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Key-Mamaのリコーダーのおけいこ日記(2001年その2)
   ( 2001-04-01 − 2001-08-30 )   
2001-09-15 更新 
第80回おけいこ (2001-08-30)
★Handel Sonataは恥かしい
 ヘンデルのソナタC-durに取組みました。
譜面を見ると易しそうなんだけど、聴かせる程に吹こうとするとむずかしいのがヘンデルのソナタのようです。
とにかく楽譜のとおりに練習していったのをくらばやし先生がバスで伴奏されるのに合わせて吹いてみました。吹いている自分でも「おもしろくない演奏・・・」と思えるから、聴いている方はもっとおもしろくないでしょうけど、装飾のことも含めて、いろいろなことを感じて考えて吹くというのはわたしにとっては至難の技です。
 何度も言うようですが、そんな風に曲を演奏するのがわたしは恥かしくてしようがないのです。この恥かしさは是非克服したいのですが、変な装飾をしたらおかしいだろう、とか、あんまりゴテゴテするのはおかしいだろう、とかが基本にあるので困りものです。でも装飾して演奏するというその時代の演奏はまたそんなんもんじゃなさそうです。
 わたしが演奏したのは、楽譜に書いてある音符のとおりの演奏です。でもくらばやし先生は、「こんな風にも、こんな感じにも吹けるし・・・、テンポはもう少し速めで、ここは進んでいく感じにしたほうがいいかな・・・」って装飾も含めて、こんなにもあんなにも吹けるということを教えてくださいました。いやぁ、ヘンデルのソナタはリコーダーのレッスンを受ける人は練習の段階できっと演奏する曲でしょうが、楽しみである反面、このこれぞエンターテインメントって感じのソナタを演奏するのは、すっごーく大変そうで、○×△□?!♪です。
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第27回リコーダーセミナー (2001-08-21〜22)
★指導者の力
 昨年「青い風」の仲間に誘われて初めて参加した東京リコーダー協会主催のリコーダーセミナーに、今年もまた参加してきました。大井町の品川区総合区民センター、「きゅりあん」の講習室で行われた2日間のセミナーは、松浦孝成氏の初級講座、藤田隆氏の中級講座、金子健治氏のリコーダーオーケストラ講座の3つが開講されましたが、昨年は初級で受講した藤田隆氏の中級コースを受講することにして、「青い風」の仲間のOさんと共に楽しみにしていました。大阪からいらした藤田先生はユーモラスな語り口でリコーダー・アンサンブルの極意(?)をわたしたちにわかりやすく教えてくださると共に、曲を考えに考えて演奏することの大切さを説かれました。ボーッとして吹いたらあかん!のでした。
 2日間の講習会でしたが、2日目は折悪しく台風が関東へ接近して悪天候。交通の混乱などの悪い状況を考えて研修の予定を繰り上げて終了することになりました。せっかくの指導が受けられず大変残念でしたが、仕方ないことですね。それでも最後には金子氏の指導で参加者全員で「Believe」を合奏したり、東京リコーダー協会の理事をつとめられる先生方と講師の方々のミニコンサートも行われ、大変楽しい時を過ごすことになりました。ミニコンサートではわたしがごく最近取組んだばかりの「アフリカ組曲」が演奏されたので、「あ、こんな風に演奏するのか・・・」とちょうどタイミング良く聴くことができて、ラッキーでした。

 藤田先生の中級コースは40人程の参加者だったと思いますが、アンサンブルでもパートの指定をされずに自分の演奏したいパートを自由に選びながらも、だんだんとバランスの取れた演奏へと導かれ、聴く人の期待感を高めながら、生き生きとした曲へと仕上げていかれるご指導ぶりは素晴らしいもので、昨年同様すっかり藤田先生のファンになってしまいました。一番前の席で指導を受けたわりには今年は割とリラックスして受講できたので、昨年緊張して1日目にして肩凝りになったことを思い出すと、この1年でわたしもずいぶんズーズーしくなったものだと思いました。藤田先生は大阪弁で面白く、楽しく、辛辣に話されながらも、すご〜くかっこよ〜く演奏されるのですもの。
 今年もアウロスのハーカモデルの木調アルトリコーダーをお土産にもらい、リコーダー関係の楽譜などを少し仕入れてきたりもしました。今年は昨年にも増して、講師の指導力とはほんとうに重要なものなのだなぁと思った次第です。演奏する時に気がつかなくて、考えずに吹いていることを、気づかせてくださること、意識して演奏することで演奏はとても変わってくるものなのですね。音程にしても講師が特に何も言わなくても、メンバーの意識を高めることによってだんだん揃ってくるのも不思議な感じでした。それも指導者の見えない力なのだと思います。そして指導力のある人というのは、元気で、良い意味で芸人であり、人を乗せる力のある人、その気にさせてしまう人なのだなぁと思いました。
 このリコーダーアンサンブルの楽しさは、いったい何なのでしょう? 2日で受講料もお手頃なこのセミナー。小中学校の音楽の先生が多く参加していらっしゃるようですが、一般のリコーダー愛好者もとても楽しめる講習会です。で、来年の夏も是非またこのセミナーを受講しようと思っています。
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ノンキー・プロジェクト(No.24)(2001-08-18)
★役割
 前回に続いて今回の練習も横浜青葉区の藤が丘地区センターで行われました。
この藤が丘地区センターは坂の途中にあるのですが、夏の暑い日に坂を登って行くというイメージが強いのです。いつもむすめ1と一緒にエッチラオッチラ坂を登っては、途中の消防署の前でちょっと一休みしてからまた登るといったふうです。
今回はみおりさん、Hopiさん、Yoshieさん、Yurieさん、清美さん、わたしの6人が参加し、「さびしい」、「風のこもりうた」、BGM-1、BGM-2などを練習しました。9月半ばの練習と9月末のレコーディングの予定はパート割も含めていろいろと話し合い、活動の仕方やかかわりかたなどもみんなで忌憚のない話しをしました。
 そしてメンバーそれぞれが出来ることを分担し、引受け、最善をつくしていくということを確認することになりましたが、とりわけリーダーである、みおりさんの精神的な重圧というのはすごいもので、これを何とかしてあげられるかどうかが、ノンキー・プロジェクトの今後にもかかっていると言っても過言ではないでしょう。
 だからこそメンバーがお互いに助け合いながらも精神的にも自立し、信頼関係を築きながら「こと」を進めて行かなければならないことを感じました。曲の演奏もしかりですが、「創っていく」ことにおいて、自分に何が出来るのか、何が出来ないのか、何がやれるのか、何はやってはいけないのか、などいろいろな角度からのプロジェクトへの関わりが問われ続けています。
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リコーダーアンサンブル「青い風」合宿  (2001-08-05〜06)
★花火もきれいでした。
 今年の夏は熱海の「カパンナ・コダマ」での合宿でした。車、電車とそれぞれの乗り物で集合した音楽合宿専門施設「カパンナ・コダマ」での1泊2日の合宿参加者は、指導のまつしま先生を含めて11人。男性が2人に女性8人のメンバーでした。合宿は今年で3回めとなるそうですが、今年はメンバー全員揃って参加できたので、とても楽しみにしていたのです。
 リコーダーの長時間の練習もさることながら、夜の宴会や吹きまくり、おしゃべりなど、わたしが昨年初めて参加させてもらった合宿がとても楽しかったので、今年も楽しみにしていました。今回は熱海の海を見下ろすペンションで夕食後の夜に海上花火大会も予定されていたので、ペンションのテラス、ベランダから久しぶりに見る花火もとてもきれいでした。この日は比較的涼しいお天気でしたから、疲れも少なかったと思います。

 さて、今回の合宿でまつしま先生に指導していただいたのはMozartの「Flute Quartette K-298」、Bachの管弦楽組曲第2番、「3声のインベンション」などでした。
まずはじめに練習したMozartの「Flute Quartette K-298」の1曲目はわたしの課題だったテナーの速いパッセージがなかなかうまく吹けず、先生に注意されて、直そうとすればするほど緊張して焦り、しどろもどろになるという現象が、わたしに現れてしまいました。まつしま先生が特別厳しく指導なさっているわけではなくて、当り前のことを当り前に教えてくださっているのですが、わたしの方の練習不足と緊張とが重なってうまくできないので、何度もやり直しということになり、今回の合宿でのキーワードになったいわゆる「いけにえ」の第1号になってしまったというわけでした。
 「合宿ってどんなものなのかしら・・・」とワクワク、ドキドキしていたのは、わたしも含めて一昨年、昨年くらいから参加するようになった比較的新しいメンバーの4人が、合宿中にやはり次々に「いけにえ」となり、先生にご指導されることになりました。
 でもこういう集中的な練習できちんと教えていただけるのは、大変ありがたいことだと思います。自分ではなかなかわからないことを、「ここはこう吹くべきです」というきちんとした指導として受けられることは、少なくともわたしにとっては大変勉強になることばかりで、こういう指導をきちんと受けたくてこの「青い風」に参加させてもらったということもあるのですから、本当にありがたいことだと思っています。
 夜の宴会、そのつづきのおしゃべりも夜中の2時、3時ころまで続き、いい年のおじさん、おばさんたち(メンバーの皆さん、失礼!)が、学生時代の合宿のように過ごしました。まつしま先生のリコーダーとのお付き合いのこともうかがうことができ、わたしたちに指導してくださっているときの気持なども話してくださって、とても嬉しく思いました。練習場も申し分なくて、食事もお風呂もお部屋も快適でしたし、貸し切り状態で思う存分に使わせていただいたペンションのオーナーご夫婦に感謝、感謝でした。おかげで持ち寄った楽譜の吹きまくりや一緒に合わせたりもとても楽しかったなぁ〜。

楽しい合宿でしたね。また来年もこんな素敵な合宿、是非やりましょうね!
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第79回おけいこ (2001-08-02)
★Telemann Duets & Handel Sonata
 テレマンのリコーダー二重奏、「Duets」のおさらいです。前回は指が動かなかったので、前回のレッスンから今回までの1週間の間に少しは指が動くようにと練習しましたが、一朝一夕には動くようにはなりませんでした。1、3曲目は緩やかな曲なのですが、2、4曲目の速いテンポでは8分音符で刻むところが指が動かず、また表情をつけて吹くことができません。相当長い時間かけて練習しないと、こういう指の動きはなかなかこなせないのがわたしの現状です。ゆっくりからだんだん速く・・・という練習を何度も何度も繰り返さないといけませんね。
 そしてもう一つはヘンデルのソナタ。有名なC-durの最初の曲を吹いてみました。有名な曲であるために、譜面はそんなにむずかしくは見えないけれど、曲にするには吹きごたえのある、むずかしそうな曲です。これからしばらくはこのヘンデルのソナタに取組むことになります。
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第78回おけいこ (2001-07-26)
★Telemann Duets
 前回のレッスンではちょっとJazzyな雰囲気のデュエットを演奏してみましたが、今回はわたしが演奏してみたいというものの中から、テレマンのリコーダー二重奏、「Duets」という楽譜を持参してその中の曲を練習しました。
 この頃、テレマンのリコーダー二重奏をとても演奏したくなっているのです。テレマンの曲は一昨年「6つのソナタ」の中の第1番目の曲のそのまた最初の「dolce」という美しい曲をリコーダー教室の発表会で演奏したのですが、それ以降、テレマンの曲はあまり演奏したことはありませんでした。たまたまMYROTの合宿でメンバーのIさんと一緒に「6つのソナタ」の曲をあれこれと吹いてみたのがとても楽しくて、そのときはわたしの苦手な初見でうまく吹けませんでしたが、とても美しい曲で、吹いていてとても心が癒されるような気持になりました。その楽譜をなんとか手に入れて、また演奏したいと考えていたのです。たまたまテレマンの「カノン・ソナタ」もくらばやし先生との演奏会で吹くチャンスもあり、またまた気に入ってしまいました。少しこのテレマンのデュエットを練習してみたいなぁと思っています。
 今回のレッスンでは「Duets」緩急緩急の4つの楽章からなる曲をみんな通して演奏してみました。まだまだ指が動かず、いつものように、もっともっともっと考えて工夫して吹いて!という先生のご指導ですが、練習のしがいがあるというものです。指定の速さ、演奏したい速さで演奏するまでの道は遠そうですが、まずはもっと指が動くように練習しないとね。タンギングをきちんと、変なビブラートをつけない、といういつもの課題と共に、1週間後の次回のレッスンに備えて練習したいと思います。そして「ヘンデルのソナタにも挑戦しましょう。」ということになりましたので、以前から吹きたいと思っていたヘンデルのソナタも練習してきま〜す。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.63) (2001-07-22)
★無心・・・
 今回の参加者は6名(H氏、I氏、K氏、MA氏、SIさん、わたし)でした。
このところメンバーの集まりが悪かったのですが、久々に6名が集まってバードの「ファンタジア」など6声の曲を練習してみました。
私はテナーやバスなどの低音パートを担当しました。アンサンブルの練習ではこのごろだんだんとソプラノやアルトを吹く機会は少なくなってきています。アルトはまだしも、ソプラノは苦手な楽器になっているので、この苦手意識はなんとかしたいとは思いつつも、高音パートを吹くにはかなりの自信がなければやれない気がして、苦手になってしまっています。自分が吹く音がいやでいやでしようがないのもつらいですものね。
初見の譜面を一生懸命に見て吹き、何度も何度も練習するのは無心になることができて、いいですね。
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ノンキー・プロジェクト(No.23)(2001-07-21)
★BGM、子守唄
 今月のノンキー・プロジェクトの練習は横浜青葉区の藤が丘地区センターで行われました。
今回の参加はみおりさん、Kunny-Gさん、Hopiさん、Yoshieさん、Yurieさん、それにわたしの6人でBGM-1、BGM-2、BGM-3、それにYoshieさんが作曲された子守唄風の曲を練習しました。
 6月後半の練習にはわたしは参加できなかったのですが、その時はHopiさんがノンキーたちの物語を書かれたり、Yurieさんがアルトリコーダーの曲を作ってこられたり、とこのごろはみおりさん以外のメンバーみんなの新たな「創作活動」がさかんです。いろいろな場面のいろいろな曲が必要になってくるし、また「創る」ということでもプロジェクトに参加できることは新たな楽しみ(?)ともなるはずです。
 今回は新曲の練習にはあまり長い時間はかけずに、今後のことや曲づくり、それぞれの「創作」の意向や予定などを話し合うことになりました。わたしもいろいろな疑問、心配などについて質問したり、感じたことを述べたりして話し合いましたが、ものつくりの楽しさとかたちにしていく大変さを改めて感じたことでした。わたしも大層なものはできるはずもありませんが、曲を作ってみたいなぁと思っています。
 そして最後に夏の練習予定と9月末のレコーディング予定などを決めました。

