ちかごろのこと…          1999-07-21 更新
 
★夏休みに突入!!!
前回近況報告を書いてからなんと3ヶ月もたってしまった。リコーダーにうつつをぬかしているあいだに月日は流れていたのね…。気がつけば、もう夏休み。子供達は小学校からも中学校からも成績表をもらって来て、なんとも気の重い夏休みのはじまりはじまり〜!

わたし
桜だ土筆だ竹の子だ青梅だといっているうちに7月も半ばを過ぎ、夏休みじゃあないですか!もうすぐ梅雨も明けそうです。
こんな時期、我が家の愛機iMacが「?」マークのまま立ち往生。
夜、仕事の最中だったオットさんにたたき起こされて、そのまま「もーっ!!」と言いながら徹夜の復旧作業。
「?」マークで立ち往生ってのは起動ディスクが見えていないのです。「……修復できません。Macintosh HDはマウントされませんでした。」のメッセージに、<マウントなし>の表示に「いいねっ。初期化するわよ! わたしはいいのよ。バックアップそれなりに取ってるから。どうするの? 初期化してみて再インストールするしかないからねっ。」とはイラストの仕事の現在進行形のもののバックアップを取っていなかったオットさんに言い放ったわたしのせりふです。
オットさんたら可哀想に、この1〜2週間の作業がパァになったばかりか、「バックアップっていうのはね。……」な〜んてわたしに説教されるし、「パソコンてのはこわれるって言ったでしょ!」という言葉で、他に選択肢はないのに決断を迫られて、とほほ、可哀想に…。(これは後から思うことで、その事故発生時はわたし、「自業自得よ!」とつれない言葉をなげかけておりました。ハイ。少し反省してます。)
この「?」マーク立ち往生事件は朝日新聞のホームページにある、「野田まゆのメリハリ電脳生活」にごく最近書かれていた光景とそっくりなのです。それを読んだ時に「我が家にも降ってくるかもしれない!」と強く思ったもので、「バックアップ、バックアップ!」と我が家でも叫んだばっかりだったのです。「ほらね。やっぱりでしょ。」こういう時、あわてず騒がず、涼し気に恐いものなしってな顔をして復旧作業に当たりたいのよね。朝までにハードディスクを初期化してプレインストールされてたOSプラスその他のアプリケーションを入れて、周辺機器のドライバ入れて使えるようにして、ついでに自分のホームページとメールとちょっとした画像ファイルはMOにバックアップとってたのでリストアして、インターネット関連のソフトのインストールと設定のし直しなどなど、必死の復旧作業で使えるようになりました。あとはオットさんにバトンタッチ。わたしは興奮もさめやらぬまま、元気に出勤しました。
 でもこんな徹夜の復旧作業なんて、愛機iMacを家族で共有しているからこそ、わたしも頑張ってやったんで、人それぞれがパーソナルなコンピュータを使っていたのだったら、「壊した人、壊れた人せいぜいがんばって…。」ていうんじゃないかな。こんな痛い目にあって、バックアップの大切さも、ものが壊れることの無常さもわかるってもんじゃないかしら。
いつも楽しいiMac生活ですが、ただ楽しい楽しいばかりじゃない、奥深い愉しみを味わうことのできる可愛い奴です。壊れた原因はきっと使い過ぎだと思います。我が家の人気者を酷使しすぎておりました。iMacちゃんにも少し夏休みをあげなくっちゃね。 この夏は、またまたプレステ版DDRでダンスに励み、ギャラリーを集めてアーケード版でプレイできるくらいになれるようにがんばろっかな?

オットさん(父さん)
今年はむすこ2の通う小学校のPTAの地区委員というのを引き受けているオットさんです。午前10時からの委員会なんていうのは働くおかーちゃんにはなかなかムズイ!でも何かやんなくちゃいけない。う〜ん、おとーちゃんやって!わたしは保育園のほうの役員やるから。ということになって、ふつーはおかーちゃん達がやるPTAの委員にオットさんも混じってやっています。自宅で仕事をしているからこそできる技ですね。
委員会にはちゃんと出ているみたいですが、回覧する印刷物をつくったりするのはわたしがワープロ打ちしたりして協力体制を組んでいます。オットさんは当然、近所のおかーちゃんたちと話す機会も多く、むすこ2のサッカークラブの電話連絡のついでにあれこれと長話したりすることもあって、かなりおかーちゃん慣れしています。うちのこと、子育てのこと、学校のことなどマルチでやっているオットさんあってこその我が家です。いやー、もっと大切にしないといけないなぁ。
さて、我が家のiMacはもうオットさんの仕事にもなくてはならない存在になっています。それが壊れた日には、どうしようどうしようでした。が、あれから5日たった今日現在、無事復旧して前よりもより一層質の高いイラストができたようです。
オットさん:「ん〜ん。いいぞお。」
  わたし:「うん、そうだねぇ。」
      「ここんとこの、影がなんともいいよね。」
オットさん:「この本、買いたくなる?」
  わたし:「いいんじゃない。趣きがあって、でもシンプルで、でもって……」
半年前にはマウス操作はできても、他のことは素人同然だったオットさんですが、「CD−ROMからの起動はCキーを押しながら……なんだよね。」なーんて言うので、「ユーザーズガイド、読んだわね。おぬしなかなかやるな。」と内心思っているわたしです。
メモリを設定したり、あれこれと周辺機器を繋いで使えるようにしたり、PhotoshopやIllustrator使ったりしているのは、ほんとに良く成長したねぇと感心します。そして使いたいという熱意を受けとめて動いてくれるMacには感謝したい気持ちでいっぱいです。「もう1台必要だな。」なんてつぶやいていたオットさんだけれど、一緒に使っていたから、徹夜の復旧作業もやったのよ。でももう1台というのにも、「そうかなぁ」と思うこともあって、この先どんな展開になるのやら、オットさんのパソコン生活!!!

