが、それでも先生のようにクリアの音が出ないのです。音の跳躍とその運指に気をとられて、音を確実にきちんと出していなかったのです。今まで「音、汚いなー」と思いながらも1音1音きれいに穴を押さえて吹いていなかったわけで、気をつけてていねいに穴を押さえて吹くことを練習しました。この曲は低音部は高音部とはまた違った趣で、高音部にくらべると音符がすくなくて易しそうです。次回は音をきれいに出すことと、低音部も練習してくることとなりました。
次ぎはイギリス組曲第1番より「ブーレ」に取り組みました。曲集の初めの曲です。メヌエットの次ぎは曲集のあたまから取り組んでいく予定でした。♯が2つの二長調で始まり、後半はヘ長調になるのですが、先生もリコーダーでは♯のついた曲の方が♭のついた曲よりもむずかしいとおっしゃったように、後半はともかく、前半がむずかしい。自分で要注意の音符に○印をつけて練習していたのですが、五線譜をこえて描いてあるような高い音で、♯をつけなきゃいけなかったのをそのまま吹いていたところがたくさんあって、もうアウト!!
スラーを強調して音を出すことをきちんとやることと、♯をつける音とに注意してさらに練習することになりました。いやはやこの曲集はむずかしいです。先生は「これをやれば力がつくよ」とおっしゃっていますが、これは1つの曲をだいたい吹けるようになるのにかなりかかります。先生には時間をかけてやりたいといいましたが、ある程度吹けるようになるまで、修行修行のバッハでしょう。あーームズイ! 1時間のレッスンはしんどかったー……。
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アンサンブルのおけいこNo.10
(1998-03-20)
★久々の四重奏はやっぱりいいな!
今回はIさんもいらっしゃって久々に4人がそろい、「リコーダー四重奏曲集」[入門編]に取組むことができました。はじめに1ページ目の練習をやってから、くらばやし先生のバス、T氏のテナー、Iさんのアルト、わたしのソプラノで38ページからのダウランドの曲を演奏してみました。こういうアンサンブルでは譜面を見て、一瞬にして曲の感じやテンポをつかみ、演奏するという技をもっと軽やかなフットワークでおこなわなければいけないのですが、わたしたちがなかなかセンスよく演奏できないのが何とももどかしい、というところです。ダウランドの「アポロが初めてダフネを愛した時」は3拍子の軽やかさを、「女心をつかむこつ」は符点音符のリズムの楽しさを、ガリアルド「めざめよ、愛」では4つのパートがそれぞれの自己主張をしながら追いかけっこしているように、「水を越えておいで」は3拍子のおもしろさなど、曲の感じをつかんで即座に演奏の仕方にも変化をつけることが要求されるのですが、生徒はトロい。途中でT氏とテナーとソプラノのパートを交換して、わたしがテナーを担当しました。そういえばこのグループレッスンでテナーを吹くのは初めてでした。どのパートでも演奏できるようにという第2段階をめざして、来月からはバスも持って来て、ソプラノからバスまで演奏できるように練習したいものです。でもしばらくメンバーの都合で3人しか集まれなかったりしていたので、久しぶりに4人が揃って四重奏ができるのはやはりとても楽しく、いいものです。バランスの良い安定したアンサンブルになりますもの。あとは演奏の質かな。短い時間でのグループレッスンで、いろいろな曲をそれなりの出来で楽しく演奏するのは技術的にも音楽的センスもほんとはかなり要求されるのですね。修行修行かもしれません。
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むすめ1の卒園式にて
(1999-03-19)
★「園歌」を卒園児と一緒に
むすめ1の通う保育園は小規模園で、0才〜2才児までの子どもたち30人の通う保育園です。むすめ1もこの春にその保育園を一旦卒園して、4月からは別の保育園に移ることになります。3才の小さいながらも一応、その保育園の卒園児として、卒園の色紙を園長先生から授与されたり、連絡ノートを製本してもらった記念品をもらったりして13人の子供達が卒園していきます。今まではなかった創立20年近いその保育園の「園歌」が理事長さんとその息子さんの手によって最近出来たのです。2月の音楽会の時にご披露されたのですが、とても良い曲で、わたしは大好きになってしまいました。家でもむすめ1と一緒に良く歌っていたものです。卒園式では卒園児みんなで「園歌」を歌ってお別れなのですが、その「園歌」をわたしも卒園児の歌と一緒にリコーダーで演奏したいと園長先生に申し出ましたら、快く受け入れてくださいました。卒園式当日、子どもたちはみんな緊張していましたが、「アイアイ」「さんぽ」「思いでのアルバム」などを歌う時は、大きな口をあけて元気いっぱい歌っていました。最後に「園歌」を歌う時にわたしもアルトリコーダーで「園歌」を演奏しました。子どもたちの元気な歌声にリコーダーの音も消されそうなくらいでしたが、大好きな曲を子どもたちと一緒に楽しく演奏できて、とてもうれしかったです。卒園のお祝に何かできないかなと思った訳なのですが、リコーダーは手軽に持ち運べて、どこでも演奏できる楽しい楽器ですので、クラス担任の先生のピアノ伴奏と一緒に思い出の演奏をすることができました。