 むすめ1と共に暑い夏の日に小平から藤が丘まで出かけたのですが、練習中も話し合いの間もお絵描きしたり絵本を読んだりして静かに遊んでいてくれたためでしょう、練習が終わったら堰を切ったようにおしゃべりが始まりました。
帰りがけも途中まで一緒だったHopiさんと電車の中で一生懸命お話をしていたむすめ1で すが、小さいころに母と一緒に「のんきー」の集まりに出かけていたこと、大きくなっても覚えていてくれるでしょうか。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.22 (2001-07-17)
★とほほほほ・・・!
 MYROTも今回で第2期が終わります。8月はお休みなので、基本的に年間11回の練習をやってきましたが、その1年が一旦終了することになります。MYROTのリコーダーキャンプ&コンサート以来やはりメンバーの顔と名前がかなり一致するようになったし、リコーダー仲間としての連帯感もぐっと増したように思います。
 さて、今回はいつもように「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」(青本)の和声練習、そして次に63〜65ページの「Mille regretz 千々の悲しみ」(Josquin des pres 1450-1521)を練習しました。各パートの「出」をしっかりと、歌う場面は意識して演奏するようにとの吉澤先生のご指導でした。各パートの譜面はそれほどむずかしくはなさそうですが、これを合わせて演奏すると、メロディの受け渡しやテンポの刻みかた、今どのパートが歌っているのか、など気にしなければならないことがいろいろあって、全体として美しい響きにするのは結構むずかしい曲でした。
 その次は前回から引き続いて練習を始めた「CAPRIOL SUITE」(PETER WARLOCK)です。 BASSE-DANCEとPAVANEは前回も練習しましたし、この組曲の中では比較的易しい方の曲ですが、3番目のBRANSLESはテンポも速くむずかしい曲でした。頭の中に流れているのはフランダース・リコーダー・カルテットの「フランダースの笛」のCDの最初の曲-「カプリオル組曲」なのですが、実際にわたしが演奏しているのは、なんじゃぁ? というよりもわたしが練習していなかったためにほとんど指も動かず、ついていけない「とほほほほ・・・」状態。わたしはこんな曲を練習しないで吹こうと思っていたのか! まぬけめ!!ということで、この夏休みは少なくともBRANSLESはかなり練習しないといけません。
 というわけで今期のMYROTの練習も終わり、第3期の申込のこと、継続するけど、パートはどうする?なんてことをあれこれと話しながら、いつもよりも早めに練習を終了して、かねて連絡のあった、打ち上げ会場のいつもの「らいおん」へと向かいました。40名近い参加者があった打ち上げは、ビールで乾杯の後、座った席の隣近所ではにぎやかにおしゃべりに花が咲き、7/25発売というNHKの趣味悠々のテキストも吉澤先生に見せていただいたりして、世間でもこの夏にリコーダー熱が高まるのを予感しながら、1年を振り返る楽しい会となりました。
 来期のパートはむずかしそうなソプラノを希望していましたが、ソプラノは今までも数が多く、減らした方がよさそうだということでしたので、そこに入れる可能性も低そうですし、バスパートの親分からは「えー?! ソプラノだって??」とあきれられてしまったので、結局今までと同じくバスパートを希望することにしてしまいました。 なんだか2年もバスパートに居たら、ずーずーしい?バスパートの性格が染み込んできたような気がするので、ソプラノに移って少し繊細な感覚を取り戻そうかと思っていたのですが、やっぱり無理のようです。バスパートに決まるのを待つことにしようと観念しました。
 ではまた9月に第3期のMYROTのみなさん、銀座で逢いましょう!
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第77回おけいこ (2001-07-12)
★Jazzy Duets
 7/1の演奏会が終わってから個人レッスンで何をやろうかということを決めないままに居ましたので、このところ、ちょっとJazzyな雰囲気に親しみたいと思っていたわたしは、たまたま持っていた楽譜に「Easy Jazzy Duets」という、イギリスのBrian Bonsorが作ったソプラノリコーダー2本で演奏するものがあったので、それをくらばやし先生と演奏してみたいなぁと思い、今回のレッスンに楽譜を持参しました。
短い曲が5曲入ったものですが、どれもシンコペーションの効いた楽しい曲です。これはジャズっぽい独特のリズムとノリが必要とされるものですが、これとは別にBonsorがピアノ伴奏付きで書いているソプラノとアルトの初心者用の教本があって、昨年の夏に参加したリコーダーセミナーで取り上げられたものがとても素敵だったのを思い出し、ピアノ伴奏にしているBonsorの曲を今度一緒にくらばやし先生と吹きたいと思っていたのです。
 今回持参したのはソプラノデュエットのジャズっぽい曲の楽譜ですが、わたしもほとんど初見でくらばやし先生と吹いてみました。
 ややや、すっごく楽しいのです!
スイング調やブルースっぽい曲、速いワルツもあって、それ風に演奏するのはやっぱりむずかしいのですが、もともとリコーダー用のアレンジなので、安心して演奏できるし、掛け合いのようなデュエットがまたいいんですよねぇ。もっと練習したら、きっとかっこよくなると思います。
 ソプラノでは少々かん高い感じなので、アルトで吹いてもいいし、曲を選ばないと運動性ではちょっと心配な気もしますが、テナーで吹くのもまたよしのようです。いつかこういうのをだれかに聴いてもらって”カッコヨク”演奏したいなぁ・・・
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リコーダーアンサンブル「青い風」例会(No.24)  (2001-07-11)
★合宿の打合わせ
 前回の例会は都合がお休みしましたので、「青い風」で1ヶ月ぶりの練習です。
 今回の参加メンバーは女性が8名(SUさん、Sさん、Wさん、Kさん、Aさん、Yさん、SAさん、わたし)、男性が2名(H氏、SI氏)の全員が集まりました。主に8月の合宿の打合わせや練習曲を決めるなどの話し合いの時間が多かったのですが、まずはBackの「3声のインベンション」をグループごとにパート担当を決めて練習してみました。わたしのグループはSAさん、Sさん、それにわたしの3人で、No.3の曲を演奏することに決めていたのですが、どうもこれは他の曲に比べてもむずかしい曲だわというSさんのコメントでしたので、あれ?どうしよう・・・と思いました。でもとにかく3人で担当を決め、SAさんがアルト、わたしがテナー、Sさんがバスとなって何度も何度も練習してみました。No.3はむずかしいけれど、とてもきれいな曲でやりがいのある曲です。練習すればするほど好きになりそうな曲ですので、合宿まで、それに合宿での練習はとても楽しみになってきました。他の曲もやってみようということで、少し演奏してみたのですけど、No.2がもう一つ演奏したい候補の曲になってきました。全部で6曲選んでみたので、1〜2曲を1つのグループが演奏することになります。
 休憩のお茶をはさんだ後は8月5日〜6日の熱海の音楽合宿専門施設
「カパンナ・コダマ」での合宿の打合わせになりました。車でグループ、電車でグループなどを決めたり、集合場所、荷物、練習曲、スケジュールなどを話し合いました。まだまだ十分ともいえませんが、先生を含めた11人全員で参加できる合宿が今年もまたとても楽しみになりました。
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リコーダーとチェンバロによるバロック音楽の会 (2001-07-01)
★素敵なギャラリーで!!!
 今日は小金井のギャラリー・ブロッケンでの演奏会。T氏製作のチェンバロの搬入などもあるので、午後3時〜のコンサートでしたが、午前中に集合してお昼を食べてからリハーサルとなりました。ギャラリー・ブロッケンは小金井市の住宅街にあるこじんまりしたコンクリート打ちっぱなしで、中に円筒形の高いドームのあるとても素敵なギャラリーでした。こんな空間がこんな場所に・・・というその日の暑さも風も忘れる程の空間でコンサートができることにワクワクしてしまうような場所でした。
 チェンバロのチューニング、大体のリハーサル、案内、会場設営などを終え、最初のお客様が・・・。と思ったらそれは当日福岡から上京してきた母とむすめ1でした。それからお客様が続々とお見えになり、ステージで座って演奏する予定で確保していた私たちの椅子もお出しして、(急遽、立奏することとなりました。)敷物やゴザにも座っていただくことになり、またさらにギャラリーのオーナーの佐野さん宅からも使っていらっしゃる椅子を総動員していただいて、満員のお客様となりました。それほど大きくないギャラリーでしたから、40人を越えることはなかったと思いますが、それにしても気楽にやりましょうと思っていたのに、予想を越えるお客様で、ちょっとビックリしました。
 さて、演奏ですが、リハーサルの時からビックリ、ワクワクだったのですけど、このギャラリーは音がとてもきれいに響いて、小編成のアンサンブル、今回のようなリコーダーとチェンバロといった組み合わせにはピッタリの会場でした。自分のリコーダーの音もあまりきれいに響くので、くらばやし先生に「こんなところでいつも練習してたら、下手がわからなくて上達しないかもね」ってわたしが言いましたら、「いやぁ、こんなところで吹くと、気分いいからいいんじゃないの?」っておっしゃいました。どっちでしょうね。演奏するところの音響でうまくも下手にも聞こえてしまうのは、もともとがあんまり上手でない証拠のように思いますが、ときどきはこんなにきれいに響く場所で演奏できるといいなぁと思いました。今度の演奏会で初めてご一緒するチェンバロの渡辺玲子さんは目白の「ギタルラ社」や新大久保の「風音の会 木下ミュージックスクール」でチェンバロを教えてもいらっしゃる方で、くらばやし先生とはいろいろなメンバーとともにアンサンブルを組んでいらっしゃいます。とてもきさくで楽しくて、ケーキに目がない探求心の旺盛な方です。
 さて、くらばやし先生の司会、解説でコンサートは始まりました。