むすこ1(12歳)
中学に入ってから、やっぱりそうかもしれない。と思うのがむすこ1のこと。このごろ話題になったりしている「学習障害」(LD)についてです。
読み書きの遅いこと、集中して取り組めないこと、周囲の状況が見えないことなど身体の成長はともかく、学習面での成長が決して年相応でないのが、単なる「怠け」ではなく、「学習障害」に当たるのではないかと思うこのごろです。
中学にはいってから「あっ!」と思ったのですが、それまで小学校の時、先生に注意されたりしたことが「学習障害」にあたることだったのではないかと思い返されます。小学校の時、先生に「能力がある」とか「ない」とかのことを聞いたら、「能力は高い」と言われ、「気分が乗らないとやらない」ということを答えとしていただいたことが何度もありました。「能力」というのは「知能」のことではあっても、読んだり書いたりする能力がかなり低く、そういう読み書きをを基礎として行っていく学習なので、いわゆる主要教科の学習がなされない、とか非常に時間がかかるとかいうことになるのかなぁと振り返ったりしています。音楽や家庭科、美術、体育などは根気強く練習なんていうのは苦手で嫌いなのだと思いますが、好きだし、上手にやれるほうだと思います。意味や感覚、感性の部分では言葉や口には出さないけれども、よく理解していることも多いのですが、文字からの情報は受けるのも発信するのも下手ですし、人によくわかるように言葉で説明したりするのはうまくできません。
今はまだ診断をうけたわけではないので、はっきりしてはいないのですが、少し情報を集めた段階では、そうではないかと思えるのです。読み書き算が全くできないというような大きな障害ではないと思われますが、学習面での基礎となる読み書きの課題として、とにかく読み書きが遅い!集中して短時間で出来ない!というのがあります。
「怠け」や「いい加減さ」とばかり思っていた学習態度も「障害」として出来ないということもあるかもしれないと、これも親バカなのかもしれませんが、思いはじめました。相当叱ったり、手をあげたりということもしたわけですが、彼の人生、もっと実りある時間を過ごせるようにならないものかと、この夏休みを迎えて改めて思っています。
むすこ1はリコーダーは吹くのは上手ではないけれど、聞くのは好きみたいですし、一緒にリコーダーのコンサートに行くのは、わたしとむすこ1の楽しい時間でもあります。7月はじめのアムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテットのコンサートはあの美しい響きを一緒に聞けばよかったなぁ、とほんとに悔やまれます。きっと何かを感じ取ってくれただろうなと思うのですが……。

むすこ2(11歳)
5年生になって、将来のことを考えたり、サッカーのプレイのことを考えたり、友達とのつきあいを考えたりと随分、あれこれと考えているふうなむすこ2です。クラス替えがあってから友達づきあいも変わったり、将来のことを考えたりするようになったので、いろいろと悩みも多いようですが、それをときどき言葉で説明するようになってきました。言葉にすること自体は考えをまとめることに大変役立つことだと思いますが、なんだか、「自分の人生、大事にしろよな!」ということを言いたくなってしまいます。サッカー選手になるにはどうしたらよいか、なんてことを、習っているピアノの先生に身の上相談したりもしているようです。しっかりしているようで、案外まだ子どもなんだなぁというところでしょうか。
休みの土曜日にはひとりで張り切って朝食用に「フレンチトースト」を上手にたくさんつくってくれたりするのは、とっても感謝!です。相変わらず、むすめ1にちょっかい出して「やめてってば!」といわれていますが、時にはわたしと一緒に保育園に迎えにいって、たのもしいおにいちゃん卒園生として保育園のこどもたちに慕われ、「だっこして〜」のリクエストに答えながらも、後で隅っこに隠れて照れていたりします。先日の保育園の夕涼み会ではわたしが店番をしている間、むすめ1をつれて遊ばせてくれ、よく面倒をみていました。そんなおにいちゃんも、耳かきしてほしい時だけは、わたしに「おかーさ〜ん、お耳かいかいして〜」って昔ながらにいうんですよ。

むすめ1(3歳9ヶ月)
この4月からは近くの公立の大規模な保育園に通うことになったむすめ1です。2人のお兄ちゃん達も卒園した保育園ですが、保母さんたちはほとんど入れ代わってしまっていました。母親似の気分屋で、保育園では気ままな行動が目につき、前に通っていた少人数の保育園とは違って、クラスの人数も増えたところなので、先生から集団生活のリズムに乗らずに気ままにしているので、叱ることが多くてどうしたものかと悩んでいると話されていました。でも入園から数カ月を経て、集団の生活にも慣れ、やり方も分かってきたみたいで、ホッと安心しているところです。
また7月からは日曜日の朝、近くのスイミングスクールに通うようになり、水に顔をつけるのも、潜るのも赤ちゃんの頃からのお兄ちゃん達のお風呂での訓練が功を奏したのか、全然平気です。にこにこ笑顔でほんとーに楽しそうです。
それに母と一緒にリコーダーの練習にはあちこち行けるようになってきました。母が練習中はほんとに大人しく遊んでいられるようになりましたし、日曜日の午後は特にスイミングの疲れでお昼寝してくれるので、ちょうど教室や音楽室のカーペットの上でころりんちょ。プールでは水中で眼をあけることを課題にして、楽しくバシャバシャやりましょ。

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