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チェンバロ&リコーダーフロアコンサート
(1999-03-16)
★むすこ1と久々のデート!
武蔵小金井の宮地楽器でチェンバロとリコーダーのミニコンサートが開かれたので、久々にむすこ1と出かけました。5〜60人くらいの方がいらしていたと思いますが、入場料500円で、4月から新しく開講されるリコーダーコース、チェンバロコースの紹介もかねてのコンサートでした。私たちは開演まぎわに到着したにも関わらず、空いていた一番前の席にすわり、むすこ1はリコーダー体験コーナーにも自ら進んで出ることになりました。庄司裕子さんという東京リコーダーオーケストラに所属される方のリコーダー演奏とやはり4月からチェンバロコースを担当なさる方(お名前を失念。ごめんなさい。)のチェンバロ伴奏で、それぞれの楽器の紹介も含めた解説つきのミニコンサートでした。テレマンの曲から始まったコンサートは、クライネソプラニーノからバスまでのリコーダーの紹介やバロックピッチのことなどのお話も伺いながら、なごやかに進んでいきました。庄司さんの華奢な細い指から創り出されるリコーダーの響きを聴きながら間近にその演奏を見ることができて、大変楽しい時をすごすことができました。リコーダー体験コーナーではむすこ1はソプラニーノリコーダーを吹いてみました。庄司さんを含めて7人で合奏したのは面白かったです。1時間くらいのコンサートはアルト、ソプラノを中心の演奏で、むすこ1も楽しめる内容でした。久々に聴いたプロの演奏。よかったなー。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.17)
(1999-03-14)
★発表会!!!
とうとう発表会の日がやってきました。あらかじめ決めてあった当日のスケジュールにそって準備し、午後2時の開演に備えました。会場はいつも練習場所としている小平市中央公民館の地下音楽室で、開演30分前くらいからお客さまがいらして、開演の時には用意していた椅子もいっぱいになってしまい、部屋にあった長椅子を出したりして座っていただきましたが、それでも足りないときもあり、TMAの発表会始まって以来のことでお客さまには申し訳ないことでした。
さて、そうやってたくさんのお客さまを前に発表会は始まりました。ダウランドの「ホワイトヘッド氏のアルマンド」は全員合奏で調子よい出だしでした。わたしはテナーを吹いたのですが、今までの練習よりもかえって落ち着いて演奏できたように思い、「今日は調子いい」と自分に言い聞かせました。3番目の女性3人で演奏したプレトリウス舞曲集からの4曲は練習の時、出だしをそろえるのが難しかったのですが、本番ではぴったり出ることができて、ホッとしました。4番目のルポの「3声のファンタジア」はH氏、SUさん、MA氏がとても良い演奏をしました。難関の「5声のファンタジア」は最初の音合わせがまずかったのか響きという点でまだまだでしたが、誰も落っこちることもなく、最後まで演奏できました。ホッとする間もなく、モーリーの「悲しみのファンタジア」でわたしとSIさんとのテナー二重奏です。悲しい感じがなかなか出せず、もっとゆっくり演奏すればよかったというのが反省です。「インノミネ」「千々の悲しみ」「パヴァーヌ千々の悲しみ」は小学4年生のまゆみちゃんも加わってアルトで頑張ってなんとか演奏を終えることができました。「小鳥の鳴き声」はH氏の楽しい解説つきで、ずずめ、ナイチンゲール、オウムなどを演奏し、お客さまもうなずいていらっしゃいました。前半はそれで終り、ティータイムでお客様にコーヒーや紅茶などをお出しして、ちょっと一息ついていただきました。来ていただいた方とも少しお話しが出来たし…。
後半はソロ、二重奏、三重奏です。いままではC管専門だったというMA氏がこの発表会ではバスやアルトに挑戦され、ブラヴェの二重奏も熱演でした。わたしは三重奏で「鳥の鳴き声の模倣によるソナタ」のアルトのセカンドをやったのですが、落ち着いてた割りにはミストーンもあり、なかなか思うようにはいかないものです。まあ大きな破綻はなく無事、最後の難関を突破しました。それからはMA氏のリュートの入ったお別れの曲、アンコールも「インスブルックよさようなら」とおしまいにふさわしい曲を演奏し、最後にはH氏の小学校の恩師の方から花束をいただき、なごやかに発表会は終わりました。私たちも緊張の2時間を過ごしましたが、その後はH氏宅で夜は12時近くまでも打ち上げパーティをして、発表会を無事終えた喜びをかみしめ、反省点を話し合い、食べたり飲んだり、おしゃべりしたり、笛ふいたりと楽しい時間をすごしました。メンバーのみなさん、お疲れ様でした。そして、発表会にいらしてくださったお客様、ほんとうにほんとうにありがとうございました。