くらばやし先生、T氏、Key-Mamaのリコーダー、渡辺玲子さんのチェンバロ

<プログラム>

 ・マンチーニ:ソナタ第1番(くらばやし、わたなべ)
   Amorose - Allegro - Largo - Allegro
 ・ヴァン・エイク:涙のパヴァーヌ(くらばやし)
 ・テレマン:カノン・ソナタ第3番(くらばやし、Key-Mama)
   Vivace - Soave - Allegro assai
 ・サンマルティーニ:トリオソナタ第2番(くらばやし、Key-Mama、わたなべ)
   Allegro - Adagio - Allegro

〜〜〜休憩〜〜〜

 ・スカルラッティ:クァルテッティーノ(くらばやし、T氏、Key-Mama、わたなべ)
   Adagio - Allegro - Minuet
 ・ドルネル:ソナタ(3本のリコーダーのための)(くらばやし、T氏、Key-Mama)
   [Pas trop vite] - Fugue Gayment - Lentement - Vivement

 ・ヴォランテ:たいまつの踊り(わたなべ)
 ・バード:ムッシュのアルマン(わたなべ)
 ・ボアモルティエ:蚤(わたなべ)

 ・シックハルト:ソナタ 作品17の3(くらばやし、わたなべ)
   Adagio - Allemenda. Allegro - Vivace - Giga

 わたしはテレマンのカノン・ソナタが最初の出番でしたが、アガラナイつもりの本番でやっぱりアガッテしまい、先に吹き始めたわたしが、自分でもびっくりするくらい、へなちょこな音になってしまいました。となりのくらばやし先生も「おいおい・・・」と心配になられているのがわかりました。やめた方が良さそうな雰囲気(殺気?)を感じて、ちょっと「デヘヘ・・・」してから、気をとりなおして再度挑戦しました。再度吹き始めた第1楽章はなんとか終りまで通してきたものの、またわたしが最後でコケてしまい、不本意な出来で、今まで練習でもなかったくらいの最悪のものとなってしまいましたが、次に引きずらないのがわたしのいいところ(?)ですので、2楽章、3楽章とだんだん落ち着いてきました。初っ端でコケたので、かえってそれ以降、腹がすわったというのか、開き直ったのがよかったかもしれません。
 最初のテレマンではどうなることかと自分でもビックリでしたが、次のサンマルティーニでは立直り、後半のアンサンブルへと続くことができました。コンサートではわたなべさんのチェンバロのソロ演奏も楽しく聴かせていただきましたし、演奏の前に製作担当のT氏が楽器について解説されたのも大変興味深いものでした。最後のくらばやし先生のシックハルトのソナタはとても素敵なきれいな曲で、わたし、大好きになってしまいました。くらばやし先生もほんとにいいなぁと思って吹いていらっしゃるのがよくわかりました。和やかな雰囲気の中でコンサートも無事終わってホッと胸をなでおろしたら、聴きにきてくださった方々から花束をいただいたりして、本当に嬉しくて感激しました。7月初めの暑くて熱風吹く中を聴きにいらしてくださった皆様、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
そしてこのコンサートはわたしの中ではとても心に残る演奏会となりました。
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アンサンブルのおけいこNo.28 (2001-06-30)
★明日だ、明日!
 7月1日(日)小金井のギャラリー・ブロッケンでの演奏会は明日と迫りました。くらばやし先生、わたなべけいこさん、T氏、わたしで、T氏宅にて最後の練習をしました。
 くらばやし先生のリコーダーとわたなべさんのチェンバロ、くらばやし先生、T氏、わたしのリコーダー三重奏、それにわたなべさんのチェンバロが加わる四重奏、くらばやし先生とわたしのリコーダー二重奏、それにわたなべさんのチェンバロが入る三重奏など、誰かと合わせる演奏の練習はすべてやりました。
 ドルネルのリコーダー三重奏「ソナタ」とスカルラッティの「クワルテッティーノ」はブリュッヘンのCDを聞いて、だいぶ感じがわかりましたし、どのくらい縦の線を合わせて演奏できるかが問題になりそうです。そしてそれぞれが歌うところをちゃ〜んと歌えるかどうかもポイントですね。
 演奏し終わって、くらばやし先生が、「う〜ん、いいですねぇ。」と言ってくださるとホッとしますが、何もおっしゃらずにいられると「どこが足りないのだろう。もっとどうすればいいのだろう・・・」と不安になるものです。先生、もっと言って、言って!・・・
 テレマンの「カノン・ソナタIII」も今回の練習で、「こんな風に吹くのだ」という思いは強くなってきました。本番でも緊張しないで指が動けば、いいのですが・・・。
 サンマルティーニの「トリオソナタ」はアルトリコーダー2本とチェンバロで、ちょっとアグレッシブに演奏する楽章と、粘っこく少し不気味に演奏する楽章の対比も面白いし、わたしはとても気に入っている曲で、これを演奏会でやるのはとても嬉しいのです。

 練習を終えてからはT氏のご家族みなさんと一緒にお茶やケーキをいただきました。そうやっていろいろなアンサンブルの話しや演奏家の話し、演奏会場のこと、リコーダーとチェンバロの発表会のこと、明日のコスチュームはどうしよう・・・などと楽しいおしゃべりと明日の計画を打合わせたりして、とても充実した夕べでした。
 こういうのってとっても楽しいですね。メンバーそれぞれがとてもユニークで、それぞれみんな大切な素敵なお友達だなぁと思います。明日はもういよいよ演奏会。みなさん、どうぞよろしくお願い致します。楽しい演奏会にしましょうね。
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第76回おけいこ (2001-06-21)
★録音してみると・・・
 テレマンの「カノン・ソナタIII」とドルネルの「ソナタ」を練習しました。今回はレッスンをMDに録音しました。個人レッスンを録音して家に帰って聴いてみると、先生の演奏と自分の演奏のどこがどのように違っているか、どこが足りないか、どこが良いかがはっきりと見えてくるように思います。もう少し頻繁にレッスンの時に録音させてもらおうかと思っています。
 さて、「カノン・ソナタIII」を通して3楽章吹いてみたのですが、先生が「なんかおもしろくないね。」とおっしゃって・・・、そうそう、わたしもそう思う。確かにつまんない・・・生き生きしてない・・・そのようだった・・・
 で、なんでかっていうのをとっさに考えてみたら、先日、家で自分の演奏を録音してみたときに、はじめの1楽章があまりに跳ねて演奏していて、どうも進んでいく感じに聞こえないなぁと思ったことから、意識的にあんまり跳ねないように、スタカートで吹かないようにしてみたのです。
 それでそこから始まった今日のレッスンのわたしの演奏はテンポが少々緩かったのも手伝って、なんだかノリが悪いようになったのだという気がしました。改善したつもりがあまり成功しなかったみたい。今までのわたしのスタカートがポッポッと真上に跳ねる吹き方だとしたら、先生のおっしゃる、少し弾んだ進む感じの吹き方というのは跳ねる角度が違うのだと思います。少し斜め前に跳ねている感じかな? 
わたしが自宅で録音したときに演奏していたのは、トランポリンで真上に跳ねるような跳躍・・・。だから進んでいく感じがしなくて、同じところをポッポッと跳ね続けていて、ノリが悪い。でも少し跳ねる角度を小さく、前のめりにすると確かに弾みながらも、進んでいく感じが出るように思います。それにもっとメリハリもつけないといけませんね。
 また出だしのところの吹き方ですが、舌だけのタンギングで口の中にこもる音で吹くのではなく、唇も動かして、音を解放しながら、少し音量をあげるようにして歯切れ良く吹き始めることを思いつきました。
時々、「青い風」で指導を受けている、まつしま先生がそんな風な吹き方をなさるのを見たり、「NONKY PROJECT」でみおりさんが「こんな風に吹いてみて」と示されたことのあった吹き方・・・なんて言ったらいいのかわかりませんが、そんな吹き方がいいのではないかと思った次第です。
 2楽章のはじめはもうちょっと「もったい」をつけて吹いた方がよさそう。「ちょっと恥かしくな〜い」ってくらいの吹き方に。
 3楽章はもう少しテンポをあげて、小気味良く演奏した方が良さそう。こんな風に吹きたいというのがだいぶ見えてきたように思います。目標は見えても自分の演奏ではなかなかそこへ到達しないのが、とほほ・・なのですけどね。カノン・ソナタではわたしが先に吹く方なのですが、くらばやし先生との二重奏は先生の演奏を聞きながら演奏すると、ひとりでは吹くことのないフレージングやアーティキュレーションにつられて思わず演奏してしまって、「あ、これの方がいいな」と発見することが時々あり、刺激的で楽しい演奏なのです。このところ二重奏がとても面白く感じるのは先生との演奏のおもしろさ、不思議さ、バトル(?)を楽しむようなところがあるからだと思っています。くらばやし先生みたいに吹きたいなぁ、どうやったら吹けるかなぁといつも思っているのですが、なかなか上達しません。

 次は先生が「ドルネルのソナタをやりましょう」とおっしゃって、ほんとはアルトリコーダー3本の曲ですが、上のパートのくらばやし先生と真ん中を担当するわたしとで練習しました。「かわいくね」とおっしゃる先生の言葉を時々忘れて、おどろおどろしくなってしまうので、もうちょっと軽やかに可愛く演奏したいと思います。
 今回は二重奏も三重奏もどの曲もとても気に入ってしまい、いい曲で、吹いていて楽しいのです。吹いて楽しいだけでなく、聞いて楽しい曲にぜひ仕上げたいのですが、あとコンサートまで10日あまり・・・。うー、うー、うー、(油汗・・・)えっと、どこまでできるかわかりませんが、やっぱり楽しく吹くのはできるだけがんばりたいです。ハイ。
 家に帰ってからレッスンの録音したものを聞きましたが、「この最後のtakeの方を参考に」というくらばやし先生の言葉に納得しながら、演奏に合わせて自分のパートを練習しました。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.21 (2001-06-19)
★暴露?!
 山梨県都留でのMYROTのリコーダーキャンプ&コンサートからはや3週間ちょっとが経ちました。今思うとあれは夢だったのかというほどのイベントでしたが、また今月もMYROTの例会に銀座まで出かけました。
 キャンプの写真アルバム、メンバー手づくりのCD-ROMに焼いた写真集、コンサートのライブCD、それに全員の楽しそうな表情の記念写真など、メモリーグッズがたくさん出回り、CDと記念写真は全員のお土産に、CD-ROM写真集は1枚100円で分けていただいて、持って帰ることができました。すごく嬉しい記念品でした。作成してくださったI氏、Y氏、O氏に、そして写真をみんなにプレゼントしてくださった三島のカメラマンの内山さんに感謝!!そして、再度お世話になった実行委員の方々に感謝でした。
 でも出来立てほやほやのライブCDを聴いてみたら、本番が一番良かったと思っていた演奏だったのが、実は結構雑で、音程がよくなかったりというのが、ちゃーんと録れていたので、まだまだ足りないところがスッカリ暴露されてしまっていたのです。吉澤先生もわかっていたこととは言え、これからうんと鍛え甲斐があると思われたことでしょう。
写真を見たり、CDを聴いたりしていて、今回はなかなか練習に入れなかったのですが、いざ、練習に入ると、吉澤先生からやはりコンサートで気になった音程をかなり念入りに指導されました。今回は特にソプラノが念入りにしごかれましたが、これは何もソプラノに限ったことではなさそうですので、次はどこのパートがしごかれることでしょう。
 まずは音階、ハーモニーの練習から。アルトとバスのF管とソプラノとテナーのC管とで交互に片方がドを吹き続けているのに対して、ドレミファソラシドレミ・・の音階を吹いていく練習をしました。つづいて青本の14〜16ページの和声練習、非和声音の練習。

