| - ★夏の想い出…
- 子供たちの夏休みが終わって2学期も始まりました。秋には運動会や文化祭などスポーツに芸術に頑張るときですね。でもまずは夏休みの想い出を振り返る今日このごろ……
- わたし
- この夏の間には趣味のリコーダーに関してはいろいろと楽しいイベントがありました。まず8月早々に新しいソプラノリコーダーを手に入れ、市販のブリーフケースを改良してリコーダーケースを作り、8月の半ばくらいにはインターネットでお知り合いになったリコーダー仲間との楽しいOFF会をして、お盆すぎにはオットさんの実家の秋田への旅にリコーダーを持って出かけ、小岩井農場や田沢湖畔など東北の澄んだ空気の中でリコーダーを吹いてきたりしました。東北へは家族揃って1週間ほど出かけたので、小岩井農場に行ったり、八幡平方面へ出かけたり、また日本一とも言われる玉川温泉につかってきたりしました。玉川温泉は98度Cでph1.2という強酸性の湯が豊富に湧いているところでボコボコと熱湯の湧き出る様は一見の価値がありましたし、その温泉は身体に良いのか毒なのかの境目をうろうろするようなお湯で、他の温泉にはない雰囲気を漂わせていて感動の体験でした。その他の温泉にも5回も入ってきたのですが、我が家は子どもたちもみんな割合温泉好きなのでいろいろな質の温泉につかり、それも東北での楽しいことの1つでした。東京近辺で日帰り温泉なんてところの入湯料の約半額くらいであちこちに町営、村営などの温泉施設があってのんびりできるのが、とてもうれしかったです。わたしはそこでマッサージ椅子に座ってマッサージしてもらうのが好きで、1回100円で15分くらいのを2回やるのが決まりのようになってしまい、あちこちでマッサージしてきました。「あいや〜、ぇがったぁ〜!!」と訛りももらって帰ってきました。「わらび座」の里、「たざわこ芸術村」へ行ったときはそこで作っているオカリナをお土産に買ってきました。買ってきたオカリナは今練習中です。この夏は楽しい東北の旅を楽しむことができました。夏の映画は「スターウォーズ エピソード1」と「アイズワイドシャット」の2本だけ。今年はちょっと少なかったなぁ。
- オットさん(父さん)
- パソコンを使って仕事をするようになってからなのかどうかわかりませんが、絵描きとしては大切な「目」がとても悪くなっているようです。ちゃんと合った眼鏡も必要だし、検眼にもいかなくちゃぁね。時代小説の本の装丁やカバーの仕事はとても楽しみなようですが、いろいろな試作をしてはどっちがいいかなぁ、と悩んでもいました。イラストの仕事をするにはiMacではちょっと疲れるかもしれませんね。新しいPhotoshop マシンだというG4とまではいかなくてもG3くらいのマシンともっと大きくてきれいなディスプレイが必要みたい。やっぱりグラフィックなどを仕事としてやるにはかなり賢くて大きな脳みそをもったマシンが必要なんですね。
むすこ1の夏休みの宿題に職業インタビューというのがあって、むすこ1からいろいろ質問されるのに答えていたのを、聞くともなく聞いていたら、「…好きなことを職業に出来る楽しさ…」ということが聞こえてきました。絵を描くことが好きで、小さい頃から「絵描き」以外に職業を迷ったことのないという幸せについて考えてみると、こういう人は今どき珍しい人種ではないかと思います。好きなことをやる、それ以外はやらない、ということについては、自分で覚悟したことなら人に迷惑をかけようが、何しようが…というくらいの気持ちでやっていくってことはやっぱりなかなかふつーの人にはできないことかもしれません。その創作の喜びと苦しみとを丸ごと生きていくのが「絵描き」であるということを、むすこ1はどのくらい理解できたでしょうか。
- むすこ1(12歳)
- わたしとむすこ1とはゲーム関係の遊びの趣味が割と似ているみたいです。DDRこと「ダンスダンスレボリューション」にしてもボウリングにしても、それから今度新しく2人でハマッているビリヤードにしても面白いと思うところが似ているようです。ほんとは実際にキューを持って球突きしたいのだけれど、ルールも突き方も知らないので教えてもらえるのならばやりたいとわたしも前々から思っていました。それでプレステでビリヤードのゲームの廉価版のがあったので、迷わずそれを買ってむすこ1と試してみたのです。こういう自分で納得してから球を突くというようなテンポや間が2人でやると楽しくて、お互いに少しずつゲームの世界では上達してきています。いつか2人で本物の球突きに行こうね。と話しているところです。
- むすこ2(11歳)
- 夏休み中はサッカークラブの合宿や東北のおばあちゃんのところに行ったのが楽しかったという作文を書いていたむすこ2です。少し前はむすめ1にしつこくし過ぎて嫌われていたむすこ2ですが、この頃はむすめ1のお気に入りに昇格しているようです。むすめ1がだだをこねたりした時でも、切れて怒ったりせずに辛抱強くなだめたりすかしたりして機嫌を直させ、またニコニコさせてくれる特技を身につけたようなのです。ちょっと前にはむすこ1の得意技だったと思いますが、そのお株を奪ってしまったみたい。「お願い致します。○○さま、さま、さま。」とむすめ1に「○○さま、さま、さま」と自分の呼び名に様を3つもつけて言わせるのを仕込んだり、何かと面倒をみることも多かったので自然に2人で仲良くなってきたのでしょう。むすめ1に愛されているのが、うれしくて得意でしようがないらしく、目尻を下げてデヘヘヘ…しているのが素直でかわいい奴です。
- むすめ1(3歳10ヶ月)
- 秋田のおばあちゃんにとてもなついて、楽しい秋田行きでした。温泉も気持ちよかったし、いとこのお姉ちゃんたちにも遊んでもらえたし、小岩井農場では牛の乳搾りもみられたし、田沢湖ではボートに乗ってたくさんのお魚も見たし、近くのプールではプールに滑り降りるスベリ台も元気いっぱい滑ってバシャーンと楽しかったし、といろいろな体験をしてきました。むすこたちが小さい時は温泉などはわたしと一緒の女湯に入っていたのも今は昔。むすめ1が生まれていなければ、今頃はわたしはひとりで女湯に入っているところでしたので、あれこれとおしゃべりしながらむすめ1と一緒に女湯に入れるのは幸せなことです。
むすこたちもだんだん年頃になってきていますが、小さなむすめ1がいるおかげで我が家の緩衝地帯の役割を果たしてくれている気がします。つい先日もわたしが怒って、「出ていきなさい!」と言ったのを受けて、家を出ていったむすこ2のことを心配して、「どこに行っちゃったんだろう。可哀想なおにいちゃん。帰ってくるかなぁ。おにいちゃん、可哀想……。」としきりに言っていたむすめ1。むすこ1が近所の公園のベンチ(こんな時の定番の場所なのです。)にいるむすこ2を探してつれてきたのを見て、むすめ1がホッとしていたのが、なんとも人間らしくなったなぁと思ったものでした。
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