1999年3月14日多摩ムジカアンティカ発表会

プログラム
ダウランド ホワイトヘッド氏のアルマンド (SAATB)

スザート編 舞曲集より (SATB)
Branle
Rondo
Rondo
Bass Dance

プレトリウス 舞曲集より (SSA)
Bransle simple
Bransle double
Pavane de Spaigne
Courante

ルポ 3声のファンタジア (SAB)
   4声のファンタジア (SATB)
   5声のファンタジア (SSATB)

モーリー 悲しみのファンタジア (TT)

タヴァーナー イン・ノミネ (SATB)

ジョスカン 千々の悲しみ (SATB)

スザート パヴァーヌ 千々の悲しみ (SATB)

作者不詳 小鳥の鳴き声 (Sn,A)

<ティータイム>

ブラウン 無伴奏小品集 (A)

ブラヴェ 二重奏 (AA)

ウィリアムズ 鳥の鳴き声の模倣によるソナタ (AAB)

ダウランド 今こそ別れ (SATB,リュート)

アンコール:インスブルックよ、さようなら (SATB,リュート)

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TMA発表会の練習(5)
(1999-03-13)

★発表会前日
いよいよ明日は発表会という日です。最後の練習とリハーサルをやろうと、「バロック学習会」として仲町公民館の学習室に集まりました。気になるところの練習を1時間ちょっとやってから時間を計っての「通し」に入りました。本番どおりに演奏してみてから、明日までにチェックすべきところをそれぞれで確認して、明日の健闘を誓って別れました。前回の練習からスランプだといって困っていたメンバーがいたのですが、MA氏がそれに対して答えてくれた「私はこの期に及ぶ以前からズーッとスランプです」の言葉にかえって勇気づけられ、それぞれ精一杯やって発表しようということで、スランプと思っていたメンバーを含めてみんなで気を取り直して頑張ることになりました。1時間半程度の発表会。わたしにとっても初めての体験となります。今月は毎週土日に練習して来て、いままでになく充実した練習でした。やっぱり目標に向かってつくりあげていくというのは、つらいけど結果としては充実したものになります。さあ、いよいよ明日です。落ち着いていきましょうね。
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TMA発表会の練習(4)
(1999-03-07)

★発表会1週間前
昨日にひきつづいての発表会の練習。雨降りの中、H氏宅へ集まりました。もう発表会まであと1週間です。今回はMA氏がみえないので、あとの4人でバスパートを欠いて練習したり、このごろめきめきバスの腕をあげてきたSIさんをバスにすえて練習したりしました。「鳥の鳴声の……」、プレトリウスの舞曲三重奏、スザートの舞曲四重奏、ルポの4声、5声、「千々の悲しみ・パヴァーヌ」、「インノミネ」、「今こそ別れ」、「インスブルクよさようなら」、モーレイの二重奏など。「千々の悲しみ・パヴァーヌ」、「インノミネ」は小学4年生でわたしたちの一番わかーいメンバーのまゆみちゃんを含めての練習でした。去年の6月からアルトリコーダーをH氏に習いはじめ、例会の時間の一部で一緒にアンサンブルを練習しています。大人と一緒の演奏はなかなか大変そうですが、厳しいH先生の指導を受けながら頑張っています。出番のない時はわたしのつれていったむすめ1と一緒に遊んでくれて、むすめ1はとっても喜んでいました。午後1時から5時すぎまでみんなで休みなく練習しましたが、まだまだ個々の練習も必要で、本番まであと1週間!それぞれベストをつくそうと発表会の前日に最後の通し稽古を予定して別れました。
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TMA発表会の練習(3)
(1999-03-06)