 今回は新しくP.ワーロックの「カプリオル組曲」全6曲をS,A1,A2,T1,T2,Bの6パートで練習しました。まずは初見で通してみましたが、はじめの2曲くらいまではなんとかなるものの、後半はとても難しかったので、「ひゃー、あやややゃゃゃ」とやっているうちに終わってしまって、とても歯が立ちませんでした。練習しなきゃダメ!の曲でした。通してみた後は、2曲目のパヴァーヌと1曲目のバス・ダンスを練習しました。この曲はFRQことフランダース・リコーダー・カルテットのCD「フランダースの笛」の最初に収録されている曲で、リコーダー吹きならぜひ演奏してみたくなる曲の1つだと思うので、この曲が練習できるのは大変嬉しいのです。でも聴くと吹くとでは大違いで後半の曲はかなり練習しないといけないだろうなぁと思っています。
 パヴァーヌは優雅な踊りの曲で、きれいなメロディーにタ〜ンタタ、タ〜ンタタという太鼓の響きが重なり、あちこちのパートで引き継ぎながら演奏します。
 バス・ダンスでもそうでしたが、ソプラノの音程を注意深く指導された吉澤先生。「自分の音が聞こえないくらいに吹いて」という指導に、ソプラノ以外のパートの人も気づかされたことでしょう。大勢のリコーダーオーケストラの中では自分の音が聞こえないので、自分の音を聞こうとするあまり、余計に吹いてしまって音程が狂う傾向にあるので、自分の音が聞こえないくらいに弱めに吹く、ということが音程あわせに重要だということを、ソプラノパートへの厳しい音程の指導(吉澤先生のご指導はいつも優しく柔らかく、ユーモアに満ちたものなのですよ。)を目の当たりにして、音程に対しての耳の傾け方、吹き方を教えていただくことになりました。
 いよいよ、今期のMYROTの練習も残すところあと1回となりました。次期の会員登録手続きの案内もあり、登録確認やパート希望などをしなければなりません。わたしは今まで2年間バスパートで参加してきましたが、今度はどうしようかなぁ。パートを変わってみようかしらねぇ・・・。
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「らいむぎ畑」コンサート (2001-06-14)
★リコーダーとピアノの夕べ
 4月1日にくらばやし先生とT氏と一緒にリコーダー演奏をした音楽喫茶「らいむぎ畑」で今度はくらばやし先生がピアノや作曲、オペラの指揮もなさる高野秀峰さんと一緒に演奏されることになり、雨の降る日でしたが、北区西ヶ原まで聞きに行きました。
 倉林靖&高野秀峰のコンサートは、聞いていてほんとにとっても嬉しくなってしまう演奏でした。ピアノとリコーダーは、チェンバロとリコーダーの風情とは違って、とてもモダンな感じが演奏された曲とマッチして、大変気に入りました。ピアノ伴奏で演奏するマリルのソナタで始まったコンサートは、いきなりワクワクで、「くらばやし先生はこの曲、とってもお気に入りなんだなぁ」と思ってしまいました。この曲はピアノの伴奏がとても効果的で、リコーダーがほんとにドキドキ、ワクワクするほど素敵な曲でした。
 ヴァン・エイクの涙のパヴァーヌもソプラノでの演奏が、だんだん高まっていく様子にうっとりでした。
 後半の高野秀峰さん作曲のリコーダーとピアノの曲、そしてピアノソロの曲ともに、演奏を聞くことによって聴く側が明らかに癒されている感覚が味わえました。初めての曲なのだけれど、「既視感」があって、でも「予測」はつかないというような不思議な感じの曲であり、演奏でした。
 最後はアルゼンチン・タンゴのメドレー。おなじみのタンゴをリコーダーとピアノで演奏するという珍しいもの。リコーダーでタンゴなんて初めて聴いたのですが、くらばやし先生も高野氏も楽しんでいるのだなぁと思える演奏に、聴いているわたしがもう、ほんとにすっかり嬉しくなってしまって、どうしても顔が緩んで、演奏を聴きながらこんなにニコニコしてる人はいないでしょってくらい、自然にどうしてもニッコニコになってしまいました。リコーダーの音色も良かったし、くらばやし先生がやりたい演奏をされているという様子がわかって、こんな風に演奏が楽しめ、そして聴いている側も楽しめるコンサートはいいなぁと思いました。

 コンサートが終わって夜の雨の中、コンサートの興奮と余韻に浸って一人で歩いていたので、地下鉄の駅の入り口を通り過ぎ、ふと気が付くと見たことのない回りの景色・・・。やっと我に返って、あわてて後戻りして地下鉄の階段を下りました。
 こんな時間があるから、こんな幸せな時間があるから、生きててよかったって素直に思えます。

プログラム

 マリル:ソナタ(リコーダー・ピアノ)
 Largo/Presto/Recitativo/Finale

 ヤーコブ・ヴァン・エイク:涙のパヴアーヌ(リコーダー)

 J.S.バッハ[ブリュッヘン編]:
  アルトリコーダーのための「無伴奏チェロ組曲」から
   3つのプレリュード[第1番、第2番、第3番より]
   (リコーダー)

〜〜〜休憩〜〜〜

 高野秀峰:Esquise(リコーダー・ピアノ)
 高野秀峰:Ode(リコーダー・ピアノ)
 高野秀峰:Reverie(ピアノ)

 アルゼンチン・タンゴ(リコーダー・ピアノ)
  1. リベルタンゴ[Piazzolla]
  2. ラ・クンパルシータ[Matos, Contursi, Maroni]
  3. エル・チョクロ[Villord]
  4. カミニート[Dios Filiberto]

 アンコールとして シックハルト:ソナタ
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リコーダーアンサンブル「青い風」例会(No.23)  (2001-06-13)
★じゃんけんポン!
 前回の例会で演奏する候補の曲を決めたBackの「3声のインベンション」を練習してみました。今回の参加メンバーは女性が7名(SUさん、Sさん、Wさん、Kさん、Aさん、Yさん、わたし)、男性が2名(H氏、SI氏)の9名。
 アルト、テナー、バスのパートにとりあえず分かれて、みんなで選んでいた6曲ほどを練習しました。わたしはこれらの曲にまだぜんぜん手をつけていませんでしたし、合わせるというところまではいかないのですが、曲の感じはだいたいわかりました。この後は3人一組のグループを3つ作るためにじゃんけんで決めることになりました。グー・チョキ・パーのそれぞれでグループ分けをしたのですが、このじゃんけんでのグループ分けがなかなか決まらないのです。何度も何度も「じゃんけんポン、じゃんけんポン、・・・・・」
 やっとグループが決まり、演奏したい曲を選び、そのグループ内でパートわけをすることにしました。

 今回は「青い風」で低音楽器を充実させたいというところから、グレートバスやコントラバスの購入が話題になりました。グループでコントラバスを持つという意見がぽつぽつ出てきてから、だいぶまとまってきつつあるのですが、コントラバスは値も張るものものですので、購入資金のことも問題になりますし、保管や運搬も結構大変だろうと思います。団で楽器を持つことに伴う問題もいろいろあるかもしれませんが、個人ではなかなか購入し、所有するのがためらわれる楽器でもあるので、グループで購入できて、演奏することができるといいなぁと思います。購入する方向に向かっているようですが、どうなるでしょうか? よく話し合っていきましょう。
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「多摩ムジカアンティカ」例会(No.62) (2001-06-10)
★3月初旬以来・・・
 3月初旬に小平市の八館まつりでステージに出て以来、いままであれやこれやと都合の悪いことが重なってTMAの例会に参加できなかったので、実に3ヶ月ぶりに例会に出席しました。
 今回の参加者は4名(H氏、SIさん、MA氏、わたし)でした。7月1日にルネ小平で行われる「ふれあいコンサート」にTMAが初めて出演することになっているので、それの練習もしなければならないのですが、わたしとMA氏とは当日はそれには参加できないのです。スザートとジェルベーズの舞曲を演奏するので、当日出演メンバーではありませんが、それを演奏してみました。「リコーダー四重奏曲集(3)」-ルネッサンス時代の舞曲から-(全音楽譜出版社)のスザートの舞曲を吹き始めたら何だか、次々に演奏していくことになり、それ以降の曲をみんな演奏してしまいました。ジェルベーズの舞曲もいい曲ですね。ひさびさにアルトを吹かせてもらって、初見は相変わらず苦手ながらも辻褄合わせはだいぶうまくなってきています。ほかにも4声の楽譜をいろいろとさがして、いろいろと吹いてみました。
 初めて合わせた後、すんなり吹けなかったわたしは合間に一生懸命に個人練習をしてました。2度めよりは3度め・・・というふうに少しずつ吹けるようになるのが自分でわかります。それに少々落っこちたって、また復活することもだいぶ出来るこようになってきました。一度落ちれば落ちっぱなしではない、粘り強さも見せるようになってきたと、自分では思っています。このグループではお互いの演奏について感想や批評をいうことがあまりないので、譜面どおりに吹けるように、リズムを間違えない、テンポの取り方などは自分でまずは目標を作らないといけなさそう。
 久しぶりにTMAの練習に参加してメンバーとのアンサンブルができました。
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アンサンブルのおけいこNo.27 (2001-06-09)
★チェンバロとともに
 7月1日(日)小金井のギャラリーでの演奏会の練習です。くらばやし先生、T氏、わたしで、まずはドルネルの「ソナタ」とスカルラッティの「クワルテッティーノ」を練習しました。まだまだ個々のパートの練習不足もありますし、それぞれが歌い、主張し、目立つべきところで目立つということには至っていないので、くらばやし先生はもどかしそう・・・。
 教室でのおけいこを1時間半くらい行った後、今度はT氏宅にてチェンバロのわたなべれいこさんを含めた練習をすることになっていたので、T氏宅に移動しました。ここでT氏が半製品からを自分で製作なさったというチェンバロを初めて見ることになりました。そして渡辺さんに試奏していただきました。7月1日の演奏会ではこのチェンバロを使うことになっています。
 T氏のチェンバロ製作はこれで2台目とのことで、会社にお勤めの余暇の時間を製作の時間にあてられるのですが、ご自身もチェンバロを習っていらしゃいますし、ご家族で音楽を楽しまれるようです。わたなべさんのチェンバロの伴奏が入ると、とても演奏しやすくなりました。テンポもわかりやすくなりますし、演奏に厚みが出て、リコーダーを吹いていても気持ちの良いものです。
 T氏宅でも渡辺さんのチェンバロを交えてドルネル、スカルラッティの曲を練習しました。最後に久しぶりにサンマルティーニの「トリオソナタ」をチェンバロ入りで演奏しました。これはわたしが3年前の初めての演奏会で吹いた曲なのですが、とても好きな曲ですし、3年間ずっと口ずさむように吹いてきたような曲なので、とても楽しみです。でもまだまだ練習が必要。チェンバロのはいったアンサンブルもとても素敵ですね。
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第75回おけいこ (2001-06-07)
★進む感じで!
 今回の個人レッスンではテレマンの「カノン・ソナタIII」とサンマルティーニの「トリオソナタ」を演奏してみました。
 まずは「カノン・ソナタIII」からですが、あまり遅くならないテンポで演奏しようと吹き始めたら、少々早すぎたようなので、テンポは緩めて、でもそうは言っても、曲が前へ前へと進んでいく感じになるようにとの、くらばやし先生のご指導で余計な力を入れずに、でもどこも気を抜くことなく吹くようにとのことでした。
 「たとえば・・・・」と先生が吹いてみてくださるのを聞くと、「ほんとにあぁ、こんな風に吹かなきゃいけないなぁ。こんな風に吹くとかっこいいんだなぁ」とまたまた思ってしまいます。先生はレッスンではプラスチックのリコーダーを使って演奏されているので、リコーダーがりっぱだからではなく、ほんとうに吹き方が素敵だからこんな風に鳴るのだなぁ、そして曲が運んでいっている、曲を運んでいっているという演奏がよくわかります。自分の演奏はこんな風に進んでいっていないという違いがよくわかります。
 漫然と吹かないで!なのですね。自分で少しは工夫して練習してきたと思うのに、レッスンでは先生がまた少し先のハードルや目標を示されるので、あぁ、まだまだ道は遠いなぁ、道は長いなぁ。とため息が出てしまいます。こうやってわたしの工夫などはたちまちにちっぽけなほとんど工夫ともわからないくらいのこと、ぜんぜん的外れの解釈や、わかってないということの証拠になっていくのですが、レッスンではこのように毎回新たな発見と、新たな工夫のヒントが示されるので、自分でこれでよしなんていうように納得することがありません。
 大袈裟なくらいの工夫や表現でないと聞く人には伝わらないということもありますね。先生との二重奏で少しでも先生に食いついて、少しでも二重奏らしくなるように頑張りたいとレッスンの度に思います。

