| - ★さくらの季節がすぎて……
- 1999年度の始まり。3月、4月とこの春は子どもたちの卒園、卒業、入園、入学となかなか忙しかったのですが、その間もささやかですが、いろいろなお楽しみがありました。年々、そんな小さな楽しみがとても大切に思えてくる今日このごろ……
- わたし
- 3月はリコーダーの発表会というイベントがあり、月半ばまではその練習を頑張っていたわたしですが、発表会も終わり、また新たな気持ちでリコーダーに取り組めそうです。お昼休みには勤め先の学校のグラウンドでお花見。桜の花をながめながら、リコーダーの練習をするのは、いやー、いい気分です。
またこの時期にはいつもながらにグラウンド脇にに生えている土筆を摘むのが楽しみです。今年はむすめ1と一緒に土筆んぼを摘むことができました。むすめ1の目線が低いためか、けっこう良く見つけるのです。それも楽し気におしゃべりしながら摘むので、わたしもとっても楽しくなっちゃいました。
この土筆は袴をとって、卵とじや佃煮にするのが我が家流。家族みんなの大好物です。とってきた土筆の袴とりも、大変だけどまた楽しい。むすこと並んで袴とりをしながら、あれこれとおしゃべりするのが楽しいのです。普段そんなにおしゃべりしないむすこ1がその日に観たテレビのこと、学校の友達のことなど手を動かしながら話すので、結構おもしろいその内容に一緒に笑ったりしました。袴とりも1人でやんないで、2人でおしゃべりしながらやると楽しいし、はかどりますね。
でも、春先に土筆を摘んで料理して食べるという人は、東京にどのくらいいるんでしょう。「わたしも土筆摘みが好きです。こんなところで摘んで、こんな料理して食べてます。」という方がいらしたら、ぜひメールで知らせていただきたいです。福岡に住むわたしの母も今年も土筆摘みに出かけているのかなあ。
電話で近況を聞いたら、大分の湯布院に出かけた時、町を流れる川の土手でたくさんの土筆を摘んできたそうです。あの川は夏にはクレソンがいっぱいで、去年の夏に家族で旅行した折の、朝の散歩の時にクレソンを摘んで朝食のサラダにして食べたことでしたが、その川にたくさんの土筆が生えているのを思い浮かべるとなんとも嬉しくなってきます。
春先からいつものごとく、花粉症到来! でも今年は去年に引き続き、軽いみたいです。鼻水は止まるけど眠くなる、のどが乾くっていう鼻炎用の薬はかえってつらいので飲みたくないので、去年からは生薬配合内服薬の「タウロミン」というのをのんでいます。これは穏やかな効き目で眠くならずに良いのです。どこかのホームページですすめていた薬ですが、去年から飲みはじめ、花粉症仲間にも教えてあげると、いつも「いい薬だ」と言われます。あの、「マツモトキヨシ」でも売っているのをこの頃知りました。
で、あとは温食塩水の鼻洗い。塩を入れると不思議なことに、頭がツーんとくるような痛みがなく、くしゃみが激減します。まだ今年も、もうすこしは花粉症とおつきあいですね。
- オットさん(父さん)
- 我が家のiMacは導入後4ヶ月を経て快調に動いています。イラストというか、挿絵というかを描いているオットさんのお仕事にも役立てられるようになってきたみたいです。他には古い写真を傷の修正などして蘇らせてくれるのが、おもしろいです。わたしが2歳くらいの時に撮った写真で、傷や破れのあったものを補正・修正して、新しいプリントで見せてくれました。すごいな!と思います。パソコンておもしろいね。「キーボードからの入力もだいぶ早くなってきたよ。」とオットさんもいうように、習うより慣れろというところで、あれこれと試行錯誤しながら使っているうちにだんだん上手にできるようになっていくのは、パソコンにもあてはまりますね。スキャナ、プリンタに、タブレットを使って、オットさん頑張っています。
- むすこ1(12歳)
- この3月には小学校を卒業し、4月からはいよいよ中学生となりました。お勉強はもう一度小学生をやり直した方がいいんじゃないかな…、と端からは思えるむすこ1も身体は確実に大きく育ち、中学の黒い詰襟の制服を着ると、それなりに見えます。朝、夕にはできるだけラジオの「基礎英語1」を聞こうと決めて英語にも取り組みはじめました。今のラジオの「基礎英語」シリーズは発音するのに音楽をかけたりしてリズム感を掴ませることをやったりするので、大変楽しいのですね。それを聞いていたオットさんは「とーさんも中学の頃にこんなのを聞いていたら、もっと英語は楽しくてしゃべれるようになったはずだなー」を言っていました。いろんなことのスタートです。友達をたくさん作って、中学生活を充実させてほしいものです。
- むすこ2(10歳)
- このごろ、なにかとわたしと口論になることの多いむすこ2です。わたしと似た性格なのかもね。この4月からは小学5年生になって、高学年の仲間入りし、学校の中でもお世話する方にまわるようになっています。児童会の仕事に燃えているらしく、新聞の記事を書いたり、集会の司会の練習をしたりと家でもそんな仕事をしています。また「サッカーをしにイタリアに行きたい」という夢の実現のために、テレビの「イタリア語講座」をたまに聞いたりもしています。相変わらず、むすめ1に「ブンブ〜ン」と名前を呼ばれると、とたんに目尻が下がってデレデレしているおもしろい奴です。
- むすめ1(3歳6ヶ月)
- トイレットトレーニングはこの3月の卒園まぎわには何とかかたちになり、ぎりぎりセーフの感でした。ウンチの方もトイレでできるようになって、そのことに自信を持ったためか、他のことも落ち着いて取り組むことができるようになってきたみたい。わたしが日曜日につれて行くリコーダーアンサンブルの練習の間でも、以前よりもひとりで遊べるようになってきましたし、わたしと2人で出かける時もだいぶお姉ちゃんになって、電車にも静かに乗れるようになったり、ひとりでずいぶん歩けるようになってきました。この4月からは今までの0〜2歳児までの小規模保育園を一旦卒園して、近くの公立の大規模な保育園に通うことになりました。小さな家族的な保育園の卒園記念に、3年間の日々の連絡ノートをりっぱに製本していだだいたのは、ほんとに良い記念になります。これからは100人ものお友達のいる保育園に通うのですが、いままでとは違った大勢のお友達のなかでも元気に、そして「ナウシカ」みたいな気持ちの優しい女の子に育ってほしいものです。
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