★男性2人、女性3人で「バロック学習会」
以前から発表会の1週間前には「通し」でやってみようと予定していました。でもその日はMA氏が都合で出られないことになったので、はじめは女性3人で練習するために公民館の1室を予約していた「バロック学習会」に、急きょ、他の男性メンバーにも声をかけて5人で練習することになりました。朝9時から12時までの3時間。プレトリウスの舞曲三重奏、ルポの3声、4声、5声、「ホワイトヘッドのアルマンド」五重奏、スザートの舞曲四重奏、ウィリアムズの「鳥の鳴声の……」三重奏、ブラヴェの二重奏、モーレイの二重奏などを練習しました。わたしはソプラノ、アルト、テナーを3、3、4くらいの割合で担当します。譜めくりなどがまだモタモタすることがあるので、気をつけないといけません。3月5日付けの小平市報にリコーダーアンサンブル定期演奏会の案内が載ったのでいよいよステージも近づき、メンバーの気も引き締まってきたみたい。本番までにあと2回の練習を予定していますので、どこまでいけるかというところ。わたしには「鳥の鳴声の……」が一番の難関でしょう。上がって指がうごかなくなりそうなのがこわいです。このごろは花粉症のピークを迎えていて、3月はじめからの2〜3週間が山ということですので、わたしもそうですが、メンバーのH氏、SIさんもとってもつらそうです。一番つらい時期が発表会と重なって今年の花粉症は発表会とともにうまく乗り切れるでしょうか! わたしは外に出る時はマスクとサングラスでかなり怪しいおばさんしているこの頃です。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.16)
(1999-02-28)
★これからが追い込み!
発表会を2週間後に控えたTMAの例会です。参加者はH氏、MA氏、SUさん、SIさん、わたしの5人でした。モーレイの「悲しみのファンタジア」、スザートの舞曲から、「インスブルクよさようなら」、ルポの「ファンタジア」3声、4声、5声などを練習しました。まだまだ練習不足の感は否めませんが、自分のパートを演奏するにしても他のパートの音がかなり聴こえてきて、それにあわせることも多くなってきているのは、練習の成果といえるでしょう。また「合わせよう」というみんなの気持ちが一緒になって演奏しているのが感じられます。チラシやプログラム、当日の準備についてなどH氏がプリントしてくださったのをもとに少しずつ打ち合わせしていて、お茶やちょっとしたお菓子も用意してくつろいで聞いていただけるようにする予定です。これから発表会まで2週間ですが、休みの日は公民館での練習が続きます。発表会でできるだけ良い演奏ができるようにみんなで頑張りましょう。みんなで練習する3時間ほどがあっという間に過ぎてしまって時間が足りない感じ。前回、今回とも一緒につれていったむすめ1は静かにお昼寝してくれたり、飽きずにひとりであれこれと遊んだりしてくれたので、わたしも練習に集中できて大変助かりました。「かあさん、リコーダーを一生懸命練習しているから、いい子で遊んでいてね。」っていうのをわかってくれているかな? ほんとにありがとね。
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第25回おけいこ
(1999-02-25)
★新たな展開???
バッハのフランス組曲第1番の「メヌエット」もう一度。で、先生と二重奏してみたのですが、時々ひっかかるところが出てきます。家でかなり練習してきたつもりで、自信を持って臨んだレッスンなのに、先生の前ではどうしてちゃんと吹けないのかしら。終わってから先生に、「いつもはもっとちゃんと吹けるのに、ここではどうして吹けないんでしょうね。」とまた思わず言ってしまったら、先生も「みんなよく、そういうんですよねー。」と笑いながら答えられました。いや、先生に見とれて指が動かなくなるってわけでは、決してないんですけど……。やっぱりまだまだ練習不足なのでしょう。それに先生から「前からそんな吹き方だったっけ?」と聞かれました。「ちょっと変えてみたんですけど。前より口の中を膨らませて音を響かせるように吹くようにしてみたんですけど……。」「うー〜ん」「あっ、やっぱりラリラリしてましたか、やっぱり。」という訳でいつも先生から指摘される、強く吹きすぎる、かたい、緊張している、変なビブラートがついてるなどをなんとかしようと、もがいた末に少し頬を膨らませて吹くようにしてみたら、音が少しやわらかくなった気がしたので、これを今回のレッスンでやってみたのです。これは新たな展開かもしれない、とわらをも掴む気持ちでやったのですが、やっぱりタンギングが甘くなってラリラリレロレロになってしまったのです。先生にもっときちんとタンギングするように言われました。それにそうやってラリラリレロレロ吹く癖がついたようで、先生からは「スタカートで吹いてみて」といわれるくらいまで、わたしのタンギングはなまってしまっていたのです。「わたしの課題をなんとかしようと、吹き方を変えてみて、新たな展開かな?と思っていたのですが……」と言い訳しましたが、「そうやって吹いていいところもあるけど、全部ではないですね。」というようにおっしゃいました。細かい音符が続くところはそうでもないのですが、すこし音がのびるところで、わたしが吹く音(息・のど)の緊張と不安定なビブラートが出てくるのです。そして、先生に真似されるように、なんかシャカリキになって吹いているのですよね。いやはやどうしたらよいやら。音を長くのばして一定にノンビブラートで吹くという練習をした方がよさそうです。何度か演奏してみるうちに一応この「メヌエット」は合格することになって、次ぎはフランス組曲第3番の「メヌエット」。これは練習の甲斐あって「指は動くようになってますね。」と吹きおわってから先生に言われました。これをもう一度おさらいして、次回は「アルトリコーダー二重奏曲集1」のはじめから順番にやっていくことにしました。「結構大変だよ、むずかしいよ」とは先生のお言葉。「はい、がんばってみます。」
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アンサンブルのおけいこNo.9
(1998-02-20)
★パート練習不足!
今回もIさんがお休みで、先生とT氏とわたしの3人で前回取り組んだJ.フィッシャーの「ターフェルムジーク」を練習しました。わたしはアルトパートを受け持っていますが、もうはっきり言って練習不足。ちょっと♯や♭がつくと運指がごちゃごちゃになってついていけません。先生には「そんなにむずかしい運指でもないでしょ。」といわれましたが、何しろ練習不足なのです。譜面どおりにすんなり吹くにはわたしはかなり練習をくり返さないとできないタイプですので、練習不足はてきめんなのです。それがわかっていて練習しなかったのは、ほんとにいけませんでした。アンサンブルの練習なのですから、自分のパートの練習をある程度ちゃんとしてきてからみんなで合わせないと、せっかくの合奏が成り立たなくなります。ほんとに申し訳ありませんでした。先生にも「今度はパート練習をきちんとしてきて……」なんていわずもがなのことを、言われてしまって、先生、Tさんごめんなさい。「ターフェルムジーク」ははじめの「OUVERTURE」をゆっくりと演奏し始めて、次ぎに3拍子で軽やかなテンポに変わり、またもとの2拍子でゆっくりと演奏して締めるというのがとても楽しいはずなのですが、まん中の軽やかであるべきところが、練習不足のために重々しくなってしまって、わたしも一生懸命吹いてはいるのですが、あまりの重々しさに自分でも笑ってしまいそうでした。また、アンサンブルの練習は1ヶ月後ですので、今度は少なくとも指が動かないというのはなくして練習に参加したいと思います。
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TMA発表会の練習(2)
(1999-02-20)