 あまり時間もありませんでしたが、サンマルティーニに「トリオソナタ」もぜひ吹いておきたくて、先生と急いで合わせてみました。
 この曲はわたしがリコーダーを始めたばかりの時の初めての発表会で兄弟子のT氏とリコーダーを、そしてIさんの電子ピアノとでアンサンブルをした懐かしい曲です。そのときはわたしがアルトリコーダーの上を演奏したのですが、今回はわたしは下を演奏することになりました。あれからほぼ2年半以上が過ぎましたが、今回はくらばやし先生と一緒に演奏するというのはまたちょっと感じがちがっています。3楽章までの曲をそれぞれの性格、表情で演奏すべく頑張ろうと思っていますし、先生との二重奏はこのごろとても楽しくなってきているのです。やりがいがあるなぁと思っています。レッスンの時間が今日はあっという間・・・。30分でもすっご〜く長く感じるときは、苦しいくらいの練習不足の時なのです。今日もまだまだ練習不足だけれど、コンサートに向けてすごくやる気にさせられたレッスンでした。
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ノンキー・プロジェクト(No.22)(2001-06-03)
★緑の中で「憧れ」
 ノンキー・プロジェクトでの4月のマルチレコーディングの後、みおりさんから録音したものが送られてきました。さっそく家族みんなでそれを聴いたときは以前に録音したときのものよりも数段よくなっていたので、「すごい!」とか「売れるよ!」とか「CMに使える!」とか口々に言ってくれちゃったのですが、結果としてボスのみおりさんからその中の1曲「憧れ」を再レコーディングしようという提案が出ました。「もっとよくなりそうだから」というのがその理由なのです。それで再レコーディングに向けてレコーディングメンバーで練習することになりました。
 今回はわたしの職場にあるホールを借りて日曜日に練習することになり、横浜青葉区方面からのメンバーが車に楽器を積んで小平までやってきました。休日の学校のグラウンドはきれいな緑とさわやかな風が心地よいので、午前中からの練習が一段落したら、グラウンドのベンチでお弁当をいただきながらのおしゃべり。
 「憧れ」はjazzyな4ビートの曲なのでそのリズムになれること、体がそれに反応すること、そのリズムに乗ってオッシャレーな感じで演奏することが求められています。「チャーチッチャーチッ・・・・」を常に感じながら演奏しようということのようです。少し遅れ気味の演奏(これをなんと言うのでしょう)やリズムの感じ方などをみおりさんが一生懸命に説明してくださいました。
 こんなリズムの曲をここでマスターできれば、これからだって、こんな感じの曲のノリは格段によくなるでしょうし、今後のこともあるのでレコーディングもいい加減にしないでもっと練習してから再度行うことにしたのです。
 タンギングの細かいことに気をつけたり、アクセントの置き方などいろいろと学び練習しました。歌うテナー、支えるバス、それに乗って自由にかけるアルトという構成になるでしょうか。練習の成果は再レコーディングで。結局4時間近くの練習をみんなとても熱心に頑張りました。
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MYROTリコーダーキャンプ&コンサート in 都留 (2001-05-26〜27)
★MYROT初のコンサート・・・
 待ちに待ったMYROTリコーダーキャンプ&コンサート。山梨県都留市のうぐいすホールを会場としたリコーダーキャンプ&コンサートでした。総勢50名ほどのMYROTが結成以来2年めにして初めてコンサートを開くことになりました。結成のもとになった都留音楽祭のゆかりの場所でコンサートを行うことができました。2年めとは言え、月に1回の練習でメンバーのみなさんの顔と名前がまだ一致しないという状態でキャンプに臨んだのですが、1泊2日の合宿の間にはほとんどの方の名前とお顔を覚えることができ、俗世間を離れて、緑豊かなうぐいすホール周辺でリコーダー三昧の初夏を楽しむことができました。

  26日(土)   27日(日)
11:30 スタッフ集合
(Kさん、Mご夫妻、I.M.さん、Hさん、Oさん、ごくろうさまです。お世話になります。)
7:00 朝食
(雨降りのお天気・・。朝食もしっかり食べて腹力をつけてっと)
12:00 メンバー
うぐいすホール集合
(Tさん、Sさん、途中でIさんと一緒に中央線、富士急鈍行の2時間程の小さな旅。田植えされたばかりの田んぼがきれいでした。)
8:30 ホールへ移動
  会場設定
(木の薫り、木目の美しい素敵なホール。)
9:00 自習練習・自由時間(1H)(それぞれに苦手な曲や午後に発表会をするアンサンブルの曲などを練習しました。みんなほんとに燃えています。すごい熱気!)
13:00 オーケストラ練習(1H)
(お待ちかねの練習。みんなとっても真剣。みんなお尻が燃えている(?!)こんな素敵なホールで練習できるなんて感激〜!)
  会場設定
14:00 休憩(15分)
(評判の高かった「住みたくなるようなトイレ」う〜ん、納得!)
10:00 オーケストラ練習(1H)
(あと数時間後にコンサート。あぁー、焦る〜。この期に及んでいまだ完成度は・・?わたしの木製バスを少しでも休ませようと、コンサート本番まではもう1本持ってきたプラ管のバスを吹くことにしました。木製バスはまだ吹き始めて日が浅いので長時間もたないのです。アウロスのプラ管直吹きバスはわたしのキュングのバスと感覚がとても似ていて代用するのに最適でした。)
14:15 オーケストラ練習(1H)
(練習は少しずつペースアップしながら進められ、バスとテナーパートの位置を入れ替えたりしました。時間を惜しんで個人練習をしている人もいて、みんなリコーダーに集中しています。)
11:00 休憩(15分)
15:15 休憩(15分) 11:15 オーケストラ練習(1H)
(最後の練習。もう楽器が湿って音が出ない人も多い。ドライヤーで乾かしながら吹くなんてすっご〜い。本番で音が出なくなったらどうしよう。不安・・・)
15:30 オーケストラ練習(1H)
(時間のたつのが早い早い!全曲ちゃんと演奏できるか心配になってきたりして・・)
12:15 昼食
(結構豪華な幕の内弁当をいただきました。午後のコンサートが気になってあんまり入らない・・)
16:30 休憩(15分) 13:00 アンサンブル練習(1H)
(ミニコンサート前の最後の練習。どのグループも必死の様子。私たちはちょっと気楽にまいりましょうか。最後までつっかえずに演奏できることを祈りつつ・・)
16:45 アンサンブル練習(2H)
(グループごとに吉澤先生のレッスンを受けました。どのグループもすっごく熱心に練習してます。野外ステージでの練習が楽しかった〜。私たちがリコーダーを吹くと野鳥が鳴き返してくるのよ。)
  (兼舞台上でのリハーサル)
18:45 夕食会場のレストラン
「TECOLOTE」へ移動
(素敵なイタリアンレストラン。可愛いおうちがいいなぁ。)
14:00 コンサート準備&
アンサンブルミニコンサート
(中ホールでのステージ。椅子や譜面台を並べてから、コンサートで演奏する3組のアンサンブルグループを含む9つのグループが演奏しました。緊張の演奏でしたが、なんとか間違えずに演奏できてホッとしました。このミニコンサートではプラ管を使って演奏する人も多く、木製のリコーダーを少しでも休めようという配慮のようでした。コンサートの第2部で演奏する終わりから3組のアンサンブルはやはり素晴らしい!私たちの代表として頑張ってね!)
 A
Lully
「La Marche des Mousquetaires」「Les Folies despagne」
 B
Reisfeld
「Mein cleiner gruener Kaktus」
Prefes
「Am Sonntag will Suesseu mit」
 C
Wolters
「Jedem seinen Kuckuck」
 D
Schein
「Bancetto Musicale」Suite 10
 E
Scarlatti
「Suite」
 F
Robinson
「Patter Song」
 G
Merula
「Canzon la Lusignuola」
 H
Telemann
「Concert F-Dur」
 I
Challinger
「Spring dance」

(ちなみにわたしは6人のメンバーのDグループでバスを吹きました。本番が一番よかったという噂もありますが、ちょっと走りすぎた舞曲だったかな?)
19:15 夕食会
(パートごとに自己紹介したのでメンバーの顔と名前を覚えることができました。前菜、ピザ、パスタ、ケーキ、コーヒーなど美味しくいただきました。和やかな雰囲気の中で、夢を語り、リコーダーとの出会い、リコーダーへの想いを語り、そしてわたしはベランダでIさんと一緒に吹いたテレマンのデュエットはとても楽しい思い出となりました。)
14:30 コンサート(〜16:00)
(いよいよ本番!お客様がどのくらい入ってくださるか心配でしたが、100名以上のお客様がいらしたとのことで、メンバー一同胸をなでおろすやら、気合が入るやら・・。こんなプログラムでコンサートを行いました。)

第1部

 1  ヘンデル作曲
  「水上の音楽」第1組曲
 2  バッハ作曲
  「フーガの技法」より対位法第1
 3  シューベルト作曲
  「鱒」
第2部
 4  メルーラ作曲
  「カンツォン『うぐいす』」
 5  テレマン作曲
  「協奏曲ヘ長調」
 6  チャリンジャー作曲
  「スプリング・ダンス」
第3部
 7  ケリー作曲
  「トレイン」
    Iキャメルトレイン
    IIワゴントレイン
    IIIチュウチュウトレイン
 8  チャリンジャー作曲
  「バラード/ブルース/リフ」
(本番に強いMYROTが証明されました。今までで一番の出来だったかもしれません。みんなで音を合わせて、心を合わせて演奏したという実感がありました。吉澤先生万歳!MYROT万歳!聴いてくださったお客様がありがとうございました。)
21:45 ホテルへ移動
(予定よりも1時間も延びた夕食会。あれこれいただいたお料理にケーキでおなかいっぱいになりました。わたしはホテルのツインのお部屋にMさんとご一緒。ホテルではリコーダー練習できないのがちょっと残念。でもどこからか誰かが練習しているリコーダーの音が聞こえてきました。掟破りがいたようで・・)
16:00 片付け
(コンサートの余韻、興奮もさめやらぬままステージ、楽器の片付け。コンサートが無事に終わってよかったね、本番が一番よかったね。と口々に喜ぶメンバーでした。記念撮影も無事出来て、ホッとしました。お世話になった吉澤先生、実行委員の皆様、本当にありがとうございました。)
22:00 就寝・宴会
(お風呂に入った後で宴会部屋に集まった面々。酌み交わし、語り、吉澤先生の熱き夢構想。深夜1時過ぎにお開きにして明日の練習&コンサートに備えて・・)
17:00 反省会・解散
(お疲れ様。また来月銀座で逢いましょう! ほんとうにほんとうに楽しく充実した2日間でした。うぐいすホールのみなさま、お世話になりました。)

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第74回おけいこ (2001-05-24)
★やれる??!
 7月1日にまた、くらばやし先生のお手伝いをすることになり、できるかどうか、かなり不安でしたが、前回のレッスンで初めて吹いてみたテレマンの「カノン・ソナタIII」を練習してくることになっていました。
 なるべくマメに練習したつもりでしたが、先生と一緒に合わせて見ますと、指はいくらか動くようになってきたのですが、わたしはちっとも面白くない吹き方をしているのがわかりました。くらばやし先生が演奏されるのを聞くと、「あぁ、そうか、ああぁ、こんなに吹くのか。だからいい曲に聞こえるんだなぁ」ととても納得してしまいます。聞かせるための演奏の技術がきちんとできることはもちろんなのでしょうけれど、聞かせるためには恥ずかしがらずに、いわば大げさなくらいの表現をしなければいけないのだなぁとまたまた思います。わたしの演奏はどうしても味もそっけもない、音の羅列になってしまうのです。「くらばやし先生の演奏はいいなぁ、プラスチックのリコーダーで演奏されるのに、どうしてこんなにきれいなんだろう」といつも思うのです。
 カノンソナタを3楽章まで練習してみて、「だいたいこんな感じだよ」というのがわかってきたところなので、あとは練習あるのみ。さぁて、よーし、頑張るわよ〜!
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リコーダーアンサンブル「青い風」例会(No.22)  (2001-05-23)
★やっぱり楽しい〜。
 まつしま先生ご指導の日です。今回の参加メンバーは女性が7名(SUさん、Sさん、Wさん、SAさん、Kさん、Aさん、わたし)、男性が2名(H氏、SI氏)の9名。
はじめは「この中から何曲かやりましょう」と言っていたBachの「3声のインベンション」からこれはと思う曲を試奏してみました。これは美しい曲ですし、指やタンギングの練習にとても良さそうで、これから担当を決めるのが楽しみです。わたしが「青い風」に参加する前にすでにH氏による編曲でつくられた楽譜だそうで、初見は苦手なわたしですので、なかなかついていけませんでしたが、やりがいのありそうな曲で練習するのが楽しみです。3声ですのでグループを組んでということになりますね。また一人1パートということで緊張感もあるし、頑張って楽しく演奏しましょう。
 休憩の時間はWさんのペルー旅行のお土産のお菓子や他にも和菓子をいただいておいしかったです。
 後半のMozartの「Flute Quartette K-298」も音合わせをきちんとしてから演奏はじめたら、きれいなハーモニーでとても美しい響きになってきました。いつも第1楽章のテナーで16分音符を吹く箇所はそれほど早く吹かなくてもよいから、それぞれの変奏の箇所でのテンポを変えて演奏すればよいのだという先生のご指導に、あ、そうななんだと思いました。テナーのむずかしいところがあるから、ほんとは早めのテンポで始めたいところをちょっとゆっくり目にしていたのですから、まさに、ヴァリエーションごとにテンポを変えればよいということに気がつかなくて、目からウロコでした。テナーパートはむずかしいとは言え、全然練習不足。でもSAさんとのコンビはだいぶ慣れたきましたし、お互いに頑張っていきましょう。
 終わりにはBachの管弦楽組曲第2番「オーバチュア」と「バディネリ」の楽譜をH氏が持ってきてくださったので、好きなパート譜をそれぞれ取ることにしました。う〜ん、どちらもむずかしそう・・・またSAさんと同じパートを取ってしまった・・・トップのアルト1・・・他のにすればよかったなぁ〜。とほほ。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.20 (2001-05-22)
★キャンプの場で・・・
 今週末に迫ったMYROTリコーダーキャンプ&コンサート。今月2回目、先週に続いての1週間ぶりの練習です。練習開始時刻よりも早めに集合してアンサンブルの練習をするグループもあり、みんな練習場所に到着するとすぐに楽器をとり出して練習にいそしんでいます。
 練習にはいる前に本日のお客様、オランダから帰国されたリコーダー奏者、本村睦幸さんのご紹介がありました。全日本リコーダーコンテストでリコーダーオーケストラを聞かれて興味を持たれたとのことで、メンバーの差し出したアルトを手に、アルトパートの仲間に加わっていただきました。

 ・音合わせ
 ・「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」より
   p.14 和声練習
 ・BALLAD,BLUES AND RIFFS(A.Callinger)
 ・Die Forelle(ます)
 ・TRAINS(J.D.Carey)
 ・CONTRAPUNCTUS I(フーガの技法1)(J.S.Bach)

 「BALLAD,BLUES AND RIFFS」はプログラムの最後に演奏する曲で、リコーダーオーケストラで演奏するのにピッタリのかっこいい曲です。この曲が自分で演奏できるなんて、すごくうれしいことです。
さて1曲目のBALLADは曲の終わりは、突然切れるように。「あれ?、え、えぇっ?」って感じかな。音が残らないように。
2曲目のBLUESはバスの所々にある、8分音符に続いてスタカートの4分音符がつづく箇所は余韻を持たせた吹き方をするように。
3曲目のRIFFSはプログラムの最後の最後の曲。これぞMYROTという感じで吹きたい曲です。順次進行のノリ、スウィングよ〜。
 「ます」は歌姫I嬢に続いてリコーダー全員で入るのはAから。Bからはテンポを落してテナーはがんばれ!
 このところ練習していなかった「TRAINS」が心配で、是非みんなで練習したいというリクエストも多く、Camel、Wagon、Choo-Choo、みんな久しぶりでした。わたしはなかなか指が動いてくれず、あ〜、練習しなくちゃと焦り気味。
 「CONTRAPUNCTUS I」は前回に引き続いての練習で、だいぶ良くなってきたように思います。やっぱり久しぶりの曲はかなり忘れていることも多くて、思い出すまでに時間がかかっているみたい。やっぱり集中してやりたいなぁ。

今回練習できたのはこれだけで、あとはキャンプの場でまとめるということになりました。ひゃ〜、ほんとにお尻があっちっち状態になっていますが、人数が沢山いるおかげでかなんだか心強い気がします。
さぁて、いざ、今週末は山梨都留へLet's Go!
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アンサンブルのおけいこNo.26 (2001-05-19)
★演奏会準備!
 くらばやし先生からお誘いをいただいて7月1日(日)に小金井のギャラリーでの演奏会のお手伝いをすることになり、アンサンブルの曲を先生が選んでくださったので先生、T氏、わたしで三重奏の練習をしました。
 ドルネル、スカルラッティ、サンマルチーニなどの曲ですが、そのうち、ドルネルのソナタとスカルラッティの四重奏を練習してみました。わたしは3本のアルトリコーダーのうちの前回4月の演奏会同様、真ん中を担当することになっています。くらばやし先生が上手に曲を選んでくださるので、弟子のわたしたちもあまり無理することなく曲に取り組めるのが大変うれしいのです。
 わたしはこのごろアンサンブルというとテナーかバスを吹く機会の多かったので、アルトで合わせるという曲は新鮮な感じがしますし、それぞれが同じアルトという条件の中で精一杯演奏できるのも楽しいのです。今年はこういう、こじんまりした演奏会に何回か出る機会が昨年までよりも多くなってきて、とても修行になるなぁと感じています。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.19 (2001-05-15)
★いよいよ・・・
 いよいよ5/26〜27のリコーダーキャンプが近づいてきました。今月はキャンプ&コンサートの前に2回の練習予定が組まれています。

 ・音合わせ
 ・「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」より
   p.14〜15 和声練習、経過音、補助音
   p.66〜67 Pavane "Die Schlacht"(戦い)
 ・BALLAD,BLUES AND RIFFS(A.Callinger)
 ・CONTRAPUNCTUS I(フーガの技法1)(J.S.Bach)
 ・Die Forelle(ます)

 「戦いのパヴァーヌ」は譜面の変更があり、小節線のくぎり直しや音価の変更がはいりました。
 「BALLAD,BLUES AND RIFFS」はもうかなり練習しているのですが、それぞれの曲の性格がきちんと表現できていないようで、いわゆる「かっこいい」ってところまで完成するのももう少しというところです。
 「CONTRAPUNCTUS I」は今まであまり練習をしていなかったので、是非これをやりたいということで演奏してみました。
アルトの出をはっきりと、そしてソプラノ、バスが追い掛け、だんだん盛り上がって行き、最後の部分では音を投げるように一斉に吹いて止めます。まだわたしのバスは譜面どおりに吹けないところも多く、練習不足が如実にあらわれています。まわりのバスの方々からは「また、あいつ・・・」と変な音を出しているのを見破られていると思いますが、本番までにはもうちょっとなんとかするつもり、いや、したいという気持は十分に持っているので、見守ってください。
いよいよお尻に火がついてきた感じですが、練習時間に演奏曲をすべて練習してみるということが出来ずにいるので、練習できた曲は、「あぁ、まだまだ・・」と思うし、練習できなかった曲も「だいじょうぶかいな」と不安になるので、あと、10日程の頑張りが重要になるでしょう。
 「ます」は歌姫のIさんが美しい歌を披露してくださいました。美しい歌声に負けないように演奏したいものです。
アルト?バスの3人ではじめの2コーラスを歌の伴奏することになり、その後みんなで入ることになりました。テナーのむずかしさも感じられます。いよいよコンサート近づく!の感あり。
 今回は8月9月に予定されている吉澤先生ご出演のNHK「趣味悠々リコーダー講座」関連の取材、写真撮影があり、銀座のYAMAHAに集うMYROTの姿を撮ってもらいました。自分の姿が適当(?)な大きさでテキストに載ることを願う面々も多いのではないかしら。「あ、ここに写ってる」と自分ではそれとわかるくらいが適当な大きさでしょうか。番組には生徒さんとして我らが仲間、高校2年生のさとしくんが出演されるそうです。きっと整理に困るくらいのファンレターが来るはず。頑張ってね。
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フランダース・リコーダー・カルテット日本公演2001 (2001-05-11)
★THE MIRACLE OF THE RECORDER
 5/7〜5/15までのフランダース・リコーダー・カルテットの日本公演のうちの小平でのコンサートに行きました。FRQの演奏は先日のヤマハ銀座店でのミニコンサートで少し聞いたのですが、やはりちゃんとしたホールでの演奏会はまたちがった趣きでした。ヒューネ作のコントラバス。芸術品ですね。だんだん演奏が盛り上がってきて、最後はほんとにとても幸せな気分でした。やっぱりいいなぁ、プロのリコーダーアンサンブル!!!

プログラム

ティールマン・スザ?ト
<バスダンス>「道化たちの入場」

ティールマン・スザ?ト
<ダンスリー舞踏曲集から>
 パヴァーヌ「苦しむことで運命に勝てるなら」
 ルプリーズ「太った女」
      「一歩と半歩」
 ガリアルド「袋には100万デュカット金貨」

作者不詳
<中世リコーダー>エスタンピ・イザベッラ

タルキーニオ・メルーラ
<イタリアの飾り棚>カンツォーナ「夜啼きうぐいす」
  変化に富んで装飾的な感じだが、音色はおとなしめで、やわらかい。

アントニオ・ヴィヴァルディ
<バロック・リコーダー>
  ヴァイオリン協奏曲『四季』から「春」作品8-1
  ・アレグロ
   GBが刻む低音!
  ・ラルゴ・エ・ピアニッシモ・センプレ
   ABGBCB。豊かな低音が素晴らしい。幸せな気分
  ・パストラーレ;アレグロ
   AATGB。ユーモラスなエンディング

ヨハン・セバスチャン・バッハ
<バッハ>
  ブランデンブルク協奏曲第3番から
  ・アレグロ
   象牙のSの響き、Bの運動性にびっくり!
  管弦楽組曲第2番から
  ・バディネリ
   SnASSのうちASSはYAMAHAのスケルトンタイプ。おどけた感じが楽しい。

〜〜〜休憩〜〜〜

ヨハン・セバスチャン・バッハ
<小さいことはいいことだ>
  フーガ ハ短調 BWV537
   いつもCDで聞いているALSQの演奏とは違ってやわらかい感じ。
   バロックリコーダーの材質も柔らかいもので演奏しているみたい。
   音量は比較的小さめかしら。

ヨハン・セバスチャン・バッハ
<大きいことはいいことだ>
  プレリュードとフーガ ハ長調 BWV570&545

ラルフ・ヴォーン=ウィリアムス
<現代のリコーダー>
  「笛のための組曲」
  ・ワルツ
  ・フィナーレ(ジーグ)
    SATBのルネサンスリコーダーで演奏する現代曲もまた味わい深く面白い。
    ルネサンスリコーダーで演奏するのが、現代的なニュアンスと
    奇妙なコントラストなのか?
    いいねいいねー。

ヤン・ファンランデヘム
  ディジェリドゥー
   CBが奏でるディジェリドゥー。
   大地の匂い。こんなの好き!

石井 眞木
<日本の味>
  ブラック・インテンションIV (1980)

グレン・ミラー
<おやすみなさい>
  ムーンライト・セレナーデ
   こんな風にリコ?ダ?でジャズを演奏できるのが夢。
   夢見るようなとろけるような演奏にほんとうにうれしくなっちゃった!