★女性3人での練習。「バロック学習会」
前回のTMAの例会で練習できなかった曲もあったので、メンバーの女性3人、SIさん、SUさんとわたしでいつもの中央公民館でなく、他の公民館の1室を借りて土曜日の午前中に発表会の曲を練習することにしました。M.プレトリウスの舞曲集から(SSA)、モーレイの「ファンタジア 悲しみ」(TT)、ルポの「ファンタジア」3声(SAB)、4声(SATB)、5声(SSATB)、「今こそ別れ」(SATB)、「インスブルクよさようなら」(SATB)、「ホワイトヘッドのアルマンド」(SAATB)などかなり盛り沢山な曲を2時間半くらい練習しました。いつも演奏している場所と違うので音の響きもまた違い、きれいに聞こえるような気もしました。それぞれで楽譜の有無もチェックして不足しているものを補ったりしながら、演奏のテンポの確認や吹き方、ここは装飾をつけてもいいのでは、などなど充実した練習でした。ルポの「ファンタジア」5声も前回の例会ではなかなか最後までいけなかったのが、ソプラノトップ、バスを欠いての練習でもなんとか最後まで通せるようになったし、みんなが人の音を大分聴けるようになってきたと思います。発表会の前日の3月13日にも同じ場所で集まって練習しようと、場所を確保してまた「バロック学習会」をやる予定。
みんなのやる気が盛り上がってきて、「発表会をする」というのはこういう意味で、みんな上達できるのかもしれませんね。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.15)
(1999-02-14)
★つらたのしい練習。
TMAの例会で、参加者はH氏、SUさん、SIさん、わたし、それに今回から新しくいらしたO氏の5人で、発表会で演奏する予定の曲を練習しました。ルポの「ファンタジア」4声、スザートの舞曲、ルポの「ファンタジア」5声。スザートの舞曲からはO氏にバスをお願いして、他のメンバーは発表会の担当のパートの練習。スザートの舞曲はほぼ初めてながら、舞曲のノリのよさで、縦のラインをそろえて、気持良く楽しく演奏できました。こういう曲ではほんとに身体が動き出すように吹いてしまいます。わたしは思わず顔がニコニコしちゃう楽しい演奏でした。こんなノリで発表会も演奏できるといいな。ルポの「ファンタジア」5声は担当パートの変更などがあり、まだ変更してから2回目の練習で、メンバーそれぞれがまだまだ練習の余地ありというところです。スコアを見ての演奏でないと、落っこっちゃったら最後、浮かび上がれなくなってしまいます。練習するうちに、他のパートを聞いて、復活するということも少しはできるようになってきましたが……。符点四分音符をつい短く刻んでしまうのが、メンバーに共通のテンポのずれの原因のようです。いやぁ、なかなかむずかしいなあ。この曲はメンバーが揃わないと演奏できないので、誰か欠席すると練習できないため、例会の2回に1回の割りでしか練習していないのです。これもみんなで落っこちずに最後まで演奏できれば、いい曲なんですよねぇ。あと1ヶ月。初級の女性トリオのSUさん、SIさん、そしてわたし、がんばっていこう!! ファイトオ!!
ということで、女性トリオは次週の土曜日も集まって仲町公民館で「バロック学習会」と称して練習することにしました。ああ、つらたのしい(つらいけどたのしい)ファンタジアね。女性トリオのプレトリウスの舞曲、モーレイの「Il lamento」のテナー二重奏も次週、合わせてみましょう。今回は連れていったむすめ1はとてもいい子にしていて、わたしも練習に集中できたし、ああ、とっても充実した練習でした。
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TMA発表会の練習(1)
(1999-02-13)