<アンコール>
  マルハナ蜂のトルコ行進曲
  「ピンクパンサー」のテーマ

    FRQって演奏中に身体がうごいている人が多い。
    それにメンバー同士が見つめあったり様子をみたりしていて楽し気・・・。
    これもALSQとちょっと違うところかな。
    すっごく楽しいアンコールだった。
    拍手がなかなか鳴り止まなかった。

 わたしの中ではどうしてもあの求道者のような演奏のALSQ(アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット)と比べてしまう傾向があって、ALSQ=リコーダーカルテットと思ってしまっていたようなところがあったのに、今日のFRQ(フランダース・リコーダー・カルテット)の演奏を聞いて、こんなに柔らかな音色の、楽しそうに身体を動かしながらメンバー同士が見つめあったりして演奏する、愉快なリコーダーカルテットもあるのかと改めて思いました。人間味溢れるリコーダーカルテットと言ってもいいのかもしれません。

 コンサートプログラム中のバッハから現代曲への間に、いろいろな奏法の説明と実演があり、グリッサンド、マルチフォニック、リップビブラートなどわたしにしてみると「いったい何が起こっているんだろう?」というような凄いテクニックを披露しているにもかかわらず、それが実際の演奏の中では「どうだ、凄いだろう!」っていう感じではなく、音楽を楽しむための必然として演奏していたFRQにとても親しみを覚えました。もちろんプログラムの内容と関連しているのでしょうが、今回のコンサートでの演奏を聞いて、わたしの中には「愛すべきFRQ」「恐るべきALSQ」とでもいうような印象が生まれたと言えます。
 いずれにしても素晴らしい演奏は、自分がリコーダーを吹くのに四苦八苦しているということなどすっかり忘れさせてくれるほど、わたしを心から幸せな気分にさせてくれるものでした。そしてコンサートのプログラムと共にこの踊る心をかかえて家路につくのは、なんという幸せなのでしょう。
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第73回おけいこ (2001-05-10)
★演奏会準備?!
 まだ花粉症が続いていますが、気分的には持ち直してリコーダーを吹きたい気分になってきたところです。
そんな時にくらばやし先生からまた演奏会のお手伝いのお話があり、できるだけやってみようということになって、その準備を始めました。
またリコーダーを吹きたい気分になってきたとはいえ、練習する時間もそれほど多くとれ ないし、新しい曲をやってみるのはかなり不安でした。でもそうやって演奏会に出るっていうようなある程度のプレッシャーがないと頑張れないというか、頑張らないという面もあるので、これも修行のうちと準備を始めることにしました。今回のレッスンでは先生と一緒にテレマンの「カノンソナタ」のIIIを初見で演奏してみました。有名な曲ですし、とても美しい曲ですので、いつか演奏したいと思っていましたが、これから準備をはじめて先生と二重奏するのは無謀というものではないかと思えます。たどたどしく演奏しましたが、やっぱり素敵な曲ですので、これをレッスンしていくことにしました。ほかにも二重奏、三重奏の曲を演奏する予定で練習をすることになりました。これらを一通り見た後は、「アルトリコーダー二重奏曲集2」-フランス・バロックのフルート作品から-ミシェル・ブラヴェの「ソナタ1」の3番目のAffettuosoを演奏してみました。
演奏する音が安定していないという指摘を受けました。きちんときれいに音が出ていないのは、タンギング、運指両方の問題があるのでしょう。指の練習もやっぱりちゃんとしなきゃいけませんね。
 次は4番目のAllegro assaiです。これは吹きはじめたら、すぐに先生からストップがかかり、「その吹き方はやめましょうよ。」と言われてしまいました。わたしはその4番目のAllegroをスタカ?トでパキパキと演奏するように練習してきたのです。前回に「こんなん・・・とかコンナン・・・とかもあるねぇ。」と違ったアーティキュレーションで吹いてくださったもののうちの、先生が期待された「こんなん・・・」とはちがって「コンナン・・・」の方でわたしは練習してきたのでした。ストップがかかってから、スタカ?トでパキパキ風のコンナン・・・ではなくもうすこし滑らかだけれど、スリリングな緊張感をもった「こんなん・・・」ふうに演奏することにかなり戸惑いながらも吹きはじめた私ですが、感じの違いのためにいつものようには指が動かなくなって、別の曲を吹いているみたいな気分で一応の演奏を終えました。くらばやし先生は「こんなん・・・」ふうに吹いた方がいいという理由も話してくださったので、言われてみると、やっぱり「こんなん・・・」ふうに吹いた方がよさそうです。なんだかとんちんかんな解釈で吹いてしまっていたので、しょんぼり・・・。どうしたらわかるのかなぁ、そういうセンスって・・・。もう一度はじめからおさらいです。
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リコーダーアンサンブル「青い風」例会(No.21)  (2001-05-09)
★曲をしぼってみました。
 自主練習の今回の参加メンバーは女性が7名(SUさん、Sさん、Wさん、SAさん、Kさん、Yさん、わたし)、男性が2名(H氏、SI氏)の9名。
 夏の合宿の日程と場所とが本決まりになり、それに向けて今まで練習している曲を少し絞り込んで、合宿に向けて準備することになりました。最近取組んでいるMozartの曲、それからBackの管弦楽組曲第2番はむずかしいからと、取り組まずに、はずしていた「オーバチュア」と「バディネリ」もやっぱりやろうよ、ということになってこれらの曲にも取組むことにしました。あとはBackのインベンションの3声などもあがり、合宿まで、そして合宿での練習がだいぶ見えてきたように思います。実際の演奏は前回に引き続きMozartの「Flute Quartette K-298」を練習しましたのですが、1楽章でテナーが2小節ずつ分担して吹くということは1人で吹くことと同じ音量になるので、他のパートも繰返しで1人ずつ交替して演奏した方がバランスが良くなるのでは、との提案を試したりしました。
 わたしのテナーパートの早いパッセージは今もうまく吹けないのですが、自分では少?しずつの上達はあると思っています。まだ音出しが安定していなくて、アーティキュレーションがどうこういう段階でもなく、譜面の音符どおりに吹くことに捕らわれている状態ですが、それでも少しずつの進歩はしているので、カメの歩みですが、頑張っていきます。相変わらずの練習不足で第1楽章の早いパッセージのテナーパートはなかなかうまく吹けませんが、少しずつでも練習していけば、2小節ずつ交替で吹くことにも慣れてきたので、だんだんうまくいくようになるでしょう。まだ楽譜の音符どおりに吹こうと必死で、タンギングもいいかげん、16分音符も均等にも吹けていないしで、まだまだ道のりは長いのですが、以前のように手も足も出ないという状態ではなくなってきています。
 今日は話し合いが多くて、休憩の後はMozartの弦楽四重奏曲「St. Quartette」のNo.1を一度だけ通してみました。きれいな曲ですが、むずかしそう・・・です。
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ヤマハスケルトンタイプリコーダー(アルト) (2001-05-05)
★大〜好き!
 昨年の夏に発売されたYAMAHAのスケルトンタイプのソプラノリコーダーに続いて、4月25日付けでYAMAHAのリコーダーのページにアルトリコーダーのスケルトンタイプ発売のニュースが載りました。ソプラノはピンク、ブルー、グリーンの3色でしたが、今度発売されたアルトはバイオレットとアッシュグレイの2色です。
スケルトンタイプのアルトは今年の2月初めにお台場のヴィーナスフォートでスケルトンタイプのアルトの試奏をしていたので、いつかいつかと発売を待っていました。試奏したときは6色のアルトリコーダーがありましたが、アンケートなどの結果で、バイオレットとアッシュグレイの発売ということになったのでしょうね。ソプラノはピンク、ブルー、グリーンと明るいヴィヴィッドな色でしたが、アルトは落ち着いた渋めの色に落ち着いたようです。

 発売されたと知ってからすぐにヤマハ銀座店に電話で注文しました。連休中に買いに行こうと思っていたので、子どもの日にむすめ1と一緒に銀座までおでかけしました。アルトは2月に試奏した時に感じがわかっていましたので、色は迷わず(?)2色とも購入しました。値段は1本3000円です。
バイオレットとアッシュグレイのアルトは大人の男性にもきれいに写る楽器と思われます。リコーダー吹きの貴方、いががですか?(ってわたしはYAMAHAの回し者ではありませんが・・・)

 家に帰ってからさっそく吹いてみました。高音もきれいに出て、とてもバランスのよい鳴り方をすると思われました。樹脂製といってもアウロスのよりいくらかは水づまりしにくいYAMAHAのリコーダーですし、しばらく吹いていると、中部管、足部管の水蒸気の水滴は消えていき、頭部管の水滴のみが残るといった具合いですが、No problem!です。
わたしが吹いてみた感触としては同じYAMAHAの樹脂製の木目調の黒っぽいものと赤っぽいものの中間的な感じがしました。どちらかというと黒っぽい方に近いような・・・。でも値段は木目調のリコーダーに比べると400円くらい安いのですよね。なんだか吹くのが楽しくて楽しくていつまでもいつまでも吹いてもしまいました。運指はもちろんバロック式。前に考えていたように、スケルトンのソプラノとアルトとで一人二重奏の練習をはじめましょう。色の組み合わせは6通り。ピンクとアッシュグレイ、ブルーとバイオレット・・・どれがいいかなぁ。いろんな色のTシャツとコーディネイトしてもいいし、白シャツに合わせてもきれいだなぁ。
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リコーダーオーケストラのおけいこ番外編No.1 (2001-04-29)
★雨の夜の渋谷で
 MYROTリコーダー・キャンプが5/26・27に山梨県都留市の都留市文化ホールでのコンサートを中心に行われる予定ですが、そこではリコーダーオーケストラで演奏する曲とは別に数人ずつのアンサンブルの曲もプログラムに入っています。コンサートのステージでは演奏しないけれど、合宿の間にお披露目もするかもしれないという曲にエントリーしたわたしたち数名で、ゴールデンウィーク中の雨の夜に集まって練習することになりました。
 メンバーは6人で、みんな住いもあちこちバラバラで、どこで集まろうかと苦心しましたが、結局、渋谷の駅から程近い「ケアコミュニティ美竹の丘」の音楽室で練習をすることになりました。Aさん、Cさん、Sさん、Y氏、Tさんにわたしの6人ですが、もうパート担当も決まっているので、練習あるのみ。
 わたしたちが演奏するのはScheinの「Banchetto Musicale Suite10」からの曲です。
これは音楽之友社から出ている吉澤先生編集の「リコーダー音の風景VOL.2 踊りのアルバム」の中にあるものです。演奏するテンポを決めるのに時間がかかりましたが、なんとか一応演奏できるようになってきました。集まって練習する時間を取るのがむずかしいので、キャンプまでに個人練習することにしましたが、いつもはパートに分かれて遠くで吹いている人ともこうやってアンサンブルの仲間になればより親しく一緒に演奏することができます。
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第72回おけいこ (2001-04-26)
★タンギング!!
 久しぶりの個人レッスンでした。くらばやし先生との「らいむぎ畑」での演奏以来です。あれからもう1ヶ月近くたったのですが、今回はこれからどんな曲をレッスンしていくかや、指の訓練用にこんなのはどうかなど、いつもの曲集のレッスンだけでなく、いろいろなお話もくらばやし先生としました。
 レッスンでは「アルトリコーダー二重奏曲集2」?フランス・バロックのフルート作品から?わたしの大好きなミシェル・ブラヴェの「ソナタ1」です。2番目のAllegroまでやっていたので、今回は3番目のAffettuosoを演奏してみました。
情感を込めてゆっくりと演奏した「つもり」だったのですが、一度吹き終わってから先生にご指導を受けるときには、フレージングの問題、タンギングの問題といろいろた〜くさん出てきました。タンギングはこの頃自分でもかなり問題は感じているのですが、しっかりしたタンギングと柔らかいタンギングとの区別がつけられなくなってきていて、きちんとタンギングして吹かなければいけないところもrrrr・・・と「れろれろ」系のきちんと音の出ていないタンギングになってしまっているようなのです。
気をつけよう、気をつけよう。
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リコーダーアンサンブル「青い風」例会(No.20)  (2001-04-25)
★そろそろ合宿のこと・・・
 まつしま先生のご指導を受ける今回の参加メンバーは女性が7名(SUさん、Sさん、Wさん、SAさん、Aさん、Kさん、わたし)、男性が2名(H氏、SI氏)の9名。
 前回に引き続きMozartの「Flute Quartette K-298」を練習しました。相変わらずの練習不足で第1楽章の早いパッセージのテナーパートはなかなかうまく吹けませんが、少しずつでも練習していけば、2小節ずつ交替で吹くことにも慣れてきたので、だんだんうまくいくようになるでしょう。まだ楽譜の音符どおりに吹こうと必死で、タンギングもいいかげん、16分音符も均等にも吹けていないしで、まだまだ道のりは長いのですが、以前のように手も足も出ないという状態ではなくなってきています。それにしてもこの「青い風」のグループのみなさんはいつも「練習不足だ」「前の練習の時以来、リコーダーを持っていない」なんておっしゃるのに、この例会では大きな破綻なく、演奏されるので、すごいなぁと思います。わたしなんて練習しなくちゃ、ちっとも吹けませんもの。その練習しなくちゃいけないわたしが練習しないで例会に臨みつづけているので、自分としては破綻だらけなのですが、同じパートのSAさんがちゃんと吹いてくださるので、ほんとうに心強いです。
 次はMozartの弦楽四重奏曲「St. Quartette」のNo.1、No.3です。H氏がAATBの編成で編曲してくださったものを演奏することになり、わたしは音符の少なそうなバスをやることにしました。とてもきれいな曲です。まつしま先生からはフレージングやある音を吹く場合の替え指のこと、正確で統一したアーティキュレーションなどの注意がありました。先生に指導していただくと、練習の時間があっという間なのです。このところはMozartが続いていますが、リコーダーで演奏する曲もいろいろなジャンルがあるなぁ、いろいろな表情があるなぁと思うこの頃です。
 例会の休憩のときに、「さて今年も夏の合宿を・・・」ということで、話し合いをしました。わたしの参加する「ノンキー・プロジェクト」のメンバーではみおりさんはじめ、何人もが参加している「コンソート青葉」がつい最近合宿に行ってきたばかりだそうで、とても楽しそうな雰囲気をつたえていたページにあった音楽合宿専門施設にわたしたち「青い風」も出かけることになりそうです。8月の熱海が楽しみです。
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リコーダーオーケストラのおけいこNo.18 (2001-04-17)
★なかなか・・・?
 このところ2回ほど連続して参加できなかったMYROTの練習に久々に参加しました。改装されたYAMAHA銀座店3Fのサロンは以前よりもちょっとオッシャレ〜な感じになって、でもちょっと狭くなっていました。
 練習ではいつもように音あわせから入り、今回はHANDELの「水上の音楽」を特に念入りに練習しました。第1楽章の入りから、だんだん波が大きくなっていくように吹いていく練習を重ねるとずいぶん響きが違ってきます。
意識して吹く、というだけで相当な違いが出てくるものですね。その「意識」をどのような方向に持っていくか、どんなイメージでどのように「意識」して吹くかというのを教えてくださるのが吉澤先生です。先生の教え方はそれだから素晴らしく、私たちに伝わってきて、私たちがそれに答えてという風にやりとりがあります。こんなやりとりが練習の間に2時間近くも続くわけですが、それがあっという間なのです。久しぶりの練習を堪能しましたが、あと1ヶ月ほどに迫ったリコーダー・キャンプ&コンサートのこと、どこまで仕上るのかが心配になってきました。月に1度の練習で、4月5月は月に2度の練習が予定されていますが、曲数もあるので、とこまでやれるか・・・
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ノンキー・プロジェクト(No.21)(2001-04-15)
★第2回めのレコーディング!
 いよいよノンキー・プロジェクトでの2回目のマルチレコーディングの日となりました。3曲を4日間でレコーディングする計画が立てられ、わたしはその最終日にみおりさん宅へうかがい、レコーディングすることになりました。昨年末に一度体験したマルチレコーディングですので、なんだか今回は「あんな風にやるんだ」ということが分かっているだけ、気が楽な感じでした。やっぱり何事も体験することって大切ですね。レコーディングもコンサートも体験して初めて分かることも多いし、まだまだ全然力不足ということも「実感」できるわけで、その場にまずは臨んでみることは重要なことと思いました。
 この日はとてもお天気が良くて暑いくらいでしたが、むすめ1と一緒に青葉台のみおりさん宅にお邪魔し、わたしのレコーディング中、むすめ1はお隣のリビングでまぁまぁ大人しくテレビを見たりしておりました。

 まずは「マージ」からでした。強め高めに吹いてしまっているというアルトをなんとかリラックスさせながら吹いて、そうなるとまたタンギングが「れろれろ」のいい加減になってきたりしましたが、四苦八苦しながらなんとか終わり、次は問題の「憧れ」です。
これはバスを吹くのですが、jazzyなノリがよくなくて、オモテだウラだがやっぱりわかっていないのです。わかる人には当然でしょ!という動きというか、うねりというかが、わたしの場合は逆になっているようなのです。それにタンギングの悪さもあって、(これは自分でわかってはいるのですが、だからといってすぐに改善できないのが悲しいところです。)なかなかうまく演奏できないのです。作曲者兼、編曲者兼、プレイヤー兼、レコーディングエンジニア兼、プロデューサー兼・・・・であるみおりさんにはいつもご迷惑ばかりかけてしまうわたしですが、なんだかあんまり必死になってしまうとその必死がリコーダーの音に出てしまって、よくなさそうな気がするので、頑張る気持は奥に秘めて、レコーディングを続けました。休憩も入れて4時間近くかかったでしょうか。なんとか2曲ともレコーディングが終わりました。正直ホッとしたのですが、課題がた〜くさんあるなぁということが感じたレコーディングでした。そしてみおりさん、本当にお疲れ様でした。いつもながら、ありがとうございました。
 「ノンキー組曲」のどの曲も大好きな曲ばかりですが、それをかっこよく演奏したい気持は山々なれど、体がついていかないというか、実力がなかなか伴わないというのでしょうか、やっぱり練習しかないのでしょうね。この場での取組みはわたしにとってはほんとうに修行になります。リコーダー歴3年を過ぎ、むずかしさを一層感じる今日この頃でありました。
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リコーダーアンサンブル「青い風」例会(No.19)  (2001-04-11)
★みんな、かなりお疲れ!?
 3月は家族の病気やわたしの腰痛やらですっかり練習をお休みしてしまっていた「青い風」ですが、久々に復活して例会に参加しました。
 この春には職場を異動された方達も多いようで、みなさん忙しい中でしたが、久しぶりに多くのメンバーがあつまりました。今回の参加メンバーは女性が7名(SUさん、Sさん、Wさん、SAさん、Aさん、Kさん、わたし)、男性が2名(H氏、SI氏)の9名。学校の先生や市の職員などの多いグループなので、年度末や年度初めはとても忙しい時期ですから、みなさん、かなりお疲れのご様子でした。でもこうやって集まってリコーダーを吹くのは、やはり楽しみなひとときなのです。
 始めにMozartの「Flute Quartette K-298」を練習しました。わたしは相変わらず、早いパッセージのあるテナーパートは練習不足でうまく吹けませんでしたが、同じくテナー担当のSAさんと2小節ずつ交替で吹くことにしたので、息はずいぶん楽になりました。練習あるのみなのですね。相棒のSAさんがパート譜にマーカーで色を塗って2小節ずつの交替がよくわかるように作ってくださったので、それを見ながら演奏すると間違いもなくてよかったです。
テンポをどのくらいにしたらよいかはむずかしいところですが、テナーがむずかしいからといって遅めのテンポで始めると、繰返しもあって、かなりたる〜くなってしまうので、もう少し早めに吹けるように練習しなくてはいけませんね。
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ノンキー・プロジェクト(No.20)(2001-04-07)
★レコーディング前の練習!
 ノンキー・プロジェクトでの2回目のマルチレコーディングの計画が立てられ、その前の最後の練習をすることになりました。今回のレコーディングは「マージ」「踊り」「憧れ」の3曲の予定です。この計画の前に、メンバーは曲とパートの希望を出しておき、これに沿って4日間のレコーディングスケジュールが組まれました。今回も昨年末にやったように、みおりさん宅の防音室での録音。そのレコーディングの直前の練習ですから、今回の練習はとても大事です。夕方6時から夜10時までの練習はいつものように青葉台フィリアホール練習室で行われ、今回はみおりさん、Kunny-Gさん、Yurieさん、Hopiさん、Iwaoさん、それにわたしが参加しました。
 「マージ」では出だしをもっと登場人物?(羊)のマージの感じを出してまじめなマージにしたいところをIwaoさんのお得意のブラバン風練習のご指導で何度も繰り返して練習してみました。そのおかげでぐんと良くなった「マージ」です。「あ、こんな風に吹けばいいんだな」というのが自分でもはっきりして、そしてみんなもはっきりとわかったようでした。練習も長く取組んでいることもあって、「マージ」の完成度もだいぶ高くなってきたかな?

 さて次は「憧れ」です。これはメンバーみなのお気に入りなのですが、jazzyなノリがむずかしい曲です。みおりさん(A)、Yurieさん(T)、Hopiさん(T)、わたし(B)、Iwaoさん(CB)で演奏するのですが、この曲をあまりjazzyでないメンバー(みおりさん以外)で演奏することになり、お気に入りであるということと、かっこよく演奏するということの間に隔たりがあって、気持ちが現実に裏切られるというということになってしまいます。
 わたしの担当するバスでは「」という感じで4ビートをきざもうと思っているのですが、オモテだウラだというのもなかなか体感できないので、こういうのはもうどれだけその種の音楽に親しんでいるか、どれだけ聴いているかが問われるのでしょう。
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「らいむぎ畑」ウィークエンドコンサート (2001-04-01)
★本番ってどうしてうまくいかないんでしょ・・・
 とうとう「らいむぎ畑」でのコンサートの日がやってきました。
世間はお花見で浮かれているこの季節のウィークエンドに、わたしはお花見どころではなく、なるべく花粉を吸わないようにと外にも出ず、リコーダーを練習しておりました。
 この時期は花粉症の症状が一番気になるころです。鼻がつまったり、鼻水が垂れたりしたらどうしよう・・・と心配でした。前日も練習に出かけた以外は外に出ませんでしたし、この日はお天気がよく暖かな日だったので、花粉がたくさん飛んでいるのは明らか! だから、お花見にも出かけずに家の中にこもっていたのです。

 夕方にはマスクにゴーグル姿で出かけ、くらばやし先生と兄弟子のT氏と「らいむぎ畑」に集合し、「らいむぎ畑」店主でリコーダー奏者の中川つよしさんにご挨拶し、コンサートの準備やリハーサルで時間はアッという間に過ぎました。リハーサルではそれほど緊張していたとは思わなかったのですが、くらばやし先生との二重奏ではいざ本番になると急に緊張して、指が動かなくなってしまいました。トリルが動いてない・・・指先が冷たい・・・集中がいまひとつ・・・練習ではほとんど間違えたことのないところを間違えてしまう・・・ああああぁぁぁ

 これって自分が「これが本番だ!」って思うからなんですよね。「ちょっといつもと場所はちがうけど、練習練習・・」って思えば普段くらいの演奏はできるはずなんですよね。本番ってどうしてうまくいかないのでしょう。謎です。「本番」って思わなきゃいいだけなのにね。でもこれが実力という、へたなアマチュアの悲しさでした。これも修行修行です。
20名くらいでいっぱいになるスペースで、10数人のお客様が聞いてくださいました。
 くらばやし先生のソロはやっぱり素敵で、「あ、この曲だった。この前、先生の演奏を聞いて涙が出てきたのは・・・」というのは先生のプログラムの冒頭の「亡き王女」でした。先生がヤーコブ・ヴァン・エイクの曲をソロで演奏なさる合間に、わたしのと二重奏、T氏との三重奏がはいるという構成でした。二重奏はまだまだうーんと改善の余地もありますし、あまりうまく演奏できたとはいえなかったのですが、自分としてはどちらかというと三重奏は落ち着いて演奏できたかな?と思いました。二重奏に関しては3つやったわけですが、二重奏でこれだけの量をやったのは、初めてで、やはりかなり緊張したし、疲れました。いえ、もちろんこれはとてもよい修行になったと思っていますが、まだまだ沢山練習をして力をつけないといけないなぁと思います。それにしても花粉症のひどいこの時期にでも演奏できたのはかなりラッキーだったと思います。
 演奏を聞いてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。わたしにとってリコーダー修行の1歩となったと思います。このような場を提供してくださった方々に感謝します。

プログラム

 ヤーコブ・ヴァン・エイク:亡き王女
 ニコラ・シェドヴィーユ:ソナタ
  1. (L' Italienne) Vivement
  2. (La Signora) Gracieusement
  3. (Les Syncopes) Legerement
  4. Loure
  5. Menuet italien
 ヤーコブ・ヴァン・エイク:緑のぼだい樹の下で
 ジャック・クリストフ・ノード:ソナタ第1番
  1. Largo
  2. Allegro
  3. Sarabande
  4. Allegro
 ヤーコブ・ヴァン・エイク:からいばり

〜〜〜休憩〜〜〜

 ギョーム・デュファイ:良い日、良い月
 フランチェスコ・ランディーニ:愛よこの少女は
 作者不詳:器楽モテット --- マリア賛歌
 ジョン・ダンスタブル:あがない主の御母
 ギョーム・デュファイ:もし私の顔が青いなら
 ヤーコブ・ヴァン・エイク:私たちのために御子がお生まれになりました
              マリア賛歌
 マシュー・ロック:組曲第2番
  1. Fantazie
  2. Fantazie
  3. Courant
  4. Fantazie
  5. Fantazie
  6. Sarabande
 ヤーコブ・ヴァン・エイク:涙のパヴァーヌ
 アンコールとして
 ギョーム・ド・マショー:わが終わりはわが始まり

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