★「鳥の鳴声の模倣……」
ウィリアム・ウィリアムズの「鳥の鳴声の模倣によるソナタ」をわたしとH氏、MA氏の3人でやる予定ですが、まだ1度も合わせたことがなくMA氏が日曜日の例会には都合が悪くて出席できないとのことでしたので例会の前日の土曜日にH氏のお宅に集まって練習することになりました。MA氏が持ってこられたCDを聞いてまずはどんな感じでやろうか、テンポはどうしようかなんてちょっと話してから、練習にはいりました。わたしはH氏とは1度、前回の例会で合わせたことがあったのですが、MA氏のバスもいれての三重奏ははじめてです。11時半ごろから1時間半ちょっと練習しました。4つの曲のアーティキュレーションや強弱の確認などをして最後に通しで演奏しました。わたしは譜めくりがトロくって、さっと次の曲の演奏にうつれないのが、ちょっとネックでした。こういうことも発表会では大事なことなんですね。譜めくりの要領なども教わってから失礼しましたが、H氏とMA氏とは昼食をはさんで、その後もブラヴェのソナタ二重奏を練習されており、初めて聞く素敵な曲に、わたしもあんな風に吹けるようになりたいものと思いながらH氏宅をあとにしました。
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第24回おけいこの後で
(1999-02-10)


Aulos 533E
★バスリコーダーを購入しました!
前回のTMAの例会でバスリコーダーがちっとも吹けなかったので、なんとかバスリコーダーを身近において練習したいものと思っていました。バスはアルトなどにくらべて今のわたしにはそれほど出番は多くはないと思うのですが、あまりに吹けない悲しさにぜひ練習したいと購入を決めました。頻繁に吹かないバスを吹き慣らしていくのも大変そうですし、価格のこともあるので、まずは樹脂製のものを買うことにしました。樹脂製のバスにはアウロスとYAMAHAのがありますが、ニック式というYAMAHAのものはちょっと一般的ではなさそうなので、アウロスのものにしました。アウロスのバスには吹込管がついていますが、直吹キャップも別売であり、どちらも試したかったので、直吹キャップも合わせて購入することにしました。インターネットでホームページを開いている楽器店にメールで見積りしてもらい、注文しました。樹脂製のリコーダーといえども、吹きくらべれば善し悪しもあるとTMAのH氏はおっしゃっていましたので、樹脂製のバスをいくつか置いてあるお店で吹きくらべて購入するのが良いのでしょうが、それはなかなかむずかしいです。樹脂製バスの品質管理のよさを信じて1本を注文し、宅配してもらいました。メールで注文してから数日で予定通り自宅まで配達されました。しばらくはこれで思う存分練習しましょう。吹きごこちはまずまずです。道具は揃ったので、あとはヘ音記号の楽譜に慣れるよう練習です。バスを吹いた後は、今まで大きいと思っていたテナーが軽ーく感じられますが、心配していた樹脂製のバスの重量もさほどではありませんでしたので、これならやっていけそうです。これでソプラノからバスまで一応そろったので、どのパートでも吹けるように練習あるのみですね。楽しみだなぁ。
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第24回おけいこ
(1999-02-04)
★病気っぽくていいなあ!
今回のレッスンではTMAの発表会で演奏する予定の「鳥の鳴声の模倣によるソナタ」の楽譜を持っていったので、先生に「まず、これをやってみましょう。」と言われて、一緒に演奏してみました。家では大分練習しているつもりでも、合わせてやってみると、掛け合いのところで出遅れることが多く、また指が動かないところもいっぱいあってまだまだたくさん練習しなければならないのですが、一緒に演奏してみるとテンポや曲の感じがつかめるので、ひとりで自分勝手に練習しているよりはうんと勉強になりました。先生が「ああ、いい曲だなあ。いい曲でしょ。ここのところなんか病気っぽくて、いいんだよね。………いいですね。こんないい曲を発表会で吹けるなんて。」と、さもうらやましそうにおっしゃるのです。先生の「いいでしょ、いいでしょ。病気っぽくて……」というのを聴いて、ああ、そうなんだ。曲に惚れ込んで、いいなあ、いい曲だなあ、と思いながら吹くというのを、わたしはしていなかった。と改めて気付いたのです。そして、「こんないい曲を発表会で吹けるなんていいなあ。」と言われて、ほんとにこの曲をこの機会に吹けるという出会いを大切にしたいなあと、思ったのです。今までそんな風に演奏する曲との出会いを考えたことがなかったように思います。もちろん、これを吹きたいと思う曲を人前で吹いたことはあったのですが、先生のことばにいろいろと感じることの多いレッスンの始まりでした。次ぎは前回からの課題のバッハのフランス組曲の「メヌエット」。前回は「いつもはこんなんじゃないんです!」の叫びを思わずあげてしまったのですが、今回は指はだいぶ動くようになったものの、先生に「なんか、違うんだよねぇ。ずっと強く吹きすぎているんで、強弱というか、ゆらぎというかそういうのをつけて、いろんなことをやってみるというのが、ない。」というようなことを言われました。先生がわたしの演奏を真似て吹いてくださると、気合いばかりはいって、ちっともリコーダーのやさしさ、楽しさが伝わってこない演奏なのが自分でも良くわかるのですが、いざ、自分で吹いてみるといつもむずかしいのです。曲の初めから終わりまで力みすぎのようなのですが、でもそれだからといって力を抜くとタンギングがあまくなったり、指がテキパキ動かなくなったりするので、どうしたら良いのやら……。ずーっとの課題なのです。でもそういう曲想というようなものは、やはり指がスムーズに動くのにともなって膨らんでくるということもあるので、まだ、今は指を動かすのに精一杯なのだと思います。もっと聞かせられる演奏をしたい気持ちもあるのですが、そうやって演奏するのが恥ずかしいという気持ちもまだまだあって、これは大袈裟に言えば客観と陶酔のはざまで、うろうろ、チョロチョロしている自意識の問題でもあるようです。1つの曲が吹き方で違う曲に聴こえてしまうような、演奏のマジックに、希望というか、暗闇というか、を感じてしまった今回のレッスンでした。いやいやとにかくもっともっと練習したいです。また次回もこのフランス組曲第1番の「メヌエット」ももう一度おさらいすることにしました。ほんとにリコーダーって、病気っぽくていいですねぇ。
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第23回おけいこ
(1999-01-28)
★先生、いつもはこんなんじゃないんです!
全音楽譜出版社の「アルトリコーダー二重奏曲集1 バッハの作品から」(北御門文雄 編)イギリス組曲第4番の「メヌエット」のおさらい。吹きはじめたら、すぐに先生からストップがかかりました。「テンポが違う」って。再び吹きはじめたら、今までに私が吹いたこともないテンポで、ハアハアしながら終わりまで嵐のように吹き通しました。いやあ、参った参った。汗だくでした。でもそのおかげでなんか目が覚めた気がしました。前回、先生が「前のめり」とか「慣れるといいんだよ」とかおっしゃっていらしたのが、こういうことだったのかという風に、曰く言いがたいのだけれど、感じられたのです。バッハの鍵盤曲の楽しさを先生はおっしゃっていたのでしょうね。先生に思わず、「これって、こういう曲だったんですね。初めてわかりました。」と言ってしまいました。家で自分で練習していたのはモタモタしたテンポのノリも何もないタラタラ演奏だったのでした。嵐のような演奏とはわたしの練習不足でついていくのもおぼつかないことの形容でもありますが、嵐の爽快さも同時に含んでいる気もします。もう一度、はじめから少しずつ私が演奏して、先生に指導していただいたのですが、先生の演奏は音の柔らかさと音のクリアさが同居していて、またどの小節にも「ため」やら「ゆらぎ」やらいろいろなものが込められているのです。ただ音符を追い掛けているだけのようなわたしの演奏はまるで小学生。大人と小学生が二重奏をしているみたいなのです。「もう少しトリルがきれいにできるといいんですけどね。」といわれて、一応おしまいにしてもらいました。
つぎにフランス組曲第1番からの「メヌエット」にいきました。吹きはじめたら、「あれっ?」「どうしたんだろ」「もう一度」「すみません、ここからもう一度。」「んーっっ」なんて言いっぱなしのわたし。要するに指が動かなくて吹けないんです。家で練習しているときは、いくら何でもこれよりうんとましだったんですけどねぇ。結構時間かかってそれほど長くもない曲をおわったのですが、無念……。くやしいいい。どうして吹けないのかしら。
「先生!、いつもはこんなんじゃないんです!」とわたしは思わず叫んでしまったのです。すると先生、「いつでもどこでも吹けるようでなければ。」と静かにおっしゃいました。あっ、ハハア。おっしゃるとおりです。わたし、あまりの無念さに身のほどもわきまえず、思わず口走ってしまったのでした。やっぱり、練習不足なのです。十分に練習したとはやっぱり言えませんものね。また来週がんばりまーす。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.14)
(1999-01-24)
★もうすぐ発表会なのに……。
TMAの例会。今日はむすめ1は連れずに雨の中を中央公民館へ。とは言っても今回は何とオットさんの送り迎え付き。雨の日の日曜日の公民館は駐車場がいっぱいなので、お願いしました。ほんとにありがと、オットさん!<チュッ。>この日は午前中からむすこ1が出場した市の主催で小学3年〜6年対象の少年少女マラソン大会の応援に行っていたので、例会にはちょっと遅れました。今回の参加はH氏、SIさん、SUさんと私の4人でした。ルポの「ファンタジア」(3声)では今回お休みのバス担当のMAさんに代わって、私とSIさんが交替でバスのパートを吹いてみました。SIさんはちょくちょくバスにもチャレンジして、だいぶ感じもつかめてきているようですが、私は、ヘ音記号の譜面は読めないし、指も押さえられずほとんど音が出せない状態でした。ああー、バスよバス。……って感じです。ルポの「ファンタジア」(4声)では私はソプラノ担当。高音を柔らかく出すように気をつけ、旋律を演奏した後は他のパートにバトンタッチするようにして、他のパートも意識して聴くようにしながら演奏しました。リタルダンドでの終り方など、他の人の演奏を聴いて入る、というようなことがまだなかなかうまくいきません。この後、私とH氏とでウィリアム・ウィリアムズの「鳥の鳴声の模倣によるソナタ」をアルトパートだけで練習してみました。私は前回に譜面をもらい、発表会で演奏することにしたのですが、テンポとか感じがよく分からずにいたので、たどたどしくひっかかってばかりでしたが、一応通しで演奏してみました。H氏からは「何とかやれるでしょ。」と言っていただきましたので、あとは練習あるのみです。きれいに聞こえるトリルの指使いも教えていただきました。最後に、今回、新たに発表会で演奏することになったテナーの二重奏曲をSIさんと一緒に練習してみました。これも楽譜をそろえてまた練習の日々ですね。3月の発表会ではそれぞれ演奏する曲が10曲以上もあることがH氏のプログラム表から判明し、「えええっ!!!」
2月の2回の定例会のあとは発表会。もう、すぐ目の前なのにほんまにだいじょうぶかいな???
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アンサンブルのおけいこNo.8
(1998-01-16)
★いろんな笛を持ちかえて…。
今回はIさんがお休みで、先生とT氏とわたしの3人で練習しました。3人だと「リコーダー四重奏曲集」[入門編]が練習できないので、他に三重奏の楽譜を探して練習してみました。初めはM.プレトリウスの舞曲からの数曲をソプラノ、アルト、テナーで演奏してみました。この楽譜は私がTMAの発表会で演奏する予定のため、持ち歩いていたものです。発表会で演奏する予定で個人的に練習中の曲、まだ一度も吹いたことのない曲などありましたが、3人で4曲くらい練習してみました。その後でT氏の持っていた全音リコーダーピースR−65 J.フィッシャー「ターフェルムジーク」を練習しました。これはアルト、テナー、バスで演奏するもので、初見ではなかなか難しかったけれど、とてもいい感じです。私はアルトを吹いたのですが、新しいアルトもよく鳴ってくれて安心しました。アンサンブルは予定のメンバが揃わないと、予定の曲が演奏できないのは残念ですが、集まったメンバで何ができるかっていうのもまた楽しみなものですね。先生にはいつものようにわたしの「力みすぎ」を注意されてしまいました。T氏は去年の暮れにYAMAHA銀座店のリコーダーフェアの時に購入した新しいモーレンハウエルのテナーを携えてのアンサンブルのおけいこでした。次回は2月20日の予定。また楽しく練習しましょう。
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第22回おけいこ
(1999-01-14)
★アルトリコーダー二重奏曲集1はじめ。
年明け初めてのレッスンは全音楽譜出版社の「アルトリコーダー二重奏曲集1 バッハの作品から」(北御門文雄 編)イギリス組曲第4番の「メヌエット」に取り組んでみました。先生いわく、「けっこうムズいでしょ。」「メヌエットでもバッハのこういうのは前のめりで進んでいく感じがあって、慣れるといいんだよね。」とおっしゃいました。今回からは新しく購入したアウラのアルトを吹いてみることにしました。30分のレッスンの間、吹けるくらいに少しずつ時間をのばして慣らしてきました。購入して約1ヶ月経ったところです。この曲を吹いてみるとわりとテンポも早く、3拍子でどんどん進んでいくという感じがなかなかつかめません。装飾法もいままでよりも多用されているので、それに気をとられて、本来は装飾なのにそこが強調されてしまって軽いトリルにならず、リズムを崩してしまうのです。トリルの指使いを本に記入して演奏しているのですが、まだスムーズにできません。まだ曲の感じがつかめていないこともあって、音符を単に鳴らしているようなメリハリのない演奏です。先生の演奏を聴くと自分のメリハリのなさはよくわかります。が……、メリハリのある演奏を自分でするのはなかなか難しいです。やはりトリルでつっかえてしまいます。さて、次回ももう少し、雰囲気を出せるように再度挑戦です。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.13)
(1999-01-10)
★曲やパートの組み替え。
1999年初めの例会です。また新しく女性のメンバーがいらして、その方も交えて発表会で演奏予定の曲を練習しました。MO氏が仕事が忙しく、しばらく練習に参加できないそうなので、発表会で演奏予定の曲、パートの変更がありました。ルポの「ファンタジア」5声でテナーを担当していたのが、ソプラノのセカンドに変わりました。また新たにウィリアムズの「鳥の鳴き声の模倣によるソナタ」でアルトのセカンドを担当することになりました。この変更は私にはなかなか大変そうですが、頑張ってみようと思っています。ルポの「ファンタジア」5声は参加者でパートをかえて演奏してみましたが、まだ半分くらいしか吹けませんでした。符点四分音符を短く吹いてしまってなかなか拍子が合わないのです。また4拍を勘定するのに一生懸命のあまり、長い音が拍子の頭になっておらず、フレーズがおかしくなっています。発表会は3月半ばの予定でまだ2ヶ月あるので、頑張って練習するつもり。むすめ1が背中にしがみつき、首にブラ下がりしても、それでもリコーダーを演奏しつづけたわたしですが、なんともすさまじい格好!!むすめ1よ、首にぶら下がるのだけは止めてちょうだいね。息が続かなくってくるぴーから。今回の例会参加者はH氏、MA氏、SIさん、SUさん、まゆみちゃん、わたし プラス新人女性のAさんでした。
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